1983年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
2020年1月11日 更新

1983年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!

1983年にはどのような曲が流行っていたのか?売上枚数で見るリアルな年間ベスト10です。実はこの年、例年になく演歌が多数大ヒットしたんですよねぇ。

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1983年

1983年といえば、6月、エースコックが「わかめラーメン」を発売。9月にはロッテが「チョコパイ」を発売という日本人にとってはそれだけでも非常に重要な年だったわけですが、7月にはニンテンドーより「ファミリーコンピュータ」が発売されています。
ファミリーコンピュータ

ファミリーコンピュータ

ニンテンドー
更には、発売日は不明ながらハウス食品が「六甲のおいしい水」を発売しています。今では当たり前となっているミネラルウォーターですが、当時は水に金を払うんかい?!という驚きとも怒りともつかない感想とため息が日本中で聞かれたものです。
さて、そんな1983年ですが、どのような音楽が流行ったのでしょう?順番に見ていきましょう。

第10位 め組のひと

1983年、売り上げ枚数でみる年間ベスト10の第10位は「め組のひと」です。シャネルズからラッツ&スターへとグループ名を変更した後に初めて発表されたシングルでしたが、いきなりの大ヒットとなりました。
め組のひと

め組のひと

歌手:ラッツ&スター
発売日:1983年4月1日
作詞:麻生麗二
作曲:井上大輔

売上枚数:62.2万枚
資生堂「夏のキャンペーンソング」で、イメージキャラクターをトリー・メンドーサが務めたことでも話題となりました。
この曲、最初は大瀧詠一に作曲とプロデュースの話がいったそうです。が、歌詞をみた大瀧詠一は、これは曲に乗せきらん。この歌詞に曲をつけれるのは日本では井上大輔か桑田佳祐しかおらん。ということで、井上大輔を推薦して出来た曲だそうですよ。

第9位 フラッシュダンス

日本でも大ヒットした映画「フラッシュダンス」の主題歌「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」が第9位です。歌ったのはアイリーン・キャラ。洋楽が年間売り上げのベスト10にランクインすることはほとんどありません。1976年に第2位となったダニエル・ブーンの「ビューティフル・サンデー」以来ですね。
フラッシュダンス

フラッシュダンス

歌手:アイリーン・キャラ
発売日:1983年
作詞:キース・フォーシイ
作曲:ジョルジオ・モロダー

売上枚数:63.8万枚
曲も良かったですが、やっぱり映画がね、良かったです。何というか、観ると元気が出るというか、勇気がわくというか。それはこの曲からも十分伝わってきます。

フラッシュダンス - ホワット・ア・フィーリン Flashdance... What a Feeling

この映画でレッグウォーマーの存在を知った人は多かったのではないでしょうか?当時はダンスのユニフォームくらいの認識でしたが、これに目を付けた若い女性の間で流行り、後年ルーズソックスへと進化していったのはご存じの通りです。

第8位 セカンド・ラブ

さぁ、出てきました!中森明菜。第8位となった「セカンド・ラブ」は中森明菜にとって3枚目のシングルになります。
セカンド・ラブ

セカンド・ラブ

歌手:中森明菜
発売日:1982年11月10日
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

売上枚数:65.6万枚
えつことたかおの来生姉弟の楽曲が何といっても素晴らしいじゃありませんか。もちろん、それを歌いこなしている明菜も最高であります。

中森明菜 セカンド・ラブ

明菜にとってオリコンで初めて1位となった曲です。ここから快進撃が始まるという意味においても重要な曲ですね。
この曲に感銘を受けた明菜は、もしヒットしなかったらこの曲に対して申し訳無いという気持ちだったと後年明かしています。
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  • I.O 2020/1/26 20:11

    東京ディズニーランドがオープンした83年は、アイドルからは中森明菜さんが、ポップスではアルフィーがそれぞれブレイクしましたが、この年の年間シングルトップ10内では最上位2曲が演歌を占め、年間1位が大川栄策さんのさざんかの宿と同2位が細川たかしさんの矢切の渡しでした。この年の最大の伝説となったのが、さざんかの宿がヒットした大川栄策さんがベストテンで彼の特技で有るタンス担ぎを披露した事でした。

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