ゴールデン・アロー賞「グラフ賞」の歴代アイドル・女優・グラビアアイドル(1967年から1989年)
2020年2月28日 更新

ゴールデン・アロー賞「グラフ賞」の歴代アイドル・女優・グラビアアイドル(1967年から1989年)

社団法人日本雑誌協会雑誌芸能記者クラブ主催の「ゴールデン・アロー賞」には、日本雑誌写真記者会が選考する「グラフ賞」という賞があり、その年度で最も雑誌のグラビアを飾り話題を提供した被写体が受賞者に選出されます。「グラフ賞」の歴代フォトジェニック・グラビアアイドルたちは、当時のグラビアを賑わせた人気アイドル・女優・グラビアアイドルの歴史(40年)そのものです。まずは、1967年から1989年までの前半のまとめです。1990年から2007年の後半に続きます。

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ゴールデン・アロー賞「グラフ賞」の歴代アイドル・女優・グラビアアイドル(1967年から1989年)【前半】

1967年度(第5回):西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子(レ・ガールズ)
1968年度(第6回):丸山明宏(美輪明宏)
1969年度(第7回):浅丘ルリ子

1970年度(第8回):辺見マリ
1971年度(第9回):池玲子
1972年度(第10回):山本リンダ
1973年度(第11回):由美かおる
1974年度(第12回):西城秀樹
1975年度(第13回):岡田奈々
1976年度(第14回):松本ちえこ
1977年度(第15回):夏目雅子
1978年度(第16回):ピンク・レディー
1979年度(第17回):榊原郁恵

1980年度(第18回):河合奈保子
1981年度(第19回):柏原よしえ
1982年度(第20回):美保純
1983年度(第21回):田原俊彦
1984年度(第22回):小泉今日子
1985年度(第23回):沢口靖子
1986年度(第24回):本田美奈子
1987年度(第25回):南野陽子
1988年度(第26回):浅香唯
1989年度(第27回):井森美幸
グラフ賞は、その年度で最も雑誌のグラビアを飾り話題を提供した被写体(主に女性タレント)が受賞者に選出される。

第36回(1998年度)以降の同賞受賞者は翌年度の日本雑誌協会キャンペーンキャラクターとして、夏の「雑誌愛読月間」の書店用販促物や雑誌広告、鉄道車両中吊り広告、図書カードのモデルに起用される。

若い女性が選ばれることが多いが、大成できずに消えてしまった受賞者は意外と少ない。

初期の受賞者には男性アイドルやポルノ女優もいたが、第36回の優香以降はグラビアアイドルの受賞が定着した。

グラドル路線に移行してから目立つ傾向だが、同性の視線を意識してか、比較的細身で均整の取れたプロポーションの持ち主が選ばれやすく、男性的な嗜好にある巨乳を特徴としたタレントは選ばれにくい(グラドル路線移行後に受賞した巨乳アイドルは優香、井上和香、ほしのあき程度。また「巨乳王国」の異名を取ったイエローキャブ系列事務所所属で受賞したのは雛形あきこのみ)。

身長150cm台の小柄な女性受賞者はあまり多くない(グラドル路線移行後では優香、岩佐真悠子程度。岩佐より後の受賞者は2013年現在、全て身長160cm以上)。

アグネス・ラム、リア・ディゾンなど、来日外国人の同賞受賞はなかった(選考の対象外であった可能性も)。

1967年度(第5回)から1969年度(第7回)のゴールデン・アロー賞「グラフ賞」受賞者

1967年度(第5回):西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子(レ・ガールズ)

西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子...

西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子(レ・ガールズ)

レ・ガールズ(Le Girls)とは1960年代に結成された日本のアイドルダンスグループである。

1967年結成。西野バレエ団の中でも特にエース格であった金井克子、原田糸子、由美かおる、奈美悦子、江美早苗で構成されたダンスグループであり、本格的なダンスや歌、アイドル性を持ち合わせ、特に当時の若者に熱狂的な支持を受けていた。

同名の番組も制作された。2006年には再結成(1988年に他界した江美を除く)され、「NHK紅白歌合戦」にもゲスト出演した。

1990年代後半以降にグラビアアイドルの登竜門的な賞として知られたゴールデン・アロー賞「グラフ賞」の栄えある初代受賞者(1967年度)であるが、名義は「レ・ガールズ」ではなく、「西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子」となっている。
(出典:Wikipedia「レ・ガールズ」)
ゴールデン・アロー賞「グラフ賞」の栄えある初代受賞者(...

ゴールデン・アロー賞「グラフ賞」の栄えある初代受賞者(1967年度)の西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子(レ・ガールズ)

西野バレエ団

1953年に結成。大阪・帝塚山に活動拠点を置いた。1954年西野バレエ団旗揚げ公演にて『ジゼル』(全曲)『若者と死』、『胡桃割り人形』を上演。

当初はその名が示すとおりバレエダンサーの育成が中心だったが、1960年代以後のテレビブームが引き金となってテレビ番組に進出、これを機に活動の場を東京へ移した。こうして金井克子、岸ユキ、原田糸子、由美かおる、奈美悦子、江美早苗、志麻ゆき(後の四角佳子)、麻田ルミ、といった人気歌手(女優)を輩出した。

中でも、金井、原田、由美、奈美、江美は、バレエ団内のユニット「レ・ガールズ」として活躍している。
(出典:Wikipedia「西野皓三」)
西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子...

西野バレエ団の金井克子、由美かおる、原田糸子、奈美悦子(レ・ガールズ)

1968年度(第6回):丸山明宏(美輪明宏)

黒蜥蜴(1968年松竹 深作欣二監督)黒蜥蜴(緑川夫人...

黒蜥蜴(1968年松竹 深作欣二監督)黒蜥蜴(緑川夫人)役:丸山明宏(美輪明宏)

美輪 明宏(みわ あきひろ、1935年5月15日 - )は、日本のシンガーソングライター、俳優、演出家、タレント。長崎県長崎市出身。本名:丸山 明宏、幼名 臣吾(しんご)。海星中学を経て国立音楽大学附属高校中退。愛称はマルさん、美輪さん。自らの個人事務所である、オフィスミワに所属して活動を行っている。
1971年までは本名の丸山 明宏名義で活動していた。兄と姉と弟のいる五人兄弟の次男。

1967年に、寺山修司の演劇実験室・劇団天井桟敷旗揚げ公演で、寺山が美輪のために書き下ろした『青森県のせむし男』や『毛皮のマリー』に主演。

1968年、自伝『紫の履歴書』を発表。(初版は大光社より)
江戸川乱歩原作、三島由紀夫脚本の舞台『黒蜥蜴』以降も『椿姫』、『マタ・ハリ』、ジャン・コクトー原作『双頭の鷲』といった舞台や『黒薔薇の館』、『雪之丞変化』等の映画・テレビドラマでの主演を続ける。

また、1970年からは、TBSラジオ「ラジオ身の上相談」を担当し、芸能人が担当する人生相談としては、異例の25年という長期に渡り続いた。
(出典:Wikipedia「美輪明宏」)
黒蜥蜴(1968年松竹 深作欣二監督)黒蜥蜴(緑川夫人...

黒蜥蜴(1968年松竹 深作欣二監督)黒蜥蜴(緑川夫人)役:丸山明宏(美輪明宏)

『黒蜥蜴』(くろとかげ)は、江戸川乱歩の長編探偵小説。および、作中に登場する女性盗賊の俗称。小説は1934年(昭和9年)、月刊誌『日の出』1月号から12月号に連載された。宝石等「美しいもの」を狙う美貌の女賊・黒蜥蜴と名探偵・明智小五郎が対決するトリッキイでアクロバティックな冒険物語である。

映画『黒蜥蜴』1968年(昭和43年)8月14日封切。1時間26分、カラー作品。

黒蜥蜴(緑川夫人):丸山明宏(現:美輪明宏)

前歴、本名その他一切不明の美貌の女盗賊。左の腕に黒いトカゲの刺青があり、「黒蜥蜴」と通称されている。夜の東京の暗黒街の華であり、10年にわたって「美しいもの」、特に宝石を蒐集してきた盗賊団のボスである。

部下が考案した人間剥製化による、さまざまな人種の若い男女の剥製試作品を「美しいもの」のコレクションに加えている。変装の名人で、大胆不敵かつ手段を選ばず、一度狙いを定めた獲物は逃がさない。自家用船を持ち、東京湾埋め立て地の廃倉庫の地下に収集美術品の展示館を兼ねたアジトを構えている。
(出典:Wikipedia「黒蜥蜴」)

1969年度(第7回):浅丘ルリ子

1969年度(第7回):浅丘ルリ子

1969年度(第7回):浅丘ルリ子

浅丘 ルリ子(あさおか ルリこ、1940年7月2日 - )は、日本の女優。本名、浅井 信子(あさい のぶこ)。愛称はルリルリ。
身長156cm、体重35kg。サイズ B79/W53/H75 血液型はA型。前夫は石坂浩二。

1956年2月、映画「愛情」の軽井沢ロケでキッスシーンがあることを知らされ、公私共に初めてであることから大変動揺する、だが父より「どんな役でも立派にやり遂げなければ一人前の女優になれない!」と諭され奮起する。1961年8月に小林旭と別れ、この頃より生活が荒むものの石原裕次郎に励まされ持ち前の根性で再起する。また1964年には「夕陽の丘」でレコードデビューした。日活の看板女優として数多くの映画に出演し、人気を博した。現在までの映画出演本数は150本以上。

日本映画全盛期に一世を風靡した日活アクション映画における代表的なヒロインであり、小林旭の『渡り鳥』『流れ者』『銀座旋風児』の三大アクション・シリーズや 石原裕次郎のムード・アクション・シリーズ(『赤いハンカチ』(1964年)、『夕陽の丘』(1964年)、『夜霧よ今夜も有難う』(1967年)等)など多数の作品でヒロイン役を演じた。

蔵原惟繕監督の『銀座の恋の物語』(1962年)や、『憎いあンちくしょう』(1962年)、『何か面白いことないか』(1963年)、『夜明けのうた』(1965年)の典子三部作により男性スターの彩り的存在から脱皮、100本出演記念映画となった蔵原惟繕監督の『執炎』では、愛する夫を戦争に奪われた女性の姿を演じ、同じ蔵原監督の映画『愛の渇き』(1967年)でも熱演を魅せた。

1966年には日活との専属契約を解消し、石原プロへ入社。1972年、石原プロが劇場用映画製作から撤退したことにより石原プロ退社。また、映画の主題歌などを中心に歌手としても多くの曲を発表、1969年のシングル『愛の化石』はヒットした。
(出典:Wikipedia「浅丘ルリ子」)
浅丘ルリ子の楽曲「愛の化石」(1969年8月5日)(オ...

浅丘ルリ子の楽曲「愛の化石」(1969年8月5日)(オリコンチャート最高位2位)

浅丘ルリ子の主演映画「私が棄てた女」(1969年) -...

浅丘ルリ子の主演映画「私が棄てた女」(1969年) - 三浦マリ子 役

1970年度(第8回)から1979年度(第17回)のゴールデン・アロー賞「グラフ賞」受賞者

1970年度(第8回):辺見マリ

1970年度(第8回):辺見マリ

1970年度(第8回):辺見マリ

辺見 マリ(へんみ まり、本名:逸見 万里(読み同じ)、1950年10月5日 - )は、日本の歌手・タレント・女優。血液型B型、身長162cm。
辺見プロモーション所属。
神奈川県逗子市生まれの京都府京都市育ち。父親がスペイン系アメリカ人(陸軍将校)で母親が日本人のハーフ。

西郷輝彦は元夫で、西郷の籍へ入ったため婚姻期間中の戸籍上の姓は西郷の本名である今川(いまがわ)であった。
ミュージシャンの辺見鑑孝(へんみのりたか)は長男。タレント・女優の辺見えみりは長女。長女の夫は俳優・声優の松田賢二。最終学歴は平安女学院高等学校卒業。

1969年11月に「ダニエル・モナムール」でデビュー。翌1970年、20歳の時に発売したセカンドシングル『経験』の「やめてぇ」と溜息混じりの歌い方が話題になり、大ヒット。以降、同年に「私生活」、翌1971年に「めまい」等をリリースし、セクシー歌謡の歌手として活躍。『私生活』で第21回NHK紅白歌合戦に初出場。

ところが、人気絶頂時の1972年に同じく人気歌手の西郷輝彦と結婚し引退。二児を出産する。
1981年に離婚して芸能界に復帰した。その後、38歳の頃から金銭トラブルに見舞われ、それによる騒動や熟女ヌード写真集の発売などでワイドショーの話題になる。尚、この時の金銭トラブルは「拝み屋」が原因だったことを『Dのゲキジョー 〜運命のジャッジ〜』(フジテレビ系)出演時に告白している。また、「拝み屋」にはまっていたことで、娘のえみりと絶縁状態になっていた時期がある。(現在は和解している)
(出典:Wikipedia「辺見マリ」)
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ガンモ | 21,075 view

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