ブルース・リーの最高傑作『ドラゴンへの道』
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【あらすじ】
知人がイタリアで経営する中華レストランがギャングの地上げにあって苦しんでいる事を知り、単身ローマに降り立つタン・ロン(ブルース・リー)。
彼の存在を快く思っていなかったレストランの従業員たちもチンピラたちを瞬く間に倒したタン・ロンに心酔する。
だがギャングの嫌がらせとタン・ロンの防衛戦は次第にエスカレートしていく。やがてギャングのボスはタン・ロン打倒のために凄腕の空手家(チャック・ノリス)を呼び寄せるのだった…。
知人がイタリアで経営する中華レストランがギャングの地上げにあって苦しんでいる事を知り、単身ローマに降り立つタン・ロン(ブルース・リー)。
彼の存在を快く思っていなかったレストランの従業員たちもチンピラたちを瞬く間に倒したタン・ロンに心酔する。
だがギャングの嫌がらせとタン・ロンの防衛戦は次第にエスカレートしていく。やがてギャングのボスはタン・ロン打倒のために凄腕の空手家(チャック・ノリス)を呼び寄せるのだった…。
ローマ・コロッセオにおけるチャック・ノリスとの死闘
クライマックスは空手の達人(チャック・ノリス)とローマのコロッセオでの一騎打ち。
(格闘シーンはコロッセオを模したスタジオにて撮影された。)
(格闘シーンはコロッセオを模したスタジオにて撮影された。)
Bruce Lee Vs Chuck Norris (The Way Of The Dragon)
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ブルース・リーとチャック・ノリスの出会い
二人の出会いは1967年、ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンで行われた全米空手大会。
総合優勝を果たしたチャック・ノリスの格闘技能をブルース・リーは最大級に評価し、偉業を称えた。
二人はホテルの廊下で互いに技を披露しながら大声で格闘技やその哲学について朝の4時まで夢中で語りあったという。
それから間もなく、ブルースがチャックをカリフォルニアの自宅に招待し二人は週に2回、3、4時間一緒に練習することになる。
ブルースはチャックにカンフー技を教え、代わりにチャックはハイキックに代表されるテコンドー技をブルースに教えた。
ブルースは実戦的ではないとして、腰の高さ以上の蹴りを使わない主義だったが、チャックが高い位置での回転回し蹴りを披露すると非常に興味を持ってそれを観察していた。
そして、半年もするとブルースはハイキックをマスターし、自分の技に組み込んでしまっていた。
総合優勝を果たしたチャック・ノリスの格闘技能をブルース・リーは最大級に評価し、偉業を称えた。
二人はホテルの廊下で互いに技を披露しながら大声で格闘技やその哲学について朝の4時まで夢中で語りあったという。
それから間もなく、ブルースがチャックをカリフォルニアの自宅に招待し二人は週に2回、3、4時間一緒に練習することになる。
ブルースはチャックにカンフー技を教え、代わりにチャックはハイキックに代表されるテコンドー技をブルースに教えた。
ブルースは実戦的ではないとして、腰の高さ以上の蹴りを使わない主義だったが、チャックが高い位置での回転回し蹴りを披露すると非常に興味を持ってそれを観察していた。
そして、半年もするとブルースはハイキックをマスターし、自分の技に組み込んでしまっていた。
最強の空手家、チャック・ノリスが映画出演した経緯
1972年、ある朝、(2本の映画が興行的に大成功を収めた)ブルースからの電話が鳴った。
監督する次の映画 『ドラゴンへの道』(1972年)への出演依頼だった。
「君に俺の対戦相手になってもらいたいんだ。ローマ闘技場で戦うんだよ」ブルースは興奮で昂ぶる声で言った。
「二人の闘士が命を賭けて戦うんだ。自分達で戦いの振り付けができるってとこがいいんだよ。もちろん君との戦いが映画のハイライトだ」 「そりゃ凄い。それで、どっちが勝つの?」 「もちろん俺さ」「俺が主役だからね」ブルースは笑って言った。
「君が世界空手チャンピオンに勝つと言うのかい?」 「いや違う」ブルースは言った。
「世界空手チャンピオンを殺すんだ」 チャックは笑って、映画出演を承諾した。
監督する次の映画 『ドラゴンへの道』(1972年)への出演依頼だった。
「君に俺の対戦相手になってもらいたいんだ。ローマ闘技場で戦うんだよ」ブルースは興奮で昂ぶる声で言った。
「二人の闘士が命を賭けて戦うんだ。自分達で戦いの振り付けができるってとこがいいんだよ。もちろん君との戦いが映画のハイライトだ」 「そりゃ凄い。それで、どっちが勝つの?」 「もちろん俺さ」「俺が主役だからね」ブルースは笑って言った。
「君が世界空手チャンピオンに勝つと言うのかい?」 「いや違う」ブルースは言った。
「世界空手チャンピオンを殺すんだ」 チャックは笑って、映画出演を承諾した。
死闘シーンは二人で語り合いながら決めていった。
二人は対決シーンをどうするかについて徹底的に語り合った。
ブルース・リーは様々なカメラ・アングルの案を出し、対決する二人をローマ闘士のように撮りたいと言った。
ブルース・リーはチャック・ノリスにどんなアクションがやりたいかを訊き、チャック・ノリスは自分が面白いと思う技を出して見せ、ブルース・リーがその防御を考えた。
その後、ブルース・リーが攻撃に転じ、チャック・ノリスが防御する。
こうやって対決シーンを考えるのに、まる一日が費やされたという。
そしてクライマックスである決闘シーンの撮影にはさらに3日間が費やされた。
ブルース・リーは様々なカメラ・アングルの案を出し、対決する二人をローマ闘士のように撮りたいと言った。
ブルース・リーはチャック・ノリスにどんなアクションがやりたいかを訊き、チャック・ノリスは自分が面白いと思う技を出して見せ、ブルース・リーがその防御を考えた。
その後、ブルース・リーが攻撃に転じ、チャック・ノリスが防御する。
こうやって対決シーンを考えるのに、まる一日が費やされたという。
そしてクライマックスである決闘シーンの撮影にはさらに3日間が費やされた。
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その後、チャック・ノリスは俳優へ転向
『ドラゴンへの道』出演で国際的にも名が広まっていたチャックは空手家として無敗のまま競技生活を終え、俳優に転身。
ブルース・リーが初めて監督・脚本・武術指導・主演の四役を務めた。
副題は「最後のブルース・リー」。日本ではリーの死後、相次いで主演作が公開されたがその中でもっとも後発の物だったため“最後の”なる冠が付いている。