婚約者が癌に！！「私の運命」【ネタバレあり】

若くして癌になってしまった婚約者！彼女の為に別れるか、結婚するか。そして、検査に行った病院で、看護師として働く高校時代の彼女との再会。自分の担当医師の愛人となってしまっていた彼女・・・。穏やかな日々が大きく変化し、物語は展開されていく。

癌である事と、再発を告知される。

別居生活へ

次郎は家で暴れながら、止めようとする千秋に里美の部屋で、一夜を過ごした事を言う。
そして、守と千秋が血のつながりのない兄妹である事から、二人の関係は兄妹以上では
ないかと、侮辱をする。

真理子は、その発言にとうとう次郎に対して怒るが、千秋は無言で、家を出て行ってしまう。
残された真理子は、千秋を引きとめるが、次郎は壊れたように笑い続けるだけであった。

千秋に謝罪し、真理子は家に戻って来るように懇願する。
次郎も千秋を失った事により、精神的な辛さを増し、千秋を向かえに行くが
守に殴られ、ようやく自分の過ちの大きさに気付く。

次郎は、千秋と真理子に謝罪をし、また三人で暮らし始める。

次郎の生きる希望

次郎は千秋から、妊娠を告げられ、治療に対して前向きになり、生きる事を強く望むようになった。
病院は次郎の病状を考えると、片桐が勧める新薬の治療に否定的な考えだったが、
次郎は積極的に新薬を使う事を承諾する。
一方、新薬の副作用に千秋と真理子は、不安になる。

次郎は再入院するが、そこに片桐の姿はない。片桐は、既に次郎を見限り、他の医師に任せていた。
激しい副作用などにより、次郎の最期が近づく。
千秋は、守に頼み次郎を自宅に連れ帰る。
その晩、次郎は二人の思い出の場所である逗子に行き、海が見たいと言う。

残された時間を考え、その夜二人は逗子へ向かう。

産まれてくる子どもを楽しみにし、グローブを見に行く。

via tod.tbs.co.jp

二人の思い出の場所で、次郎は息を引き取る。

via pds.exblog.jp

次郎の遺言

千秋は、次郎の遺品を整理している時に日記を見つける。
日記には、病気や死への恐怖とともに、周りの人々に感謝の思いが綴られていた。
そして、会う事ができなかった我が子への願いも。
日記を読み、千秋は涙が止まらない。

数ヵ月後、千秋は男の子を出産し、昇と名付けた。
千秋、昇、真理子と三人での生活を始めていた。