超能力を使って妖怪達を成敗!!アクションゲームソフト『妖怪倶楽部』
2017年1月24日 更新

超能力を使って妖怪達を成敗!!アクションゲームソフト『妖怪倶楽部』

ジャレコ発売された縦横スクロールアクションで、個性溢れる妖怪やステージで存分にゲームを楽しむことが出来る内容となっています。

7,816 view

ファミコンソフト『妖怪倶楽部』

ファミコンソフト『妖怪倶楽部』

ファミコンソフト『妖怪倶楽部』

1987年5月19日にジャレコから発売されたアクションゲーム。
サイドビューの縦横スクロールアクション。顔屋敷や妖怪の森といった全6ステージが存在し、各ステージの終盤にはボスも登場する。道中は古今東西の様々な妖怪が登場し、なかなか雰囲気が出ている。
目覚めよ超能力!5000年の時をこえて今、宿命の戦士あ...

目覚めよ超能力!5000年の時をこえて今、宿命の戦士あきらの誕生だ!

【あきら】
主人公。妖帝ガルスのたくらみを知り、単独、妖魔奇城へのりこむ。妖怪たちとの戦いで経験をつむうちにあきらの超能力はどんどん開拓されていく。
復活の蝶

復活の蝶

あきらが倒れたとき、一定の条件を満たしていると現れる蝶。経験値と引き換えに、あきらに体力を注入してくれる。
(ストーリー)

(ストーリー)

199X年、人間界に破滅の危機が迫っていた。海底火山の爆発により5000年の眠りから目覚めた妖帝ガルスが人間界征服を目論み、滅亡した世界各地の妖怪たちをよみがえらせて人間界へと侵攻を開始したのだ。

首都・東京が大パニックに陥る中、平凡な少年あきらも妖怪軍団の精鋭、妖帝親衛隊の襲撃を受ける。あきらが親衛隊の手にかからんとしたその時、あきらの中に秘められた力が親衛隊を粉砕した。

彼こそ5000年前、妖帝ガルスを封じ込めた超能力戦士の末裔だったのだ。自らに秘められた超能力を知り、あきらは妖怪と戦い人間界を救うことを決意。敵の本拠地、妖魔奇城へ単身のり込んでいったのだった。
超能力のバリエーションは盛り沢山です!!

超能力のバリエーションは盛り沢山です!!

【即効性アイテム】
◆パワーアップ(パワー回復)
◆経験値の素(妖怪を倒したあとに現れる赤い丸い玉)
◆薬ビン(念力バリヤーで無敵になる)
◆流れ星(速い!あきらがスピードアップ)
◆分身の術(あきらが3人に分裂。破壊力も3倍に)
◆経験値BOOK(経験値を一気にアップしてくれる)

【セレクトアイテム】
◆フラッシュ(15秒間敵の動きを止められる)
◆スーパーアイ(見えない敵が15秒間見えるようになる)
◆バクダン(画面に表示されている敵にダメージをあたえる)
◆サイコキネシス(物体を動かすことができる)

【重要アイテム】
◆カギ(大ボスを倒すと現れる。これがないと次のシーンへ行けない)

ゲーム内容とステージ紹介

タイトル画面は死神がお出迎え。無事に妖怪軍団を倒すこと...

タイトル画面は死神がお出迎え。無事に妖怪軍団を倒すことが出来るのか?!

(操作方法)
十字キー左右: 移動
十字キー上+B: 超能力アイテムの使用
十字キー下: しゃがむ
Aボタン: ジャンプ
Bボタン: 攻撃
スタートボタン: ポーズ、超能力アイテムのセレクト
ボタンであきらをコントロールし、サイコスティンガーで襲いかかる妖怪たちを倒していきます。
このゲームには経験値があり、一定値を超えると武器がサイコスティンガー → サイコキネシス → サイコフレアーとパワーアップし、威力と飛距離が増大する。

ライフ制となっており、ライフが0になるか穴に落ちると基本的にゲームオーバーとなるが、経験値が一定以上ある場合はそれとひきかえに復活できる。
ステージ1 顔屋敷(かおやしき)

ステージ1 顔屋敷(かおやしき)

縦スクロール面で構成されたステージ。背景には一面に顔の彫刻が並んでおり、その中には主人公に襲い掛かってくるものもある。
ステージ2 妖怪の森(ようかいのもり)

ステージ2 妖怪の森(ようかいのもり)

その名のとおり森のような場所を進む横スクロール面主体のステージ。皿をばらまく中ボス「お菊」の出てくる井戸には入ることができ、この中にカギを守るボスがいる。
ステージ3 雲の回廊(くものかいろう)

ステージ3 雲の回廊(くものかいろう)

3つの横スクロール面で構成されたステージ。石造りの通路が続き、最後の場面に辿り着くまで雲は出てこない。要所要所に穴があり、穴を渡ったとたん敵が襲ってくる場合が少なくないので、ジャンプには細心の注意を要する。
ステージ4 骨の都(ほねのみやこ)

ステージ4 骨の都(ほねのみやこ)

横スクロール面主体のステージ。前半は巨大な恐竜のような生物の白骨の上を進み、後半は人骨が敷き詰められた通路を進む。見た目にわかりづらい隠し入口・隠し部屋が数箇所に存在し、それらを見つけないと先へ進めない。
ステージ5 達磨館(だるまやかた)

ステージ5 達磨館(だるまやかた)

縦スクロール面主体のステージ。ステージボスが達磨であるというだけで、背景に達磨に因んだ装飾などは一切ない。
ステージ6 迷宮(めいきゅう)

ステージ6 迷宮(めいきゅう)

専用BGMで展開する最終ステージ。名前の通り縦スクロール・横スクロール面や隠し部屋が複雑に繋がっていて迷いやすく、タイムオーバーに注意が必要。

●ゲームの裏技

◇ステージセレクト
ステージ表示画面のとき、以下のコマンドを入力する。
ステージ2:上、上、A、右
ステージ3:上、左、B、上
怪しいステージや色々な妖怪がゲームで登場し、様々な仕掛けなどがあり、とてもやりがいのある内容になっています。
35 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

『ファザナドゥ』ハドソンがパソコンゲーム史に残るヒット作をファミコンで制作!中身は別物になった!!

『ファザナドゥ』ハドソンがパソコンゲーム史に残るヒット作をファミコンで制作!中身は別物になった!!

『ファザナドゥ』は1987年11月16日にハドソンから発売されたアクションアドベンチャーゲームで、パソコン用ゲームソフトの移植作品であるが、中身はまったく別物になっています。しかし、グラフィックや内容も素晴らしく、RPGの名作と呼べるに相応しい作品です。
星ゾラ | 16,099 view
忍者アクションゲーム『快傑ヤンチャ丸』コミカルなキャラデザインが魅力的だった!!

忍者アクションゲーム『快傑ヤンチャ丸』コミカルなキャラデザインが魅力的だった!!

1986年にアイレム(現・アピエス)から稼動されたアーケードゲームの移植作品です。コミカルさを重視したゲームデザインが人気になりました。忍者であるヤンチャ丸が、鈴城をのっとった妖怪軍団を倒す横スクロールアクションバトルゲームです。
星ゾラ | 3,156 view
敵が味方になる戦争ファミコンゲーム『フィールドコンバット』

敵が味方になる戦争ファミコンゲーム『フィールドコンバット』

1985年にジャレコがリリースしたアーケードゲームを同年7月9日に同社より発売したゲームソフトです。このゲームの特徴は、敵を倒しながら敵を味方にする事が出来きます。
星ゾラ | 5,831 view
キャラが変わる?!ファミコン初のリバース・スクロール方式!!アクションゲーム『ジーキル博士の彷魔が刻』

キャラが変わる?!ファミコン初のリバース・スクロール方式!!アクションゲーム『ジーキル博士の彷魔が刻』

イギリスの作家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説である『ジーキル博士とハイド氏』(1886年)をモチーフにしたアクションゲーム。キャラチェンジで2種類の内容が楽しめました。
星ゾラ | 6,665 view
ファミコン『バトルトード』最終ボスはセクシーな女王だった!カエルのアメコミ風のリアクションが面白いアクションゲーム!!

ファミコン『バトルトード』最終ボスはセクシーな女王だった!カエルのアメコミ風のリアクションが面白いアクションゲーム!!

ファミコンソフトになった『バトルトード』は、『スーパードンキーコング』などの名作を作ったレア社が開発したアクションゲームでした。カエルが主人公で、毎回違った展開で楽しませてくれる作品でした。
星ゾラ | 10,212 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト