マリリン・モンローの最大の魅力は、そのセクシーさでは決して無い。子供じみた可愛らしさ、悪く言えばノータリン、良く言えば、脳の一部が少女のまま成長してしまった女の天真爛漫さを堂々と演じ通すところにある。
たとえダンスがプロっぽくなくても、そのぎこちなさが逆に愛らしく狂おしい。意図的でやり過ぎな流し目を飛ばしながら動き回るだけで充分なのである。それだけで彼女の魅惑的パフュームが、画面を越えて溢れ来る。
魔術的なまでのまぶた使いや、もったいぶった口の動かし方、瞳孔を開きっ放しにした表情作りも、匠的な技では決してないものの、彼女がするからこそその魅力は拡大拡張する。
そこまで見え見えの大袈裟な誘惑顔をしなくても、という演技でも、全く嫌味を感じさせない、そこにマリリン・モンローの特異さがある。
たとえダンスがプロっぽくなくても、そのぎこちなさが逆に愛らしく狂おしい。意図的でやり過ぎな流し目を飛ばしながら動き回るだけで充分なのである。それだけで彼女の魅惑的パフュームが、画面を越えて溢れ来る。
魔術的なまでのまぶた使いや、もったいぶった口の動かし方、瞳孔を開きっ放しにした表情作りも、匠的な技では決してないものの、彼女がするからこそその魅力は拡大拡張する。
そこまで見え見えの大袈裟な誘惑顔をしなくても、という演技でも、全く嫌味を感じさせない、そこにマリリン・モンローの特異さがある。
百万長者と結婚する方法 (字幕版)
人生は金こそ全てと、最高級アパートに引っ越して金持ち男を見つけようとする3人のモデルたちを主人公に、恋の駆け引きが大画面いっぱいに展開される。一応、主役格はローレン・バコールだが、何と行ってもド近眼でコメディエンヌぶりを発揮するマリリン・モンローがいい。映画ももちろん面白いが、彼女の魅力で救われている部分も少なくはない。
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ローレン・バコール,ベティ・グレイブル,マリリン・モンローのスター三人が出ていて、軽いのりのコメディで、まずまず楽しめる映画だ。
まず、マリリンが殆ど眼鏡なしでは何も見えない設定が面白いし、ベティを見たのはミュージカルが殆どだが、懐かしい女優の一人だ。役者としては、やはりローレンが一枚上手で、ウィリアム・パウエルに言い寄る時「年上が好きで、例えば’アフリカの女王’のハンフリー・ボガートのような」という台詞が面白い。当時、彼女は25才年上のボギーの奥さんだったのだ。
まず、マリリンが殆ど眼鏡なしでは何も見えない設定が面白いし、ベティを見たのはミュージカルが殆どだが、懐かしい女優の一人だ。役者としては、やはりローレンが一枚上手で、ウィリアム・パウエルに言い寄る時「年上が好きで、例えば’アフリカの女王’のハンフリー・ボガートのような」という台詞が面白い。当時、彼女は25才年上のボギーの奥さんだったのだ。
Marilyn Monroe - River of No Return (帰らざる河 / マリリン・モンロー)
マリリン・モンロー主演の西部劇。アメリカの北西部にゴールド・ラッシュが起こり、あちこちにテント村ができた頃、そうした新開地の一つにマット・コールダーが今年9才になる息子マークの行方をたずねてやって来る・・・。この作品でマリリンは、妖艶な酒場女と、ジーンズ・スタイルの気丈な女を巧みに演じ分けているが、彼女がこうした西部劇に出演するのは本作を含め数少ない。この映画で唄っている同名の主題歌“帰らざる河”は余りにも有名。
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酒場でギタ-をかき鳴らしながら歌うモンロ-は実に妖艶である。そのモンロ-が一転してジ-ンズを穿き洗いざらしのシャツを着て筏で激流に挑まざるを得なくなる。同行のミッチャムに協力してその息子と共に筏の舵を操作して激流の飛沫を浴びている内に、酒場女としての脂粉が洗い流され素のオンナに戻ってゆき、自然の光を浴びても色あせぬ素肌の魅力を獲得するに到る。眠たげな目のミッチャムはあくまでも男らしく息子(トミ-・レティッグ)は健気で、この二人に家族として迎えられたモンロ-は、もう必要としなくなった赤いハイヒ-ルを捨て二人と肩を並べて馬車でホ-ムへ向かうのだった。マリリン・モンロー渾身の作品。
マリリン・モンロー 「七年目の浮気」より地下鉄シーン
これはあまりに有名になったシーンです。
雑誌社に勤めるリチャードの妻子が、バカンスで家を空けることになった。折り良く、同じアパートの階上に素敵な美人がやってくる。仕事柄、空想癖のある彼は、早速、彼女との浮気を考え始めるが・・・。恐妻家の中年男が、結婚七年目の浮気心を抱いたことから巻きおこる騒動を描いたコメディ。
雑誌社に勤めるリチャードの妻子が、バカンスで家を空けることになった。折り良く、同じアパートの階上に素敵な美人がやってくる。仕事柄、空想癖のある彼は、早速、彼女との浮気を考え始めるが・・・。恐妻家の中年男が、結婚七年目の浮気心を抱いたことから巻きおこる騒動を描いたコメディ。
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七年目の浮気(特別編) [DVD]
世の男の理想の浮気相手を演じるのは絶頂期のマリリンモンロー。まさに完璧。
はちきれそうな魅力、それは可愛さや美しさという言葉では表しきれない魅力なのである。
とにかく、純真さと鈍感さとノータリンさと、まぶしいまでの可愛らしさとのバランスが、絶妙なのだ。
ビリーワイルダーって、美女の魅力を引き出す職人だね。
はちきれそうな魅力、それは可愛さや美しさという言葉では表しきれない魅力なのである。
とにかく、純真さと鈍感さとノータリンさと、まぶしいまでの可愛らしさとのバランスが、絶妙なのだ。
ビリーワイルダーって、美女の魅力を引き出す職人だね。
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マリリン・モンローと2番目の夫ジョー・ディマジオ(右)(1954年)
私生活では、1954年1月14日、かつてメジャーリーグベースボールのニューヨーク・ヤンキースに所属し、最も知名度の高いプロ野球選手だったジョー・ディマジオとサンフランシスコの市庁舎で二回目の結婚をし、新婚旅行も兼ねて在日米軍や在韓米軍の慰問公演を行うため日本や韓国を訪問した。
しかし、この結婚もわずか9ヶ月で破綻し、離婚。
しかし、この結婚もわずか9ヶ月で破綻し、離婚。
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その後、”セックスシンボル”を脱したかった彼女は、ニューヨークに移りリー・ストラスバーグが主催するアクターズ・スタジオで演技の指導を受けていて、『アンナ・クリスティ』や『欲望という名の電車』を演じ好評を博した。
アーサー・ミラーとの結婚式時
1956年には劇作家のアーサー・ミラーと結婚するが、1957年頃から不安定な状態が続き、睡眠薬を飲み過ぎたりして、精神病院に入ったりもした。カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授のラルフ・グリーンソンによる精神分析を受け続けた。また、アンナ・フロイト(ジークムント・フロイトの娘)には境界性パーソナリティ障害と診断されたが、正確なところは分からない。
かくして、二人の結婚は長続きせず、1961年には三度目の離婚を経験した。
かくして、二人の結婚は長続きせず、1961年には三度目の離婚を経験した。
大統領まで虜にしてしまう魔性の女・マリリン!!
1961年にミラーとの離婚に先立つ1959年頃から、ケネディの妹の夫で俳優のピーター・ローフォードやフランク・シナトラの紹介で、前年に大統領となったジョン・F・ケネディと肉体関係にあったことが、ローフォードやモンローの家の家政婦のレナ・ペピートーンなどの多数の証言により明らかにされている。
ケネディ大統領の誕生日祝賀会の後にケネディ兄弟と話すマリリン(1962年5月19日)
ジョン・F・ケネディとマリリンとの関係は、ケネディがマフィアと関係の深いシナトラを介してマリリンと知り合った上に、2人の関係を熟知しており、このスキャンダルをマフィアの取り締まりを強化しようとしていたケネディ政権に対する取引材料に使おうとしていたことを憂慮したFBI長官が、ケネディの弟で当時の司法長官であったロバートに忠告したことでこの年に終焉を迎えた。
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Marilyn Monroe Happy Birthday
しかしマリリンは、その関係が終焉を迎えた直後の1962年5月19日に、ニューヨーク市のマディソン・スクエア・ガーデンで行われたケネディの45歳の誕生日パーティ(司会はローフォード)に、体の線が露わになったドレス姿で赴き、「ハッピーバースデートゥーユー」を歌ってるのだから、相当な”ばか”か”戦略家”としか言いようがない。
なお、この際にケネディとモンローの性的関係を快く思っていなかったジャクリーン夫人は、誕生日パーティーにモンローが来ると知ってあえて欠席したそうだ。
なお、この際にケネディとモンローの性的関係を快く思っていなかったジャクリーン夫人は、誕生日パーティーにモンローが来ると知ってあえて欠席したそうだ。
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花の命は短くて・・・
遺体が発見されたモンローの家(1992年)
二番目の夫であったディマジオとよりを戻しつつあった1962年8月4日、ロスの自宅で、睡眠薬の多量摂取により死亡しているのが発見される。享年36歳。その後、自殺説などの噂が流れるが原因はいまだ不明。撮影中だった作品は製作中止となった。
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Ending scene of "Norma Jean & Marilyn" (HBO)
“セックス・シンボル”の代名詞とも言われ、世の男性陣を魅了し続けた彼女も内面的にはかなり複雑なものがあり、その経緯を題材にした「ノーマ・ジーンとマリリン」が後に製作されている。
この映画は、マリリン・モンローの生涯を、本名のノーマ・ジーンとスターのマリリン・モンローの二つの人格に分け、二人一役による演出で綴った異色作。監督はイギリスはBBCの俊英ティム・フェイウェル。
この映画は、マリリン・モンローの生涯を、本名のノーマ・ジーンとスターのマリリン・モンローの二つの人格に分け、二人一役による演出で綴った異色作。監督はイギリスはBBCの俊英ティム・フェイウェル。
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