アニメ『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』の最終回ってどうだった?
2021年1月3日 更新

アニメ『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』の最終回ってどうだった?

子供のときに観てたけど、最終回ってどんなだったっけ?そんな作品ってけっこうありますよね。そんな方のために、最終回のあらすじをお届けします。これであなたも思い出せるはず?『ふしぎな島のフローネ』はこんな感じでした。

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『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』

制作:日本アニメーション、フジテレビ
放送期間:1981年1月4日から1981年12月27日
放送時間:土曜19:30から20:00
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全50話
主題歌:「裸足のフローネ」潘 恵子

スタッフ

原作:ヨハン・ダビット・ウィース
監督:黒田昌郎
脚本:松田昭三
絵コンテ:黒田昌郎(最終回担当)ほか
作画監督:前田英美(最終回担当)ほか
キャラクターデザイン:関修一
美術監督:井岡雅宏
音楽:坂田晃一

キャスト

フローネ・ロビンソン:松尾佳子

おとうさん(エルンスト):小林修
おかあさん(アンナ):平井道子
フランツ:古谷徹
ジャック:高坂真琴

モートン:永井一郎
タムタム:塩屋翼

エリオット:大木民夫
エミリー:黒須薫

『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』とは

スイスに暮らすロビンソン一家。医者である父エルンストは、オーストラリアに暮らす友人で医者のエリオットから手紙をもらい、オーストラリアへの移住を決めた。
父エルンスト、母アンナ、兄フランツ、フローネ、弟ジャックの5人はブラックバーンロック号に乗る。だが嵐で船は遭難し、座礁。取り残された一家はイカダに乗って脱出するものの、たどりついたのは無人島だった…。

ヨハン・ダビット・ウィース『スイスのロビンソン』を原作とした《世界名作劇場シリーズ》第7作目。なお原作では全員男兄弟で、アニメ化のために改変したところも多い。

『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』の最終回

第50話「また会う日まで」

オーストラリアを走る汽車に、フローネたちロビンソン一家とモートン、タムタムが乗っている。

フローネのナレーション「船で着いた所がシドニーの少し北だったの。オーストラリアはもうすぐ冬が近いのでシドニー移民局のお世話になって身なりを整えたわ。そして、汽車でお父さんのお友達のいるメルボルンに向かったっていうわけ」

フランツはネクタイが首を絞められてるみたいだと言い、フローネは靴が重いと言う。母アンナはそれを笑う。
父エルンスト「原始人からいっぺんに文明人に戻ったんだから無理ないよ」
モートンは本物の煙草を吸い、本物のお酒を楽しんでいる。

フローネのナレーション「時は5月。スイスだと春が終わって夏が始まろうっていうのに、ここオーストラリアでは反対。秋が終わって冬が始まろうとしているの」

窓の外にはカンガルーたちが跳ねていた。オーストラリアに来たんだと実感するフローネ。

列車はメルボルン駅に到着した。エルンストを友人のエリオットが待っていた。握手するふたり。エリオットはアンナに詫びる。
エリオット「私がオーストラリアに呼んだばかりにとんだ災難に遭わせてしまいました」
アンナ「いいえ。こうして無事に助かってみれば無人島暮らしもかえって貴重な経験でしたわ」

一同を乗せた馬車はたくさんの通行人がいる街中を進む。
フローネ「わーあ、凄い人ね。目が回りそう!」
エリオットがアンナに言う。
エリオット「街中では騒がしいでしょうから静かな所に家を用意しておきました。古いけれども広い家です」
アンナはモートンとタムタムにも家に来るよう言った。しかしモートンは昔馴染みの女性に出会い、次の船が決まるまでタムタムを預かってくれないかと言い残して馬車を降りてしまった。兄フランツが「お母さんのスイス料理が怖くて逃げだしたんじゃない?」と言い、みんなで楽しく笑う。
馬車は郊外の大きな一軒家の前に到着した。
フローネ「わーあ!これがあたしたちの新しいうち?木の上のうちより10倍はあるわ。入ってもいい?」
フローネと弟ジャックは家の中に入っていった。豪華な家具が揃い、二階の個室にはベッドがある。建物の後ろには大きな庭があった。アンナはそれを見て、無人島にいた時のように畑が作れると喜んだ。そこへエルンストがやって来て、みんなで出かけるぞと言う。
エルンスト「病院だ。私がこれからつとめる病院だよ」
エリオット「あなた方にも見ておいていただきたいんですよ。できれば、今すぐ来ていただきたいんです」
エルンスト「行けば何故かわかるそうだよ」
もうすぐ動物たちがここに着くからと言うタムタムを残して、一同はまた馬車に乗った。

病院にやって来た一同。その大きさに驚くアンナ。
エリオット「メルボルン、いやオーストラリアで一番大きい病院ですからね」
中へ入ると、ちょっと待っててくださいと言い残してエリオットは去った。代わりに病院内を案内するよう言われた看護婦がやって来る。その姿を見て驚く一同。看護婦もまた驚く。

フローネのナレーション「私たちは思いがけない人に会ったの」

一同が出会ったのは、同じく座礁したブラックバーンロック号に乗っていたエミリーだった。エミリーはフランツにベランダで説明する。
エミリー「私たちの乗った救命ボートは、オールを漕いでいたのがとても優秀な水夫で、何とか嵐を乗り切ってくれたの」
だがその後漂流し、助かったのはエミリーだけだったと言う。エミリーの面倒はエリオットが見ていた。
エミリー「エリオット先生意地悪ね。今日まで黙ってるなんて」
フランツ「でもよかったね、お互いに生きてて」
エミリー「ええ。これからは前よりもっと仲良くしましょうね」
フランツ「うん。これからはずーっと一緒にこのメルボルンに住んでいられるんだもんね」
握手するふたり。
フランツ「今度ぼくたちの家に引っ越しておいでよ。部屋はあるし大きな家なんだから。フローネたちも喜ぶよ」
エミリー「ええ、ありがとう。でも…ううん、なんでもない」
新居での朝食風景。教会の鐘が鳴っている。フローネ、フランツ、ジャックは登校する。

フローネのナレーション「今日からジャックも学校へ行くことになったの」

ジャックはブチクスクスのメルクルを連れていた。家に置いてくるようフローネは言う。
フローネ「まだ無人島にいる気なんだから」
だが、そう言ったフローネも裸足だった。
フランツ「お前こそまだ無人島にいる気じゃないか」
慌てて家へ戻るフローネ。
フランツ「ふたりともしょうがないなあ」
しかし自分もネクタイを忘れていたことに気が付く。

病院。エルンストが出勤してエミリーに挨拶する。

エミリーはエリオットに呼ばれて部屋にやってきた。
エリオット「例の件だがね、この際1年ぐらい先に延ばしてもいいよ。せっかくフランツと会えたんだし」
エミリー「いいえ!わたくしは一日もはやく、一人前の看護婦になりたいんです」

フローネたちの家を訪ねてきたモートン。場所がわからず教えてもらおうと声をかけると、それはエミリーだった。

家に到着し、リビングでお茶を飲んでいる一同。
モートン「ところで長いこと預かっていただきましたが、今日はトミーを連れにきたんじゃ」
トミーと共に船員の契約をしてきたという。乗るのはイギリスへ行くアトランティック号だ。
エミリー「まあ、アトランティック号にお乗りになるんですか。私もその船に乗るの」
エミリーはロンドンの看護婦学校に通うのだと言う。3年経って資格が取れたらまたオーストラリアに戻ってくるつもりだった。
夕方。庭にいるフランツとエミリー。
フランツ「3年も会えないのか…」
エミリー「ごめんなさい、フランツ。やっと会えたばかりなのに」
フランツ「いいさ、君の将来のためだもの。元気でがんばるんだよ」
エミリー「あなたも元気でね、フランツ」

フローネとタムタムもいる。
フローネ「タムタムも行っちゃうのか…」
タムタム「俺は半年に一度ぐらい帰ってくる。それに俺は一日もはやく一人前の船乗りになりたい。丘の上でぼやぼやしてられないよ」
フローネ「そうね、がんばらなきゃ」

教会の鐘が鳴る。

アトランティック号が出港した。見送りにきているフローネたち。
フローネ「エミリー、タムタム、モートンさん、みんな元気でねー!」
みんなの顔。
フローネ「みんなさよならー!元気でねー!」
船は煙をあげながら遠ざかっていく。

その後の『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』

次週からは《世界名作劇場シリーズ》第8作目『南の虹のルーシー』が始まりました。

『ふしぎな島のフローネ』として続編はないのですが、原作に絡めて少しだけ余談を。

『スイスのロビンソン』は、ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』を下敷きにした作品です。
ひとりで無人島に漂着したロビンソンを、ロビンソン一家に変更したのです。

他「漂流するロビンソン一家」と言えば、1965年のSF連続ドラマ『宇宙家族ロビンソン』があります。こちらはアルファ・セントリー星を目指していたロビンソン一家が、宇宙で漂流してしまうという物語。原題はLost in Spaceです。
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