『コスモス・ピンクショック』とは?
#NHKアニメ100にランクインしてなさそうにない作品を淡々に上げてく
— 時星リウス@妄想自由人 (@TokiBosi20) May 3, 2017
『コスモス・ピンクショック』 pic.twitter.com/VgmWX0UH4H
『コスモス・ピンクショック』(COSMOS ピンクショック)は、1986年7月21日に発売されたOVA。
首藤剛志がビデオマガジン『アニメビジョン』Vol.2 - Vol.4に連載していた同名のアニメ作品3話分を「第1部」として一本にまとめたもので、1話ごとの収録時間は約10分となっている。元々は3部作(全9話)の予定で連載していたが、『アニメビジョン』の廃刊により第2部以降は製作されなかった。
『コスモス・ピンクショック』の本編動画・ストーリー
人類が宇宙進出し、太陽系の外にも文明を構築するようになった遠い未来―――。
冥王星第17番基地から離陸許可が降りていないロケットが飛び立ち、防衛隊の制止も聞かずに、銀河の彼方に消えて去っていきました。
冥王星第17番基地から離陸許可が降りていないロケットが飛び立ち、防衛隊の制止も聞かずに、銀河の彼方に消えて去っていきました。
via www.youtube.com
行方不明になったロケットは宇宙に広がる各惑星に姿を現すようになります。次第に領界侵犯を繰り返す常習犯として、その機体の色から”ピンクショックと呼ばれて有名な存在になっていきました。
戦艦部隊が真正面から向かっていっても、そのピンクショックの暴走は止められず、宇宙空間に特設された野球場では、タイガースの210年ぶりの優勝がかかった試合が行なわれていましたが、せっかくのホームランを台無しにしてしまいます。
「私は止まるわけにはいなかいの!」
何者にも止められないピンクショックの暴走ぶりは、この言葉とともに今日も宇宙に響き渡るのでした…
戦艦部隊が真正面から向かっていっても、そのピンクショックの暴走は止められず、宇宙空間に特設された野球場では、タイガースの210年ぶりの優勝がかかった試合が行なわれていましたが、せっかくのホームランを台無しにしてしまいます。
「私は止まるわけにはいなかいの!」
何者にも止められないピンクショックの暴走ぶりは、この言葉とともに今日も宇宙に響き渡るのでした…
『コスモス・ピンクショック』の魅力とは?
名作アニメのパロディ描写
パロディ色の強い作風となっており、『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『超時空要塞マクロス』などのSF作品のオマージュがちりばめられている。
『コスモス・ピンクショック』の面白さは、パロディ・オマージュ要素が本編に散りばめられているところ。本作も宇宙を舞台にしたSF作品なので、その世界観は『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『超時空要塞マクロス』と共通しています。
お笑いを意識したギャグテイストの構成なので、元ネタを知っていたら、思わず吹き出してしまう場面は多いはず。ギャグアニメなのかと思えば、少しハートフルな展開もあって、そのバランスもいい感じだと思います。
無敵のヒロイン・ミッチー
当時は幼いながらも、ヒロシを思い続けてきたミツコ。おばさんになってしまう前に再会を果たしたいと、僅かな時間すらも惜しんで宇宙を飛び回っています。ピンクショックが暴走する理由に、こんな乙女チックな背景があったが面白いですよね。
”ミッチー”という愛称を自称していて、明らかにスベッているのですが、全く気にせず、そのまま押し通すところも好感がもてますよね。
イケメン将校のギャツビー
イケメンなのに、そのメリットが全くないところに彼の面白さがあります。ミツコに対しても、領界侵犯を繰り返す自分勝手な女性という見方しかしていませんでしたね。しかし、彼女を取り調べるうちに…
その内面が変化していくところが楽しいです。
その内面が変化していくところが楽しいです。
制作:AIC
発売:1986年
話数:全1話
(本編約36分)