『悪魔くん』
![Amazon | 悪魔くん VOL.1 [DVD] -TVドラマ (2282548)](https://cdn.clipkit.co/tenants/1415/item_products/images/002/282/548/medium/db673816-cd7c-447e-9717-33dc882a4341.jpg?1622602512)
via amzn.to
制作：東映東京制作所
放送期間：1966年10月6日から1967年3月30日
放送時間：木曜19:00から19:30
放送局：NET（いまのテレビ朝日）系列
放送話数：全26話
主題歌：「悪魔くん」ヴォーカル・ショップ
放送期間：1966年10月6日から1967年3月30日
放送時間：木曜19:00から19:30
放送局：NET（いまのテレビ朝日）系列
放送話数：全26話
主題歌：「悪魔くん」ヴォーカル・ショップ
スタッフ
原作：水木しげる
監督：折田至（最終回担当）ほか
脚本：井上勝（最終回担当）ほか
特殊技術：矢島信男
音楽：山下毅
監督：折田至（最終回担当）ほか
脚本：井上勝（最終回担当）ほか
特殊技術：矢島信男
音楽：山下毅
キャスト
山田真吾：金子光伸
メフィスト： 潮 健児（第10話から）
死神：滝 謙太郎
メフィスト： 潮 健児（第10話から）
死神：滝 謙太郎
『悪魔くん』とは
謎の老人ファウスト博士は、真吾こそ1万年に1人生まれる、世の中に不幸をもたらす妖怪たちと戦う使命を帯びた人間だと告げた。真吾は悪魔メフィストを召喚して契約を結び、妖怪退治を始める。
水木しげるの漫画を原作としたドラマ作品。
水木しげるの漫画を原作としたドラマ作品。
『悪魔くん』の最終回
第26話「透明怪人」
不気味な男がタクシーに乗り込んだ。運転手の名前、誕生日、家族構成を言い当てる。
男「もっと知っているよ。お前さんがあと30秒で死ぬこともな」
運転手が振り返ると、男は消えていた。前方からきた車とタクシーは正面衝突し、運転手は血まみれになって死ぬ。その脇には先ほどの男が立ち、懐中時計を見ていた。
男「時間は1秒の狂いもなかったな。フフフ」
その男は姿を消し、マントだけが空を飛んで移動した。
男「さてと。この辺りに明日中にあの世に送り込む人間がいたはずだが…」
ポケットをまさぐる。
男「な、な、ない！俺の大事な、死ぬ人間を見る虫眼鏡がない！」
その虫眼鏡を拾ったのは文平という少年だった。のぞきこむと、いないはずの老人が見える。真吾が借りてのぞくと、確かに老人が見える。それは隣に住んでいる老人だった。
家に帰ってきた真吾は妹から、隣の老人が亡くなったことを聞いて驚く。
同じく自宅に帰ってきた文平。自室で虫眼鏡をのぞいてみるが何も見えない。それを男の手が掴んだ。
男「俺の眼鏡だ」
男は文平に、これが「死ぬ人間どもを見る眼鏡だ」と教えた。
男「お前がさっき見た老人はもう死んだ。だから眼鏡にはうつらん。俺が死の世界の扉まで連れて行き渡してきた。間違いはない」
文平「本当かい？おじさんは？」
男「死んだ人間を案内していく死神だ。ヒヒヒ」
死神を帰らせようとする文平だが、死神は虫眼鏡をもう一度のぞくよう言う。すると自分の姿が見えた。
死神「そうだ。今日これから死ぬのは、文平、お前だ！」
文平は母親を呼び事情を説明するが、信じないで行ってしまう。死神の姿は母親には見えないのだ。
場面は代わって、魔法陣でメフィストを呼び出す真吾。
真吾「エロイム、エッサイム。我は求め訴えたり。朽ち果てし大気の精霊よ！」
現れたメフィストにチョコレートを渡して、教えてもらう。
真吾「虫眼鏡に人の顔が映って、その顔の人が死ぬってことあるかい？」
それは死神が持つ虫眼鏡で、人間が持つと死神が憑りついて殺してしまうと言う。
真吾「メフィスト、出発だ！」
文平を助けるために出かけようとする真吾に、メフィストは言う。
メフィスト「魔法大全集第4巻。444ページの第4条を言ってみろ」
真吾「『いかなる理由があっても死神の仕事の邪魔するべからず。もしそれを破った者は悪魔の魔力を永久に奪うこととする』。えっ？」
メフィスト「わかったか。チョコレートなんぞに替えられるか。300年もかかってやっと覚えた、俺様の魔力がパアだ。ええい、まっぴらまっぴら」
真吾「ぼくは絶対にあきらめないぞ、よーし！」
真吾は出て行った。
男「もっと知っているよ。お前さんがあと30秒で死ぬこともな」
運転手が振り返ると、男は消えていた。前方からきた車とタクシーは正面衝突し、運転手は血まみれになって死ぬ。その脇には先ほどの男が立ち、懐中時計を見ていた。
男「時間は1秒の狂いもなかったな。フフフ」
その男は姿を消し、マントだけが空を飛んで移動した。
男「さてと。この辺りに明日中にあの世に送り込む人間がいたはずだが…」
ポケットをまさぐる。
男「な、な、ない！俺の大事な、死ぬ人間を見る虫眼鏡がない！」
その虫眼鏡を拾ったのは文平という少年だった。のぞきこむと、いないはずの老人が見える。真吾が借りてのぞくと、確かに老人が見える。それは隣に住んでいる老人だった。
家に帰ってきた真吾は妹から、隣の老人が亡くなったことを聞いて驚く。
同じく自宅に帰ってきた文平。自室で虫眼鏡をのぞいてみるが何も見えない。それを男の手が掴んだ。
男「俺の眼鏡だ」
男は文平に、これが「死ぬ人間どもを見る眼鏡だ」と教えた。
男「お前がさっき見た老人はもう死んだ。だから眼鏡にはうつらん。俺が死の世界の扉まで連れて行き渡してきた。間違いはない」
文平「本当かい？おじさんは？」
男「死んだ人間を案内していく死神だ。ヒヒヒ」
死神を帰らせようとする文平だが、死神は虫眼鏡をもう一度のぞくよう言う。すると自分の姿が見えた。
死神「そうだ。今日これから死ぬのは、文平、お前だ！」
文平は母親を呼び事情を説明するが、信じないで行ってしまう。死神の姿は母親には見えないのだ。
場面は代わって、魔法陣でメフィストを呼び出す真吾。
真吾「エロイム、エッサイム。我は求め訴えたり。朽ち果てし大気の精霊よ！」
現れたメフィストにチョコレートを渡して、教えてもらう。
真吾「虫眼鏡に人の顔が映って、その顔の人が死ぬってことあるかい？」
それは死神が持つ虫眼鏡で、人間が持つと死神が憑りついて殺してしまうと言う。
真吾「メフィスト、出発だ！」
文平を助けるために出かけようとする真吾に、メフィストは言う。
メフィスト「魔法大全集第4巻。444ページの第4条を言ってみろ」
真吾「『いかなる理由があっても死神の仕事の邪魔するべからず。もしそれを破った者は悪魔の魔力を永久に奪うこととする』。えっ？」
メフィスト「わかったか。チョコレートなんぞに替えられるか。300年もかかってやっと覚えた、俺様の魔力がパアだ。ええい、まっぴらまっぴら」
真吾「ぼくは絶対にあきらめないぞ、よーし！」
真吾は出て行った。
via amzn.to
悪魔くん (水木しげる漫画大全集) | 水木 しげる |本 | 通販 | Amazon
￥2,585
『悪魔くん』の漫画版には、貸本時代版（主人公の名前は松下一郎）、ドラマの原作となるこの少年マガジン版（主人公の名前は山田真吾）、80年代末のアニメの原作となるコミックボンボン版（主人公の名前は埋れ木真吾）の3つがある。
文平の部屋。死神が消えた隙に窓から外へ出て、雑木林を走る。だが死神にぶつかってしまった。
死神「ふふふ。俺はちゃーんと見張っている。どこへ逃げてもだめだ！さあ、部屋に戻れ！」
それを助けようとやってきた真吾たち3人も、死神に捕まってしまった。
文平の部屋でロープに縛られている4人。
死神「俺の邪魔をしよったな！4人残らず12時きっかりになったら、あの世に送ってやるから、そう思え」
あと10分のところで、真吾は声をかける。
真吾「死神さん。あのう。お願いがあります。死ぬ前に、笛を吹かせてください。だって死んじゃったら二度と笛を吹くことはできません。なあみんな」
みなが騒ぎ出す。
死神「うるさい！吹きたいんなら吹け」
真吾は、悪魔を従える力を持つ『ソロモンの笛』を吹いた。しかし音が鳴らない。また吹くが同じ。
死神は懐中時計を見せる。12時だった。
死神「そおれ。俺と一緒にあの世まで！」
4人は立ち上がり、死神に連れられて透明な入り口へと消えていく。
霧がたちこめている空間を、死神を先頭に歩く少年たち4人。頭には白い三角の布（天冠）がある。不思議な模様が描かれた大きな扉の前に整列。
死神「見ろ。あれが死の世界に通じる扉だ。死神第4号、死の掟により地上より4人の子供を連れてまいりました。扉をお開けください」
扉の中から声がする。
声「第4号、この大馬鹿もの！4人は12時までに扉を通すはず。それをいま何時だと思う？」
浮かんだ時計は1時を指している。
死神「いま1時。そ、そ、そんなはずは…」
声の正体はメフィストだった。
メフィスト「黙れ！時間を過ぎれば死の世界ではなく元の世界に戻すのが定め。4人の子供はただちに地上に戻し、第4号！お前には罰を与えるであろうぞ」
死神「お、お、お許しください。これにはなにか企みが」
大きな金槌が、死神をぺしゃんこにした。
自由になった真吾たち4人は部屋に戻ってきた。
真吾「でも誰がどうして、死神の時計を1時間遅らせてくれたんだろう」
ノックの音。開けるとメフィストがいた。
メフィスト「グッドイブニング。へへへ。やあ、みんな。あの世の一歩手前まで行った感想はどうだ」
真吾「時間を1時間遅らせたのはメフィストだったんだね」
ウインクするメフィスト。子供たちにお礼を言われる。
メフィスト「まあ、そう礼を言われると少し照れくさいな。へへへ。さあ、みんなねぐらに帰るとしようぜ」
死神「ふふふ。俺はちゃーんと見張っている。どこへ逃げてもだめだ！さあ、部屋に戻れ！」
それを助けようとやってきた真吾たち3人も、死神に捕まってしまった。
文平の部屋でロープに縛られている4人。
死神「俺の邪魔をしよったな！4人残らず12時きっかりになったら、あの世に送ってやるから、そう思え」
あと10分のところで、真吾は声をかける。
真吾「死神さん。あのう。お願いがあります。死ぬ前に、笛を吹かせてください。だって死んじゃったら二度と笛を吹くことはできません。なあみんな」
みなが騒ぎ出す。
死神「うるさい！吹きたいんなら吹け」
真吾は、悪魔を従える力を持つ『ソロモンの笛』を吹いた。しかし音が鳴らない。また吹くが同じ。
死神は懐中時計を見せる。12時だった。
死神「そおれ。俺と一緒にあの世まで！」
4人は立ち上がり、死神に連れられて透明な入り口へと消えていく。
霧がたちこめている空間を、死神を先頭に歩く少年たち4人。頭には白い三角の布（天冠）がある。不思議な模様が描かれた大きな扉の前に整列。
死神「見ろ。あれが死の世界に通じる扉だ。死神第4号、死の掟により地上より4人の子供を連れてまいりました。扉をお開けください」
扉の中から声がする。
声「第4号、この大馬鹿もの！4人は12時までに扉を通すはず。それをいま何時だと思う？」
浮かんだ時計は1時を指している。
死神「いま1時。そ、そ、そんなはずは…」
声の正体はメフィストだった。
メフィスト「黙れ！時間を過ぎれば死の世界ではなく元の世界に戻すのが定め。4人の子供はただちに地上に戻し、第4号！お前には罰を与えるであろうぞ」
死神「お、お、お許しください。これにはなにか企みが」
大きな金槌が、死神をぺしゃんこにした。
自由になった真吾たち4人は部屋に戻ってきた。
真吾「でも誰がどうして、死神の時計を1時間遅らせてくれたんだろう」
ノックの音。開けるとメフィストがいた。
メフィスト「グッドイブニング。へへへ。やあ、みんな。あの世の一歩手前まで行った感想はどうだ」
真吾「時間を1時間遅らせたのはメフィストだったんだね」
ウインクするメフィスト。子供たちにお礼を言われる。
メフィスト「まあ、そう礼を言われると少し照れくさいな。へへへ。さあ、みんなねぐらに帰るとしようぜ」
4人が帰ろうとドアに向かうと、突然メフィストが首をおさえて苦しみ出した。杖を振ると、地面に黒い人影が叩きつけられた。それは死神だった。
死神「メフィスト！よくも俺に一杯食わせやがったな。てめえのせいとわかればもう一度こいつらをあの世へ」
メフィスト「黙れ！ほざくな！もともとは貴様が虫眼鏡など落とすからだ。自分の失敗を人になすりつけようとは悪い考えだぞ！」
メフィストは真吾たちを逃がした。だが死神が持つ十字架の、ガイコツの飾りに鼻をかまれてしまう。
鏡で鼻を見ているメフィスト。真吾たちの悲鳴を聞く。
メフィスト「あ、忘れてた！」
廊下でメフィストと死神の戦い。姿を自在に消す死神に苦戦するが、テレパシーで居場所を見抜く。すると死神は消えてしまった。
メフィスト「おい真吾、やつはまた消えちまったぞ」
真吾「ぼくにいい考えがあるんだ」
部屋に戻る4人。
廊下に残ったメフィストは、あちこちからとんでくるパンチに殴られる。そしてハンマーで殴られ気絶してしまった。
メフィストを倒した死神が、部屋に入ってくる。真吾たち4人が毛布の下に隠れていることに気付きニヤリと笑い、透明になって近づいて行く。
しかしその足は、真吾たちが絵具を溶かした水溜りを踏んでいた。床には靴跡が点々と残る。
真吾たち「えーい！」
4人はその靴跡で場所を把握し、その上に毛布を被せた。ロープでぐるぐる巻きにする。死神は子供たちをはじきとばして窓から逃げた。
死神を追う真吾たち。そしてメフィストが現れ、杖で死神を叩く。倒れる死神。
メフィスト「どうだ、参ったか！」
真吾「よかったな、文平くん」
文平「なにもかも君たちのおかげだよ。本当にありがとう」
みんなで毛布をはがすと、気を失っている死神。そこへ教会の鐘が鳴った。
真吾「あ、夜明けの鐘だ」
死神はコウモリに姿をかえて、飛んで行って消えた。
メフィスト「やあ、すがすがしい朝じゃ」
笑う一同。真吾の頭をなで、その肩に手を乗せるメフィスト。笑うふたり。
以降エンディング。これまでのシーンが流れる。
ナレーション「長い間ご声援くださいました『悪魔くん』にも、いよいよお別れの時がきました」
真吾「メフィスト、お別れだね」
真吾の肩に手を置いて言う。
メフィスト「真吾、しっかり勉強するんだぞ。元気でな」
頭をぽんぽんと叩く。
真吾「メフィストもね」
握手するふたり
ナレーション「でも不死身のふたりのことです。魔力復活というわけで、ふたたび皆さまにお目にかかれる時がくるかもしれません。では」
メフィスト「魔力！グッドバイ」
にこりと笑って手を振り、煙の中に消える。
真吾「またお会いしましょう。バイバイ！」
死神「メフィスト！よくも俺に一杯食わせやがったな。てめえのせいとわかればもう一度こいつらをあの世へ」
メフィスト「黙れ！ほざくな！もともとは貴様が虫眼鏡など落とすからだ。自分の失敗を人になすりつけようとは悪い考えだぞ！」
メフィストは真吾たちを逃がした。だが死神が持つ十字架の、ガイコツの飾りに鼻をかまれてしまう。
鏡で鼻を見ているメフィスト。真吾たちの悲鳴を聞く。
メフィスト「あ、忘れてた！」
廊下でメフィストと死神の戦い。姿を自在に消す死神に苦戦するが、テレパシーで居場所を見抜く。すると死神は消えてしまった。
メフィスト「おい真吾、やつはまた消えちまったぞ」
真吾「ぼくにいい考えがあるんだ」
部屋に戻る4人。
廊下に残ったメフィストは、あちこちからとんでくるパンチに殴られる。そしてハンマーで殴られ気絶してしまった。
メフィストを倒した死神が、部屋に入ってくる。真吾たち4人が毛布の下に隠れていることに気付きニヤリと笑い、透明になって近づいて行く。
しかしその足は、真吾たちが絵具を溶かした水溜りを踏んでいた。床には靴跡が点々と残る。
真吾たち「えーい！」
4人はその靴跡で場所を把握し、その上に毛布を被せた。ロープでぐるぐる巻きにする。死神は子供たちをはじきとばして窓から逃げた。
死神を追う真吾たち。そしてメフィストが現れ、杖で死神を叩く。倒れる死神。
メフィスト「どうだ、参ったか！」
真吾「よかったな、文平くん」
文平「なにもかも君たちのおかげだよ。本当にありがとう」
みんなで毛布をはがすと、気を失っている死神。そこへ教会の鐘が鳴った。
真吾「あ、夜明けの鐘だ」
死神はコウモリに姿をかえて、飛んで行って消えた。
メフィスト「やあ、すがすがしい朝じゃ」
笑う一同。真吾の頭をなで、その肩に手を乗せるメフィスト。笑うふたり。
以降エンディング。これまでのシーンが流れる。
ナレーション「長い間ご声援くださいました『悪魔くん』にも、いよいよお別れの時がきました」
真吾「メフィスト、お別れだね」
真吾の肩に手を置いて言う。
メフィスト「真吾、しっかり勉強するんだぞ。元気でな」
頭をぽんぽんと叩く。
真吾「メフィストもね」
握手するふたり
ナレーション「でも不死身のふたりのことです。魔力復活というわけで、ふたたび皆さまにお目にかかれる時がくるかもしれません。では」
メフィスト「魔力！グッドバイ」
にこりと笑って手を振り、煙の中に消える。
真吾「またお会いしましょう。バイバイ！」
![Amazon | 悪魔くん VOL.2<完> [DVD] -TVドラマ (2282551)](https://cdn.clipkit.co/tenants/1415/item_products/images/002/282/551/medium/3610020d-ed89-4cf7-8be5-2cec094ca892.jpg?1622602737)
via amzn.to
その後の『悪魔くん』
「バイバイ！」から約22年後の1989年、アニメとして『悪魔くん』は帰ってきています。
そして、それからさらに約31年後の2021年、「水木しげる生誕100周年記念4大プロジェクト」のひとつとして『悪魔くん』の再アニメ化が発表されました！
主人公は2代目「悪魔くん」ですが、初代の「悪魔くん」である埋れ木真吾も登場するようです。
ただし本記事で紹介した実写版「悪魔くん」の名前は山田真吾。ちょっとややこしいですね。
そして、それからさらに約31年後の2021年、「水木しげる生誕100周年記念4大プロジェクト」のひとつとして『悪魔くん』の再アニメ化が発表されました！
主人公は2代目「悪魔くん」ですが、初代の「悪魔くん」である埋れ木真吾も登場するようです。
ただし本記事で紹介した実写版「悪魔くん」の名前は山田真吾。ちょっとややこしいですね。
【発表①】
— 映画鬼太郎誕生&悪魔くんアニメ公式 (@kitaroanime50th) March 7, 2021
新アニメ #悪魔くん 始動！新ビジュアル公開！
今回の主人公・2代目悪魔くん（中央）、そしてメフィスト（右）で構成された、新旧交わるビジュアルとなっております！
■スタッフ
総監督：佐藤順一
シリーズ監督：追崎史敏
シリーズ構成：大野木寛https://t.co/MxwZAEPeUa pic.twitter.com/fsohLFuLKp
さて…以下は原作ファンには怒られるかもしれないお話を。
1995年に、本作のパロディアダルトビデオ『妖艶大戦争 アクメくん』なるものが発売されています。
販売は「ビデオ安売り王」をチェーン展開していた日本ビデオ販売。ですから「ビデオ安売り王」でしか入手できなかったのではないか？と思います。
これがなかなか凝ったパロディで、監督は「水子たたる」。オープニングはモノクロ撮影で「エルエムエスサイズ～」から始まる主題歌を歌うのは「みみず合唱団」、発売は「朝日ソノマラ」という形。
魔法陣ならぬ「魔法瓶」から煙が出て、「フェロモンの笛」で呼び出される女悪魔。
ちなみにアダルトシーンをカットした一般バージョンも発売されていました。
なんでこんな話をしているの？と思われたかもしれませんが、「水子たたる」とは、中野貴雄の別名なんです。
1995年に、本作のパロディアダルトビデオ『妖艶大戦争 アクメくん』なるものが発売されています。
販売は「ビデオ安売り王」をチェーン展開していた日本ビデオ販売。ですから「ビデオ安売り王」でしか入手できなかったのではないか？と思います。
これがなかなか凝ったパロディで、監督は「水子たたる」。オープニングはモノクロ撮影で「エルエムエスサイズ～」から始まる主題歌を歌うのは「みみず合唱団」、発売は「朝日ソノマラ」という形。
魔法陣ならぬ「魔法瓶」から煙が出て、「フェロモンの笛」で呼び出される女悪魔。
ちなみにアダルトシーンをカットした一般バージョンも発売されていました。
なんでこんな話をしているの？と思われたかもしれませんが、「水子たたる」とは、中野貴雄の別名なんです。
こういち
