二部門制は廃止、従来の一部門へ
日本レコード大賞は、1990年よりポップス・ロック部門と歌謡曲・演歌部門の二部門制で運用してきましたが、この年より従来の一部門に戻されます。一方、新人賞の受賞者は大幅に縮小。新人賞(最優秀新人賞ノミネート)3名の中から、最優秀新人賞1名を選ぶルールに変更されました。以後は、しばらくこの運用が続くことになります。
ポケベルが鳴らなくて / 国武万里
リリース:1993年7月21日
作詞:秋元康
作曲:後藤次利
編曲:後藤次利
国武万里は、1992年11月に『もう離れられない』でデビュー。秋元康プロデュースで、作詞・作曲はおニャン子クラブ時代と同様、秋元康&後藤次利のゴールデンコンビが手がけました。デビュー曲は、唐沢寿明主演のドラマ『ホームワーク』の挿入歌に起用され、ヒットが期待されますが、不発に終わります。(主題歌の稲垣潤一『クリスマスキャロルの頃には』は大ヒット。)
デビューシングルリリースから8ヶ月後の1993年7月、2枚目のシングル『ポケベルが鳴らなくて』をリリース。緒形拳、裕木奈江が主演した同名のドラマの主題歌として起用され、ドラマとともに大ヒットしました。オリコンシングルチャートでは最高位7位を記録し、当年度の賞レースでは、日本レコード大賞新人賞、ゴールデン・アロー賞新人賞を受賞しています。ドラマでは、主人公二人の連絡手段としてポケットベル(ポケベル)が使用され、ドラマも主題歌もその時代を反映した描写がうかがえます。
国武万里は、現在も芸能活動を続けており、オフィシャルサイトによれば、近年、安藤サクラ主演の日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』にて本曲が起用されたとのことです。
作詞:秋元康
作曲:後藤次利
編曲:後藤次利
国武万里は、1992年11月に『もう離れられない』でデビュー。秋元康プロデュースで、作詞・作曲はおニャン子クラブ時代と同様、秋元康&後藤次利のゴールデンコンビが手がけました。デビュー曲は、唐沢寿明主演のドラマ『ホームワーク』の挿入歌に起用され、ヒットが期待されますが、不発に終わります。(主題歌の稲垣潤一『クリスマスキャロルの頃には』は大ヒット。)
デビューシングルリリースから8ヶ月後の1993年7月、2枚目のシングル『ポケベルが鳴らなくて』をリリース。緒形拳、裕木奈江が主演した同名のドラマの主題歌として起用され、ドラマとともに大ヒットしました。オリコンシングルチャートでは最高位7位を記録し、当年度の賞レースでは、日本レコード大賞新人賞、ゴールデン・アロー賞新人賞を受賞しています。ドラマでは、主人公二人の連絡手段としてポケットベル(ポケベル)が使用され、ドラマも主題歌もその時代を反映した描写がうかがえます。
国武万里は、現在も芸能活動を続けており、オフィシャルサイトによれば、近年、安藤サクラ主演の日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』にて本曲が起用されたとのことです。
国武万里のヒット曲『ポケベルが鳴らなくて』が、
2023年1月8日(日)放送の日本テレビ系ドラマ
「ブラッシュアップライフ」のエンディング曲及び、
1月15日(日)放送分のオープニング曲に連続採用されました。
ポケベルが鳴らなくて / 国武万里
国武万里「ポケベルが鳴らなくて」MV
via www.youtube.com
Passing Love / シュー・ピンセイ
リリース:1993年3月24日
作詞:朝倉翔
作曲:大谷明裕
編曲:田丸良
シュー・ピンセイは、中華人民共和国上海市生まれの中国人歌手で、本国ではデビューアルバムがミリオンセラーの大ヒット。世界的な歌手を目指したいとの思いから、日本で歌う道を選びます。日本のデビューシングルは、本曲『Passing Love(パッシング・ラブ)』。1993年4月〜5月に放送されたTBS花王愛の劇場『天国からもういちど』(主演:鳥越マリ、大島智子)の主題歌に起用され、お茶の間でもおなじみの曲となります。上海音楽学院出身らしい安定した歌唱力と、テレサ・テンを思わせる流暢な日本語で、外国人歌手ながら見事、日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
その後、日本では『積木の都会』をリリースしますが、1995年に中国に帰国。テレビドラマの主人公を務めるなど活躍の幅を広げ、2002年には、二胡と歌曲を組み合わせたアルバムをリリースし、好評を博しています。
作詞:朝倉翔
作曲:大谷明裕
編曲:田丸良
シュー・ピンセイは、中華人民共和国上海市生まれの中国人歌手で、本国ではデビューアルバムがミリオンセラーの大ヒット。世界的な歌手を目指したいとの思いから、日本で歌う道を選びます。日本のデビューシングルは、本曲『Passing Love(パッシング・ラブ)』。1993年4月〜5月に放送されたTBS花王愛の劇場『天国からもういちど』(主演:鳥越マリ、大島智子)の主題歌に起用され、お茶の間でもおなじみの曲となります。上海音楽学院出身らしい安定した歌唱力と、テレサ・テンを思わせる流暢な日本語で、外国人歌手ながら見事、日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
その後、日本では『積木の都会』をリリースしますが、1995年に中国に帰国。テレビドラマの主人公を務めるなど活躍の幅を広げ、2002年には、二胡と歌曲を組み合わせたアルバムをリリースし、好評を博しています。
Passing Love / シュー・ピンセイ
シュー・ピンセイ パッシング・ラブ
via www.youtube.com
Get Along Together / 山根康広
シングル1枚目『Get Along Together』
リリース:1993年1月21日
作詞:山根康広
作曲:山根康広
編曲:山根康広
シングル2枚目『Get Along Together -愛を贈りたいから-』
リリース:1993年9月6日
作詞:山根康広
作曲:山根康広
編曲:山根康広
ストリングスアレンジ:信田のぶお
山根康広は、当初サラリーマンの傍ら音楽活動を行っていましたが、1993年1月にリリースしたデビュー曲『Get Along Together』がいきなり大ヒット。以後は、音楽活動に専念することになります。本曲は、結婚する友人のために山根が1週間で書き上げたという曲で、オリコンシングルチャートでは最高位12位を記録。そして、同年9月には、2枚目のシングルとして、リメイク版『Get Along Together -愛を贈りたいから-』をリリースし、オリコンシングルチャート最高位5位を記録しました。このヒットが評価され、日本レコード大賞、日本有線大賞でいずれも最優秀新人賞を受賞しています。
その後、本曲は結婚式の定番ソングとなり、2010年の市川海老蔵・小林麻央の結婚披露宴では、本人が本曲を披露する粋な演出もありました。2023年には、デビュー30周年を迎え、8月には「FIRE BALL 819」のライブを開催予定です。
リリース:1993年1月21日
作詞:山根康広
作曲:山根康広
編曲:山根康広
シングル2枚目『Get Along Together -愛を贈りたいから-』
リリース:1993年9月6日
作詞:山根康広
作曲:山根康広
編曲:山根康広
ストリングスアレンジ:信田のぶお
山根康広は、当初サラリーマンの傍ら音楽活動を行っていましたが、1993年1月にリリースしたデビュー曲『Get Along Together』がいきなり大ヒット。以後は、音楽活動に専念することになります。本曲は、結婚する友人のために山根が1週間で書き上げたという曲で、オリコンシングルチャートでは最高位12位を記録。そして、同年9月には、2枚目のシングルとして、リメイク版『Get Along Together -愛を贈りたいから-』をリリースし、オリコンシングルチャート最高位5位を記録しました。このヒットが評価され、日本レコード大賞、日本有線大賞でいずれも最優秀新人賞を受賞しています。
その後、本曲は結婚式の定番ソングとなり、2010年の市川海老蔵・小林麻央の結婚披露宴では、本人が本曲を披露する粋な演出もありました。2023年には、デビュー30周年を迎え、8月には「FIRE BALL 819」のライブを開催予定です。
Get Along Together / 山根康広
山根康広★Get Along Together【 LIVE "STARTING OVER" 】
via www.youtube.com
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