大草原の小さな天使 ブッシュベイビー
原作はウィリアム・H・スティーブンソンの『カバの国への旅』(The Bushbabies)。1960年代と世界名作劇場としては非常に年代が新しく、第二次世界大戦以降を舞台とした作品は本作が初である。オリジナル作品である『七つの海のティコ』を除けばもっとも現代に近く、『ポルフィの長い旅』と並んで第二次世界大戦後を時代背景とした作品である。加えて、アフリカが舞台ということもあり、異色の作品として捉えられることも多い。また本作は世界名作劇場の中で初めて飛行機が登場した(飛行機が登場する他作品は七つの海のティコ、名犬ラッシー、ポルフィの長い旅がある)。
『あらいぐまラスカル』と同様の野生動物との出会いから別れまでを描いた物語で、前半はブッシュベイビーのマーフィーを飼うことになった主人公・ジャッキーの、ケニアにおける日常生活を中心に物語が展開する。後半ではある事情によりサバンナを横断することになった、ジャッキーとテンボの冒険物語が繰り広げられる。
あらすじ
しかし、植民地独立により、イギリス人は本国に引き揚げることになる。ジャッキーは一度はマーフィーをイギリスにつれて帰ろうとしたが、ひょんないきさつから、マーフィーを内陸の生息できる場所に戻すことになり、ジャッキーの冒険が始まる。
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アニメは、原作と違うオリジナルストーリーがほとんどでした。
番宣CM 大草原の小さな天使 ブッシュベイビー
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メインキャラクター
【主要人物】
ジャッキー
本編の主人公。世界名作劇場シリーズの中では初の第二次世界大戦以降に生まれたヒロインである。(他にもオリジナル作品の七つの海のティコのナナミがいる)フルネームはジャックリーヌ・ローズ。3歳の時からアフリカのケニアで育った、好奇心が旺盛で動物好きな少女。野生動物保護官の父の影響からか、正義感が強い。運動神経は抜群で、乗馬が得意なほか、1日で自転車に乗れるようになったり、素潜りで魚を捕らえることができるなど水泳も達者である。
マーフィー
母親が事故で死んでしまい、ジャッキーに飼われることになったブッシュベイビーの赤ん坊。成長するにつれていたずらっ子になる。ハッカアメを舐めると酔っ払ったように眠ってしまう。本来は夜行性だが、ジャッキーにより昼行性へ変えられている。
国外持ち出し許可書をなくしたジャッキーによって、野生に戻る為の訓練を受ける。訓練前は主食の虫が捕まえられず、蛾が顔に止まっただけで大騒ぎになった。
国外持ち出し許可書をなくしたジャッキーによって、野生に戻る為の訓練を受ける。訓練前は主食の虫が捕まえられず、蛾が顔に止まっただけで大騒ぎになった。
テンボ・ムルンビ
アーサーの助手を務めていた勇敢なカンバ族の戦士。かなづちで泳ぐのが苦手。年上だがジャッキーの親友でもある。
ロイヤルアフリカライフル部隊にも所属していた過去があり、ライフル銃の名手。ハーモニカも吹ける。
ロイヤルアフリカライフル部隊にも所属していた過去があり、ライフル銃の名手。ハーモニカも吹ける。