トレンディ女優からお母さん役へ安田成美さんの出演ドラマまとめ
2022年5月7日 更新

トレンディ女優からお母さん役へ安田成美さんの出演ドラマまとめ

かつてはトレンディドラマで何本も主演し、ヒットを飛ばしていた安田成美さん。朝ドラヒロイン降板事件など盛りましたが現在はお母さん役などでドラマ出演されていますよね。安田成美さんの出演ドラマをまとめてみました。

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デビューは中学生!

安田成美さんは東京都出身。中学1年生の時にスカウトされ、花王ビオレのCMで芸能界デビューしました。1981年です。

翌年の1982年に桃井かおりさん主演のドラマ「ホーム・スイート・ホーム」でドラマデビューをしています。

その翌年の1983年に「風の谷のナウシカ」のアニメ映画化のイメージガールのオーディションを受け、7,500人の中からグランプリに選ばれました。イメージソング「風の谷のナウシカ」をリリースして歌手デビューしました。この曲は有名ですがあくまでイメージソングで映画本編では使われていません。

それからしばらくは歌手活動もされていたのですが1988年のアルバムリリースから新曲はリリースされていません。

「同・級・生」でトレンディドラマのヒロインに

「ホーム・スイート・ホーム」でドラマデビューしたのちは単発ドラマなどの出演などをされていましたが歌手活動をしていたこともあり、それほどドラマに力を入れていなかったようですね。

1988年に「同・級・生」で主演を務め注目を集めます。「同・級・生」は柴門ふみさんの漫画が原作になったドラマ。緒形直人さんとダブル主演でした。

緒形さん演じる鴨居透が優柔不断でトレンディドラマの代名詞と呼ばれました。安田さん演じるちなみとは大学の同級生で恋人同士なのですがくっついたり離れたりを繰り返す2人と周りの人たちの恋愛を描いたドラマです。

最後はよりを戻すかと思いきや、石田純一さん演じる飛鳥と結婚するというラストでした。最近ドラマではあまり見られない結末ですが、柴門ふみさん原作らしい感じですね。

他にも山口智子さん、菊池桃子さん、勝俣州和などが出演。アナウンサーの中井美穂さんのドラマデビュー作でもあります。

「同・級・生」に出演した後は「キモチいい恋したい!」、「ヴァンサンカン・結婚」などのトレンディドラマでも主演を務めるようになりました。ブレイクのきっかけになった作品ですね。

「素顔のままで」は視聴率30%超え!

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1992年に放送された「素顔のままで」は中森明菜さんとのダブル主演。この作品もトレンディドラマと呼ばれることもありますが、恋愛よりも友情がメインのストーリーでいわゆるトレンディドラマ戸はちょっと違うかな、と思います。

安田さん演じる香坂優美子は、高校生の時に妊娠した経験があり、本人は産むことを希望していたものの、相手とのトラブルや周囲に反対され中絶。その経験もあって内向的な性格でした。

高校卒業後は大学に進学し、図書館司書として働いていました。実家は資産家で父に見合いをすすめられるのですが、見合いの当日に月島カンナ(中森明菜さん)に出会います。

カンナは愛人の子として生まれたのですが、母が失踪したため親戚にたらい回しにされていました。小学生の頃に父に引き取られるのですがあまりうまくいかず、自分の悪口を聞かないために歌っていたら歌が好きになりミュージカル女優を目指すようになります。

お互い複雑な環境とはいえ正反対な二人がひょんなことから二人暮らしをすることになり、友情をはぐくんでいきます。同じ人を好きになり、ギクシャクする時期もあるのですが友情は復活。最後まで友情を描いたドラマですね。

「この愛に生きて」では母親役を

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1994年の「この愛に生きて」では主婦役を演じています。

安田さん演じる植草 曙美は、不倫の末妊娠し、聖一と結婚。ですが2人は子供だけでつながっている夫婦で夫婦仲は冷めきっていました。そんな中主婦売春の相手と間違えられた曙美は刑事である悠作と関係を持ってしまいます。

さらに、聖一が元妻と不倫していることを知ります。悠作にもう一度会いたいと思った曙美は主婦売春をすることでもう一度悠作に会おうとします。そして2人は再会。息子がかえってくるまでの時間に逢瀬を重ねる2人。

ですがある日2人があっている間に息子が殺されてしまいます。曙美は悠作と別れ、罪を背負って生きていこうとするのですが、悠作は曙美に寄り添います。

後半は息子を殺した犯人に復讐するというかなりドロドロした内容のドラマでした。

朝ドラ「春よ、来い」は途中降板!

1994年には連続テレビ小説「春よ、来い」のヒロインにも選ばれています。原作者で脚本の橋田壽賀子の半生を描いたドラマ。大学進学のため上京するところから夫を看取るところまでのお話です。

元々1年通して安田さんがヒロインを演じる予定で、物語の冒頭は老齢のヒロインを安田さんが演じています。ですが安田さんはドラマを途中降板されています。

1995年2月に「肉体的精神的な疲労による体調不良」という理由で降板しています。はっきりした理由は分からないのですが「台本の仕上がりが遅かったので長台詞が大変だった」「戦争の描き方に不満があった」など諸説あります。

脚本化として生きていくことを決意するところまで安田さんが演じ、その後は中田喜子さんがヒロインを引き継ぎました。

安田さんはその後、2010年に放送された連続テレビ小説「てっぱん」でヒロインの義母を演じ朝ドラに出演しました。

「リミット もしも、わが子が…」で女優復帰

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1994年にとんねるずの木梨憲武さんと結婚。翌年に長男を、1999年に次男を出産ししばらくドラマ出演はしていませんでした。(1996年に「ドク」に出演)

2000年の「リミット もしも、わが子が…」で女優として本格復帰しています。

「この愛に生きて」同様、野沢尚さん脚本で安田さんは連続幼児誘拐事件に巻き込まれたひとりの婦人警官を演じています。

息子が誘拐されたことで警察官としてではなく、1人の母親として我が子を奪還するというお話です。

結婚前から母親役を演じることもありましたが、復帰後はやはり母親役が多くなってきますね。これからも安田さんのドラマ作品が楽しみです。
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