『冒険ファミリー ここは惑星0番地』
※読み方は「わくせいぜろばんち」
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
放送期間:1977年9月6日から1978年1月24日
放送時間:火曜19:00から19:30
放送局:テレビ朝日系列
放送話数:全20話
主題歌:「ここは惑星0番地」水木一郎
放送期間:1977年9月6日から1978年1月24日
放送時間:火曜19:00から19:30
放送局:テレビ朝日系列
放送話数:全20話
主題歌:「ここは惑星0番地」水木一郎
スタッフ
原作:秋月一彦
監督:広田茂穂(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
音楽制作:あんだんて
監督:広田茂穂(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
音楽制作:あんだんて
キャスト
島崎敬太郎:原口剛
島崎節子:小沢弘子
島崎礼子:伊豆田依子
島崎孝一郎:薄田拓己
島崎淳子:石川貴子
山田大造:潮 建志
山田春子:西川ひかる
山田三平:長谷川誉
山田ふとし:池田誠二
大井田五郎:今村広則
大井田まさみ:伊藤つかさ
ダブロン:加藤修(声の出演)
ビブロン :太田淑子(声の出演)
レバン星人:納谷悟郎(声の出演)
ナレーター:太田淑子
島崎節子:小沢弘子
島崎礼子:伊豆田依子
島崎孝一郎:薄田拓己
島崎淳子:石川貴子
山田大造:潮 建志
山田春子:西川ひかる
山田三平:長谷川誉
山田ふとし:池田誠二
大井田五郎:今村広則
大井田まさみ:伊藤つかさ
ダブロン:加藤修(声の出演)
ビブロン :太田淑子(声の出演)
レバン星人:納谷悟郎(声の出演)
ナレーター:太田淑子
『冒険ファミリー ここは惑星0番地』とは
via www.amazon.co.jp
「謎の惑星に不時着した11人の地球人は冒険につぐ冒険でいろいろなことを発見しました。でもいまだわからぬ謎を求めて、みんなは今日もまた飛び出すのです。地球を遠く離れた、ここは惑星0番地です」
島崎家5人、山田家4、大井田兄妹2人の計11人は、レバン星のロボット・ダブロンによってさらわれた。レバン星人は地球を研究観察するために、彼らをサンプルに選んだのだ。
ところがレバン星に向かう途中、宇宙船ニホン号は事故にあってしまう。
不時着したのは無人の星。彼ら11人はこの星を「惑星0番地」と名づけて、サバイバル生活を始めることになる。
1976年放送の『ぐるぐるメダマンと同じく秋月一彦原作。
島崎家5人、山田家4、大井田兄妹2人の計11人は、レバン星のロボット・ダブロンによってさらわれた。レバン星人は地球を研究観察するために、彼らをサンプルに選んだのだ。
ところがレバン星に向かう途中、宇宙船ニホン号は事故にあってしまう。
不時着したのは無人の星。彼ら11人はこの星を「惑星0番地」と名づけて、サバイバル生活を始めることになる。
1976年放送の『ぐるぐるメダマンと同じく秋月一彦原作。
『冒険ファミリー ここは惑星0番地』の最終回
第20話「惑星最後の日」
レバン製の宇宙船であるアメリカ号が進んでいる。
ビブロン「こちら宇宙船アメリカ号。こちら宇宙船アメリカ号。ロボット・ビブロン」
レバン星人「惑星レバン・コントロールセンター、アメリカ号の通信確認、了解」
ビブロン「宇宙船アメリカ号はこれより地球に向かいます」
レバン星人「コントロールセンター、オーケー。ビブロン、安全な航海を望んでいる」
ビブロンが赤い彗星を発見した。
ビブロン「宇宙船アメリカ号より惑星レバン。彗星を発見しました。映像を送ります。分析をお願いします」
分析の結果、そのタイガー彗星は太陽系に入り、地球と衝突する可能性が高いことがわかった。
ビブロン「美しいけれど…恐ろしいタイガー彗星…」
一方、惑星0番地にある宇宙船地球号の中。その彗星が危険なことを知らない島崎家の子供たちが、彗星を「綺麗ね」「ロマンチックね」と眺めている。
ダブロン「どうも気に入らないんだなあ」
あの彗星が気に入らない、赤くて気味が悪いというダブロン。
敬太郎「たかが彗星じゃないか」
ダブロンは去る。
敬太郎「彗星が怖いとはあきれたロボットだ」
山田家。その彗星を見た三平とふとしの兄弟が、両親を起こす。空を見上げると、ふたつあるはずの太陽がみっつになっていた。
敬太郎「一晩で太陽がみっつになるとは」
並んで空を見上げている11人。
そこへダブロンがやってきて説明する。みっつめは太陽ではなく、タイガー彗星だという。近づいたから大きく見えるようになったのだ。衝突するのかと尋ねられると、それはわからないとこたえた。
オアシスの水は干上がり、果物もなく、魚も消えていることがわかった。そして火山は噴火した。この惑星に何かが起こりつつあることは確かだった。
ダブロンは、あの彗星が惑星のバランスを壊したのだと言う。そしてもっと近づくと教える。
子供たちも不安がっていた。孝一郎と淳子を乗せたコグマ号(作業者)が、ひとりでに走り出しす。その子供たちの騒ぎで、宇宙船ニホン号の中から大人たちも出てくる。
敬太郎がフジ号(大型探検車)で助けに向かおうとするが、こちらも操縦がきかなかった。フジ号は暴走し、岩壁にぶちかって爆発した。
暴走するコグマ号が崖から落ちる寸前に救ったのはダブロンだった。孝一郎は彗星のそばに光るものを見つけた。
ダブロン「ああっ!あれは、あれは、惑星レバンの宇宙船だよ!」
ビブロン「こちら宇宙船アメリカ号。こちら宇宙船アメリカ号。ロボット・ビブロン」
レバン星人「惑星レバン・コントロールセンター、アメリカ号の通信確認、了解」
ビブロン「宇宙船アメリカ号はこれより地球に向かいます」
レバン星人「コントロールセンター、オーケー。ビブロン、安全な航海を望んでいる」
ビブロンが赤い彗星を発見した。
ビブロン「宇宙船アメリカ号より惑星レバン。彗星を発見しました。映像を送ります。分析をお願いします」
分析の結果、そのタイガー彗星は太陽系に入り、地球と衝突する可能性が高いことがわかった。
ビブロン「美しいけれど…恐ろしいタイガー彗星…」
一方、惑星0番地にある宇宙船地球号の中。その彗星が危険なことを知らない島崎家の子供たちが、彗星を「綺麗ね」「ロマンチックね」と眺めている。
ダブロン「どうも気に入らないんだなあ」
あの彗星が気に入らない、赤くて気味が悪いというダブロン。
敬太郎「たかが彗星じゃないか」
ダブロンは去る。
敬太郎「彗星が怖いとはあきれたロボットだ」
山田家。その彗星を見た三平とふとしの兄弟が、両親を起こす。空を見上げると、ふたつあるはずの太陽がみっつになっていた。
敬太郎「一晩で太陽がみっつになるとは」
並んで空を見上げている11人。
そこへダブロンがやってきて説明する。みっつめは太陽ではなく、タイガー彗星だという。近づいたから大きく見えるようになったのだ。衝突するのかと尋ねられると、それはわからないとこたえた。
オアシスの水は干上がり、果物もなく、魚も消えていることがわかった。そして火山は噴火した。この惑星に何かが起こりつつあることは確かだった。
ダブロンは、あの彗星が惑星のバランスを壊したのだと言う。そしてもっと近づくと教える。
子供たちも不安がっていた。孝一郎と淳子を乗せたコグマ号(作業者)が、ひとりでに走り出しす。その子供たちの騒ぎで、宇宙船ニホン号の中から大人たちも出てくる。
敬太郎がフジ号(大型探検車)で助けに向かおうとするが、こちらも操縦がきかなかった。フジ号は暴走し、岩壁にぶちかって爆発した。
暴走するコグマ号が崖から落ちる寸前に救ったのはダブロンだった。孝一郎は彗星のそばに光るものを見つけた。
ダブロン「ああっ!あれは、あれは、惑星レバンの宇宙船だよ!」
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宇宙船アメリカ号に乗っているビブロンは、レバンのコントロールセンターと通信をとろうとしていた。
ビブロン「タイガー彗星は地球に衝突する前に、銀河第二太陽第5惑星に衝突します」
それはニホン号が不時着したこの惑星のことだった。
ビブロン「衝突まであと10時間」
それを聞いた11人は大騒ぎになる。ダブロンはビブロンに通信をつなごうとするができない。
敬太郎「ダブロン、何か方法はないのか!?」
孝一郎「煙で合図だ!」
みなで外に出て焚火をたくことにした。
残されたダブロンは、レバン星人からの通信を聞く。
レバン星人「アメリカ号・ビブロンに命令。その惑星は救助隊が調査し、無人の惑星と確認済み。地球へのコースをとれ」
ビブロン「ビブロン、了解しました」
ダブロン「ビブロンちゃん、いるよ!ダブロンはニホン号にいるんだよ!ここよ!ここよ!ここよーっ!」
だがその通信は届かない。
焚火をたいている11人は、宇宙船に向かって手を振る。
大造「おーい!」
五郎「ここだよー!」
ダブロンが遅れてやってきた。
ダブロン「みんな、もうあきらめろ」
孝一郎「ダブロン、お前も手伝え」
ダブロン「むだだ。宇宙船アメリカ号は地球に向かってしまった」
五郎「地球!?」
敬太郎「最後のチャンスだったのに…」
空を通過していくレバンの宇宙船(宇宙船アメリカ号)。
淳子「行ってしまう…」
節子「私たちは、彗星と一緒に死ぬのね…」
孝一郎「でも、そのおかげでぼくたちの地球は助かるんだ」
敬太郎「そうだな。少なくとも無駄死にじゃない」
大造「俺は嫌だい!かっこつけて死ぬなんてまっぴらだい!」
ダブロンは、やるだけはやったと言う。
宇宙船アメリカ号。
ビブロン「名もないこの惑星のひとつがあと10時間で宇宙から消えるんだわ…。記念に映像を撮っておこうかしら」
スイッチを操作し、映像を何枚も撮る。
ビブロン「無人の星よ、さようなら。あら?煙…?火山の煙かしら?」
立ち上る白い煙を発見した。
宇宙船ニホン号。
ダブロン「応答願います、応答願います。ビブロン、こちら宇宙船ニホン号。ダブロン、応答願います。ビブロン、ビブロンちゃん?こちら、あなたの探しているダブロンちゃんよ。応答願います、応答願います」
そして通信がつながった。
ビブロン「はい、ダブロンちゃん、聞こえます!」
大喜びする11人。
ビブロン「タイガー彗星は地球に衝突する前に、銀河第二太陽第5惑星に衝突します」
それはニホン号が不時着したこの惑星のことだった。
ビブロン「衝突まであと10時間」
それを聞いた11人は大騒ぎになる。ダブロンはビブロンに通信をつなごうとするができない。
敬太郎「ダブロン、何か方法はないのか!?」
孝一郎「煙で合図だ!」
みなで外に出て焚火をたくことにした。
残されたダブロンは、レバン星人からの通信を聞く。
レバン星人「アメリカ号・ビブロンに命令。その惑星は救助隊が調査し、無人の惑星と確認済み。地球へのコースをとれ」
ビブロン「ビブロン、了解しました」
ダブロン「ビブロンちゃん、いるよ!ダブロンはニホン号にいるんだよ!ここよ!ここよ!ここよーっ!」
だがその通信は届かない。
焚火をたいている11人は、宇宙船に向かって手を振る。
大造「おーい!」
五郎「ここだよー!」
ダブロンが遅れてやってきた。
ダブロン「みんな、もうあきらめろ」
孝一郎「ダブロン、お前も手伝え」
ダブロン「むだだ。宇宙船アメリカ号は地球に向かってしまった」
五郎「地球!?」
敬太郎「最後のチャンスだったのに…」
空を通過していくレバンの宇宙船(宇宙船アメリカ号)。
淳子「行ってしまう…」
節子「私たちは、彗星と一緒に死ぬのね…」
孝一郎「でも、そのおかげでぼくたちの地球は助かるんだ」
敬太郎「そうだな。少なくとも無駄死にじゃない」
大造「俺は嫌だい!かっこつけて死ぬなんてまっぴらだい!」
ダブロンは、やるだけはやったと言う。
宇宙船アメリカ号。
ビブロン「名もないこの惑星のひとつがあと10時間で宇宙から消えるんだわ…。記念に映像を撮っておこうかしら」
スイッチを操作し、映像を何枚も撮る。
ビブロン「無人の星よ、さようなら。あら?煙…?火山の煙かしら?」
立ち上る白い煙を発見した。
宇宙船ニホン号。
ダブロン「応答願います、応答願います。ビブロン、こちら宇宙船ニホン号。ダブロン、応答願います。ビブロン、ビブロンちゃん?こちら、あなたの探しているダブロンちゃんよ。応答願います、応答願います」
そして通信がつながった。
ビブロン「はい、ダブロンちゃん、聞こえます!」
大喜びする11人。
宇宙船アメリカ号が迎えに来た。
ビブロン「早くしてください!とにかく時間がありません!アメリカ号に移ってください!」
吹き荒れる風の中、ニホン号から11人は移動する。そして発進。地表のニホン号が小さくなっていく。
ビブロン「宇宙船アメリカ号は、ニホン号の生存者を救助しました」
レバン星人「指示するまで待機せよ」
窓から外を眺めている11人。
ふとし「さよなら惑星0番地」
手を振る。
ダブロン「あと10秒で、タイガー彗星と惑星が衝突する」
カウントダウン。そして衝突して大爆発。揺れるアメリカ号。11人の悲鳴。
五郎「惑星が…消えた」
敬太郎「私たちもあやうく消えるところだったのか…」
節子「これからどうなるの、パパ?」
ダブロン「君たちは惑星レバンに行くのだ。当然のことだ」
嫌だ!という男の子たち。
ふとし「地球に帰せ!」
そこへレバン星人の声。
レバン星人「ニホン号の地球人諸君。無事だったことは大変に嬉しい」
敬太郎「私たちを惑星レバンに連れて行くというのか?」
ダブロン「当然である」
レバン星人「もうその必要はないのだ、諸君。我々は地球の人類とその文明に対する調査をすべて完了した。したがって諸君の目的地は、諸君のふるさとの星、太陽系第三惑星、すなわち地球である」
大喜びする11人。
レバン星人「諸君。諸君の健康と無事を祈る」
ダブロンはビブロンと共に惑星レバンに帰ることになった。
ビブロン「皆さん、地球が見えますわよ」
窓から外を眺める11人。前方に地球が見える。
そして宇宙船アメリカ号は日本へと降りていく…。
ナレーション「11人の大人と子供たちは無事に地球に戻ることができ、惑星での冒険は終わりました」
ナレーション「彗星と共に宇宙に消えた惑星。あの惑星での不思議なできごとの数々。そして全員の勇気と助け合いは、みんなの心にきっといつまでも残るに違いありません。いつまでも、いつまでも」
ビブロン「早くしてください!とにかく時間がありません!アメリカ号に移ってください!」
吹き荒れる風の中、ニホン号から11人は移動する。そして発進。地表のニホン号が小さくなっていく。
ビブロン「宇宙船アメリカ号は、ニホン号の生存者を救助しました」
レバン星人「指示するまで待機せよ」
窓から外を眺めている11人。
ふとし「さよなら惑星0番地」
手を振る。
ダブロン「あと10秒で、タイガー彗星と惑星が衝突する」
カウントダウン。そして衝突して大爆発。揺れるアメリカ号。11人の悲鳴。
五郎「惑星が…消えた」
敬太郎「私たちもあやうく消えるところだったのか…」
節子「これからどうなるの、パパ?」
ダブロン「君たちは惑星レバンに行くのだ。当然のことだ」
嫌だ!という男の子たち。
ふとし「地球に帰せ!」
そこへレバン星人の声。
レバン星人「ニホン号の地球人諸君。無事だったことは大変に嬉しい」
敬太郎「私たちを惑星レバンに連れて行くというのか?」
ダブロン「当然である」
レバン星人「もうその必要はないのだ、諸君。我々は地球の人類とその文明に対する調査をすべて完了した。したがって諸君の目的地は、諸君のふるさとの星、太陽系第三惑星、すなわち地球である」
大喜びする11人。
レバン星人「諸君。諸君の健康と無事を祈る」
ダブロンはビブロンと共に惑星レバンに帰ることになった。
ビブロン「皆さん、地球が見えますわよ」
窓から外を眺める11人。前方に地球が見える。
そして宇宙船アメリカ号は日本へと降りていく…。
ナレーション「11人の大人と子供たちは無事に地球に戻ることができ、惑星での冒険は終わりました」
ナレーション「彗星と共に宇宙に消えた惑星。あの惑星での不思議なできごとの数々。そして全員の勇気と助け合いは、みんなの心にきっといつまでも残るに違いありません。いつまでも、いつまでも」
その後の『冒険ファミリー ここは惑星0番地』
菊池俊輔 作曲50周年 CD-BOX Composer SHUNSUKE KIKUCHI 50th Anniversary CD-BOX
ディスク10枚組。オープニング曲「.ここは惑星0番地」とエンディング曲「ぼくらは冒険ファミリーだ」を収録している。
via www.amazon.co.jp
前番組は『氷河戦士ガイスラッガー』。こちらは石森章太郎原作のアニメ作品でした。視聴率が振るわなかったため、第20話で打ち切り。
急遽制作されたのが本作なのですが、こちらも第20話で最終回となりました。
後番組は松本零士原作のアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』で、こちらは全43話。
2017年7月に初めてDVD-BOXとしてソフト化されています。
なお大井田まさみ役の伊藤つかさは、1980年に『3年B組金八先生』クラスのアイドル的存在の女子生徒(赤上近子)を演じました。
その翌年にはアイドル歌手としてデビューもしています。
急遽制作されたのが本作なのですが、こちらも第20話で最終回となりました。
後番組は松本零士原作のアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』で、こちらは全43話。
2017年7月に初めてDVD-BOXとしてソフト化されています。
なお大井田まさみ役の伊藤つかさは、1980年に『3年B組金八先生』クラスのアイドル的存在の女子生徒(赤上近子)を演じました。
その翌年にはアイドル歌手としてデビューもしています。
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