ナニワ金融道(中居)‐1996年2月16日放送(関西テレビ・フジテレビ系)
ご存じ、漫画家・青木雄二の出世作『ナニワ金融道』。中居クンにとっては『味いちもんめ』と双璧を成すヒットドラマとして知られています。
大坂のとある焼き肉屋の店員・灰原達之(中居)が店のオーナーの夜逃げをきっかけに路頭に迷い、ひょんなきっかけで出会った帝国金融の社長(緒形拳)に気に入られ、金融業界に足を踏み入れていく…というのが話の大筋。中居クンの初々しい演技もさることながら、緒形拳や小林薫といったベテラン俳優陣の曲者集がすごくて、それがまたいい味出していました。
大坂のとある焼き肉屋の店員・灰原達之(中居)が店のオーナーの夜逃げをきっかけに路頭に迷い、ひょんなきっかけで出会った帝国金融の社長(緒形拳)に気に入られ、金融業界に足を踏み入れていく…というのが話の大筋。中居クンの初々しい演技もさることながら、緒形拳や小林薫といったベテラン俳優陣の曲者集がすごくて、それがまたいい味出していました。
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ロングバケーション(木村)‐1996年4月~6月(フジテレビ系)
結婚式当日に婚約者に逃げられた落ち目のモデル(山口智子)が、ウェディングドレス姿のまま婚約者のマンションへ駆け込むと、そこにはルームメイトだった見知らぬピアニストの青年(木村拓哉)が…。そんなドラマチックなファーストシーンから始まる『ロングバケーション』は、当時、「月曜日になると街からOLがいなくなる」と言われるほどの人気を博し、ロケ地がカップルのデートスポットになり、また、ドラマの影響でピアノを習う男性が急増するなど社会現象となりました。最高視聴率は、最終回の36.7%。その後、夕方に再放送された時でさえ、10%近くの視聴率をたたき出していた、今の時代では考えられない正真正銘のオバケドラマです。
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透明人間(香取)‐1996年4月~6月(日本テレビ系)
当時19歳だった香取慎吾のドラマ初主演作が『透明人間』です。小笠原諸島の母島からカメラマンになるためはるばる東京へ出てきた長谷川半蔵(香取)が、ある日偶然手に入れた薬を使って透明人間へ変身できるようになり、さまざまな事件を解決していくストーリーになっています。
最初こそ、香取の全裸シーンなど、コミカルテイストが強めだったものの、ストーリー中盤以降は、秘密結社「ゼウスグループ」との対決に重きをおいたハードテイストな内容に。そんな謎めいた展開に、サザンオールスターズの主題歌『愛の言霊 ?Spiritual Message?』がよくマッチしていました。
最初こそ、香取の全裸シーンなど、コミカルテイストが強めだったものの、ストーリー中盤以降は、秘密結社「ゼウスグループ」との対決に重きをおいたハードテイストな内容に。そんな謎めいた展開に、サザンオールスターズの主題歌『愛の言霊 ?Spiritual Message?』がよくマッチしていました。
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ドク(香取)‐1996年10月~12月(フジテレビ系)
初主演作『透明人間』でいきなりヒットを飛ばした香取が、その最終回からわずか3ヶ月後にまたしても大当たりさせた快作が、この『ドク』です。同作において、香取は純朴なベトナム人留学生「ドク」を熱演。安田成美演じる新米日本語学校教師と繰り広げた純愛の物語は、今井美樹が歌った主題歌『PRIDE』と共に多くの女性のハートを鷲掴みにしました。
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ギフト(木村)‐1997年4月~6月(フジテレビ系)
髪を後ろでに束ねて、ブランドもののスーツに身を包み、マウンテンバイクにまたがって東京の街を走り回る…。そんな男の色気全開のキムタクが記憶喪失の運び屋・早坂由紀夫を演じた『ギフト』は、当時のキムタクドラマには珍しい、社会派サスペンス系の物語。室井滋、 篠原涼子、忌野清志郎、桃井かおりといった個性派キャストが登場することも含め、見どころの多い作品でしたが、同作に影響を受けた少年が起こした「バタフライナイフ刺殺事件」によって、現在に至るまでDVD未発売の状況が続いています。
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いいひと。(草なぎ)‐1997年4月~6月(フジテレビ系)
SMAPの中でゴローちゃん同様、イマイチ影の薄かった草なぎが、演技派俳優として脚光を浴びるきっかけになった作品がこの『いいひと。』です。困っている人を見たら助けずにはいられない、底抜けの「いいひと」役に、もともと柔和な顔つきの草なぎはピタリとハマっていました。また、同時期に放送していた先述の『ギフト』とのコラボとして、第8話にキムタクが早坂由紀夫として登場するというSMAPファンにはうれしいサプライズも。
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ラブジェネレーション(木村)‐1997年10月~12月(フジテレビ系)
『ロングバケーション』と共に、90年代後半の月9を代表する名作中の名作。キムタクと松たか子が最初はいがみ合いながらも、徐々に惹かれていき…という王道過ぎるくらい王道でこれといったひねりのないラブストーリーでしたが、キムタク・月9ブランド絶頂期の作品だけあって、平均視聴率は驚異の30.8%をマーク。