田中誠一・戸館新吾「コスモスストライカー」
まずご紹介するのは、第1-2号で新連載となった田中誠一・戸館新吾「コスモスストライカー」。逸刀志狼率いる真蹴球戦士(リアルマニズム)が、サッカーを通じて世界征服を目論む秘密組織・サードエンバイアと対決するという斬新な設定のサッカー漫画で、時代が早すぎたためか人気を獲得することなく第15号で打ち切りとなっています。
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渡辺諒「はるかかなた」
第3-4号で新連載となった、渡辺諒「はるかかなた」。「キャプテン」「プレイボール」といった人気漫画を輩出していたジャンプにおける新世代の野球漫画でしたが、第23号で連載終了となっています。
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萩原一至「BASTARD!!」
第14号で新連載となった、萩原一至「BASTARD!!」。主人公、ダーク・シュナイダーが邪神、天使、悪魔といった敵と対決するダークファンタジー系のバトル漫画であり、累計発行部数は3000万部の大ヒットを記録しています。なお、当初は週刊少年ジャンプで連載されていたものの、その後ウルトラジャンプなどに移り、現在も連載は継続しています。
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徳弘正也「ジャングルの王者ターちゃん」
第15号で新連載となったのは、徳弘正也「ジャングルの王者ターちゃん」。アフリカのサバンナを舞台としたギャグ漫画であり、徳弘が得意とする下ネタのオンパレードは当時の子供たちに影響を与えました。連載途中で「新ジャングルの王者ターちゃん」と改題しつつ、1995年第18号まで連載は続けられました。
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井上泰樹「セコンド」
第16号で新連載となったのは、井上泰樹「セコンド」。ボクシングのトレーナー(セコンド)にスポットを当てたボクシング漫画であり、ボクサーを主人公に置かないという斬新な視点が一部で話題となりましたが、華やかさが重視される少年誌では人気獲得は厳しく、第21号にてわずか6話で打ち切りとなっています。