『マルモのおきて』ドラマ情報
放送期間:2011年4月~7月
主な出演者:阿部サダヲ/芦田愛菜/鈴木福
脚本:櫻井剛、阿相クミコ
最高視聴率:23.90%
主題歌:マル・マル・モリ・モリ!/薫と友樹、たまにムック。
薫と友樹、たまにムック。「マル・マル・モリ・モリ! 2014」薫と友樹の振り付き映像
新型コロナウイルスにより休校状態の子供たちに向け、再放送!
ドラマ「マルモのおきて」を17日から4月2日まで再放送することを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校で、外出できない子供たちに向け、作品を楽しんでもらおうと、再放送を決めたという。
『マルモのおきて』あらすじ
野球部の同窓会で、バットを振り回し物真似をして盛り上げる高木護(阿部サダヲ)。
そこに遅れて来た元エースの笹倉純一郎(葛山信吾)と再会した。
護は企画からお客様相談係になったことを話すと、笹倉は自分の双子の子供の写真を見せて自慢した。
その時は元気そうな笹倉だったが、直後に末期ガンで亡くなった。
葬儀場で護は、笹倉の兄弟が生前に双子の面倒を見る約束をしていたが、今になって無理だと言い合いをしているところを見てしまう。
そこに双子が駆け付けて、パパは二人が一緒にいれる約束をしたと言って聞かない。
護は「子供たちにとっては、幸せなことだよ、生まれた時からいつも一緒、寂しい時でもいつもそばにいるんだから」と言っていた事を思い出す。
伯父さんと伯母さんの所へそれぞれ別々に行くことになった二人。
弟の笹倉友樹(鈴木福)はバイバイとい言えずに「イヤだ」と何度も言うが、無理やり車に連れて行かれた。
お姉ちゃんの笹倉薫(芦田愛菜)も泣きながら車に乗る。
それを護は、ずっと見ていた。
薫も友樹も連れて帰られたものの、居場所が無かった。
護は仕事をしていても二人の事が気になっていた。
そんな中、弟の友樹が居なくなったという知らせを受け、心当たりが無いかと聞かれるが全く分からないと言って電話を切った。
クレームがあった会社に来ていた護だが、二人が気になって仕方なかった。
そして仕事を抜け出し、友樹が引き取られた兄弟の所へやってきた護は、薫と会う。捜しに行くという薫を引き止めるが、友樹がいなくなると一人ぼっちになると言って不安になる薫。
護は薫と二人で友樹を探し始めた。
迷子になった友樹は、逸れた犬と一緒に歩きだす。
友樹が泣きだすと、犬が泣くなよと話し始めた。
薫と護が友樹を見つけると、薫は友樹を連れて逃げだす。
追いかける護。
どうしても離れたくないという二人を、護は家に連れて帰った。
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『マルモのおきて』ネタバレ最終回
いつも通り学校へ送り出すが、寂しさのあまり仕事が手につかない。
護は、薫と友樹と3人で温泉旅行に行って楽しい時間を過ごした。
ある日、護はあゆみに笹倉からの手紙を渡して、子供たちを帰すこと告げた。あゆみを連れて家に帰った護は、子供たちに本当の母親だと紹介した。
謝るあゆみだが、自分たちは捨てられたんだと薫と友樹は部屋を飛び出す。
護は自分が言い聞かせると言ってあゆみを帰らせた。
畑中彩(比嘉愛未)が子供たちを見つけ、護やあゆみは2人のために嘘をついたと説明して家に戻るように説得をする。
護は会社から帰るなりおきてノートを取り出し「はなればなれでも家族」と書きました。
はなればなれという言葉に動揺する子供たち。
あゆみは病気だったけど治ったから一緒に暮らせると説得をした。
納得できない友樹は、泣きながらおきてノートを破り、部屋にこもった。
薫はおきてノートを手に友樹の元へ行くと、おきては破っちゃいけない約束で、守ってきたから幸せだったと言う。
最後のおきても守って護に褒めてもらおうと言うと友樹も納得し、破れたおきてノートを2人はセロテープで直した。
お客様相談室で護の送別会が開かれ、挨拶をしていた護だが、お客様相談室に残る決意をする。
あゆみの元へ行く子供たちのために、畑中陽介(世良公則)と彩が豪華な夕飯を作っていた。
翌日、荷物を持ってあゆみと街合のバス停に向かう護と子供たちとムック。
いつものように楽しく会話する3人。あゆみとも会い、バスが近づくと薫と友樹が護にゴムボールを渡す。ボールには「ずっとだいきす」「ずっとかぞく」と2人のメッセージが書かれていた。
あゆみとバスに乗り込むと、おきてノートを手に泣きながら護に別れの挨拶をした。
2人を見送った護も、今までの事を思い出して泣きながら帰る。
あゆみと子供たちは途中のファミリーレストランへ寄り道をしていた。
あゆみに「生きていてくれてありがとう」という子供たち。
そして、おきてノートを見せながら護の話をする。
子供たちのいなくなった部屋で落ち込む護に「護、ありがとう」と声をかけるムック。
その呼び方が笹倉だと確信した護はムックに確認するが、風が吹きムックは人間の言葉をしゃべらなくなった。
さらに孤独を感じ、泣き出す護。
そこに彩が来る。慌てて涙を拭き、忘れ物を受け取ろうとした護と彩の手が重なり、見つめ合う2人。
その直後、子供たちが部屋にやってきた。
おきてノートの話を聞いたあゆみは、自分はゆっくり家族になっていくと言い、それまでは子供たちをよろしくお願いしますと護に頭を下げると2人を護の元に帰した。
いつものように慌ただしく騒がしい朝を迎える護と薫と友樹。
そんな中、薫はムックが人間の言葉をしゃべらなくなったことに気付く。
ムックはもうしゃべらないんだと説明する護だったが「遅刻するぞ」とムックがまた人間の言葉を話した。。。