「DEPARTURES 」「regret」・・・思わず辞書を引いた歌の歌詞
2023年7月27日 更新

「DEPARTURES 」「regret」・・・思わず辞書を引いた歌の歌詞

英語が出てくる歌は多いですが、なんとなくでも意味が分かる単語が大半です。ですが中には意味が分からず思わず辞書を引いたという単語もあるのではないでしょうか。90年代のヒット曲で意味を調べた単語について見ていきます。

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「innocent」/innocent world・Mr.Children

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1994年6月に発売されたMr.Childrenの「innocent world」。1994年の年間オリコンチャート1位にもなった楽曲です。最初はあまり気にしていなかったのですが、「innocent 」って何だ?と後から気になりました。

Mr.Childrenは2023年現在38枚のシングルをリリースしていますが、誰しもわかるタイトルではない楽曲は「innocent wolrd」くらいではないでしょうか。

「inoccent」とは無垢、あどけない、無実の、初々しい、あどけない、他愛ないという意味があります。

歌詞ではどれを意味しているのかはっきり分かりませんが「また何処かで会えるといいな」と過去を思って歌っているので無垢、初々しいなどの意味がしっくりくる気がします。「他愛ない」の意味もあるかもしれませんね。

「DEPARTURES」 /globe

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まずは1996年1月1日に発売されたglobeの「DEPARTURES」空港などにも書いてある言葉なので大人には分かるかもしれませんが、当時中高生だった人は意味が分からず調べたという人も多いのではないでしょうか。

「departure」「departures」は出発、出国というのが一番メジャーな意味ですね。他には離職、離脱、発展、死亡などの意味もありますが、この曲は歌詞の中に「旅立ち」という日本語もありますし、「出発」と考えてよいのではないかと思います。

JR東日本「JR Ski Ski」CMソングで、JR側から、「『若いカップルが新幹線に乗ってスキーに出かける』『カップルがホームから列車に乗り込むシーンから始まって、雪が降る駅を新幹線が静かに出て行く所で終わる』というテーマで作ってほしいと指定されてできた楽曲だそうです。

ここまで絞り込まれて素敵な曲が作れるのはさすが小室さん、という感じですね。

「regret」/Hello, Again 〜昔からある場所・ My Little Lover

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続いては1995年8月にリリースされたMy Little Loverの「Hello, Again 〜昔からある場所〜」。この曲タイトルトラスト以外ほとんど日本語なのですが、突如「リグレット」という単語が出てきます。しかも英語ではなくカタカナなんですよね。

「少しのリグレットと罪を包み込んで」というところですね。「リグレットって何???」となった人も多いのではないでしょうか。しかもカタカナなのですぐには調べられないという。(当時はインターネットもなかったので)

リグレットはregretと書き、後悔、残念、悲しみ、遺憾などの意味があります。歌詞の内容的には「後悔」や「悲しみ」がしっくりきますね。

「NECESSARY」/Every Little Thing

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1998年9月にリリースされたEvery Little Thingのシングル「NECESSARY」。「NECESSARY」は必要、必須、必然という意味があります。

ELTのシングルタイトルは英語を使っているものが多いですよね。特に初期は多くて、1990年代にリリースされた楽曲で日本語タイトルなのは「出逢った頃のように」のみです。

だいたいは辞書を引かなくても分かるタイトルですが、一瞬「ん?」となるタイトルも多々あります。

1997年の「Shapes Of Love」も一瞬分からないですね。意味は愛の形です。英語と日本語だと何となく感じ方が、それこそ形も違うような感じがしてしまいます。

個人的にELTのタイトルで一番気になって辞書を引いたのは2001年の「fragile」です。「あいのり」の主題歌で大ヒットしましたね。

「fragile」は壊れやすい、もろい、弱い、などの意味が合いrます。今なら宅配便とかにも貼られているので分かるのですが。

「fragile」、曲のタイトルは「フラジール」ですが実はこれはフランス語読み。綴りは一緒ですが英語の場合は「フラジャイル」と呼んだ方が近いです。

「フラジャイル」というタイトルの曲もありますよね。ですが「フレジール」と呼んだ方がより繊細な感じがします。なんとなく、「フラジャイル」は強そうな感じがしました。

「appears」/浜崎あゆみ

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1999年11月に発売された浜崎あゆみ三のシングルのタイトルは「appears」。こちらも普段日本語ではあまり使わない単語ですね。

「appears」は姿を見せる、出現する、「~~のように見える」という意味があります。歌詞の内容は「恋人たちははたから見ると幸せそうに見えるけれど、本当のところは2人しか分からない」というもなので「(幸せ)のように見える」という意味でつけたのかもしれませんね。

ちなみに同時に発売したアルバムのタイトルは「LOVEppears」というLOVEとappearsを合わせた造語です。これは「愛のように見える」という意味だったのでしょうか。

浜崎さんのタイトルも英語を使っていることが多いですが、だいたいは意味が分かりますね。

分かりにくいところでいうと1998年の「Depend on you」は「あなた次第です」、1999年の「WHATEVER」は「なんでもいい」という意味があります。

英語を訳すと結構相手に依存している感じが出ますね。

歌の歌詞は、聞く人によってとらえ方が違いそれが良いところだと思いますが英語を合わせるとさらに意味が広がり、いろいろな解釈ができて面白いですね。

今回は筆者が調べた英単語を見てきました。あなたも歌のタイトルや歌詞で辞書を引いたタンゴはありますか?
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