朝ドラ「半分、青い。」に登場する漫画「いつもポケットにショパン」が懐かしい!
2018年5月16日 更新

朝ドラ「半分、青い。」に登場する漫画「いつもポケットにショパン」が懐かしい!

いつもポケットにショパンは、くらもちふさこ氏の少女漫画作品で、「別冊マーガレット」(集英社)にて1980年2月号から1981年7月号まで連載されました。朝ドラ「半分、青い。」内では「秋風羽織」の名義で作者が登場し、主人公・楡野鈴愛に大きな影響を与えるようになります。

1,404 view

「いつもポケットにショパン」は、1人の少女がピアノを通して成長していくヒューマンドラマです。

朝ドラ「半分、青い。」の主人公・楡野鈴愛に大きな影響を与えた漫画である。

ストーリー

幼馴染の須江麻子と緒方季晋は母親同士が友人関係で、幼い頃から仲が良く、同じピアノ教室に通う仲だった。
季晋が中学進学と同時に西ドイツへ留学したため音信不通となり、後に現地で列車事故に遭い、季晋の母が亡くなり、季晋にも失明の恐れがあると新聞で知ることとなる。
別々の高校へ進学し再会を果たすが、季晋は麻子をライバル視して距離を置くようになっていた。
その背景には共にピアニストだった2人の母親の恋とピアノに対する因縁が関わっていることが明らかになっていく。
自分のピアノの実力を過小評価していた麻子だが、周りの人物によって徐々に才能を開花させていくことになる。

登場人物

須江 麻子(すえ あさこ)

いつもポケットにショパン 2 (マーガレットコミックスDIGITAL) | くらもちふさこ | 少女マンガ | 本 | Amazon (2006690)

国際的ピアニスト須江愛子の1人娘。小さい頃からピアノを習っている。
母から教わったことはほとんどなかったものの、ピアノを愛し、労わり、周りに存在するあらゆる音に関心を持つようにと、ピアニストにとって大事なごく基本的なことを教わった。
また、愛子が積極的に身の回りのことを全て自分でやらせていたため料理もでき、シチュー作りが得意である。

母は麻子が幼い頃から常に多忙であり、また愛情表現もあっさりしているため、寂しく感じてきた。
幼馴染の緒方季晋に対し「きしんちゃん」と漢字の音読みの愛称で呼んでいる。
幼い頃は、季晋の母の華子に娘のように可愛がってもらい、華子によく懐いていた。

自分に自信が持てない性格で、劣等感を感じてしまいがちである。
ピアノのせいで上邑や季晋との関係が崩れたと思い、ピアノはもともと好きだったわけではなく、環境によって弾いていただけだと思っていた。
しかし、季晋と連弾し、母・愛子のリサイタルを聴きに行った際ピアノに憧れずにいられなくなり、しがみついてでもピアノを続ける決意をする。
ピアノの技術は水準以上であったが、突出した技術があったわけではなく、松苗からの指導や上邑との出会い、そして季晋との再会によって徐々に元より備わっていた才能を発揮するようになり、上邑や季晋にとっての脅威の存在となっていった。

だれかのピアノを聞いて、涙があふれるほどの感動を体験したのは、かつてたった一度、昔の季晋が弾いたショパンのワルツを聞いた時だけとのこと。

緒方 季晋(おがた としくに)

電子書籍[コミック・小説・実用書]なら、ドコモのdブック (2006632)

麻子にのみ漢字を音読みにした「きしんちゃん」の愛称で呼ばれているが、それ以外の友人たちからは「トシ」と呼ばれている。

ピアニストだった緒方愛子の1人息子で、母から愛情をたっぷり受けて育った。
幼い頃は麻子ととても仲が良く、一緒にピアノ教室へ通ったり、(母同伴で)出かけたり、麻子に泊りに来てもらうなどしていた。
麻子がいじめられていると仕返しをすることもあった。

小学校卒業後、ピアノの留学のため母と西ドイツへ渡ったが、そこで列車事故に巻き込まれ重傷を負い失明したが、亡くなった母の角膜を移植し、視力を取り戻した。
「麻子ちゃんにピアノ負けないで。お願い」と言って亡くなった母の言葉を聞き、その後母が若い頃につけていた日記を読んで母が片思いだった男性が麻子の父であり、また麻子の母は有名ピアニストになったのに、母は腱鞘炎にかかりピアノの道を断念したことなどを知り、須江親子を憎み、敵対視するようになった。

堂園音楽学園高等部に在学し、各地のピアノコンクールで上位を占める3人である通称「堂園三羽烏」の1人として知られるようになる。
麻子とは三羽烏として有名になった後に再会し、麻子の姿を母の角膜で見ていると思い、憎しみと愛情のはざまで苦しむ。
母の願いである麻子に勝つということを最終目的にし、かつての母と同じように腱鞘炎に苦しみながら麻子には内緒でコンクールを受ける。
手に負担をかけ、ピアノに憎しみをぶつけるような心情でコンクールを受けることを批判した麻子と衝突したが、最後には和解し麻子と元の関係に戻った。

須江 愛子(すえ あいこ)

いつもポケットにショパン|無料・試し読みも【漫画・電子書籍のソク読み】itumopoket_001 (2006691)

※画面左上の女性キャラ
麻子の母で国際的に有名なピアニスト。
麻子の父である夫とは結婚後早い段階で離婚した。

多忙なため、不在時は自身の母に麻子の面倒を任せている。
たとえ娘でもピアノのレッスンはしないし、弟子は取らない主義。
冷たく見えるが、親友である華子との友情を大事にしていた。
また、作中でもピアノに対する愛情が垣間見え、麻子に対してもピアノを上手く弾くことよりもこの世のあらゆる音に関心を持ち、ピアノを愛することの大切さを伝えている。
娘である麻子に対しては敢えてつき離し、手を出さないことで自立心を持たせる方針を取っていたが、幼い麻子にとってはそういった母の愛情になかなか気付くことができず、長らく冷たい母という印象が強かったが、麻子の心の成長と共に衝突も減っていった。

緒方 華子(おがた はなこ)

いつもポケットにショパン|無料・試し読みも【漫画・電子書籍のソク読み】itumopoket_001 (2005005)

※画面左上の女性キャラ
季晋の母。
元ピアニストで麻子の母・愛子とは友人でありライバル関係にあった。
麻子の父に恋をしていたが、愛子と愛し合うようになり失恋。
愛子に負けまいと過度にピアノの練習を重ね、腱鞘炎を患いピアニストとしての道を絶った。
麻子に対しては、実の娘のように可愛がりながらも、日記の中で息子の季晋には絶対に負けさせるものかと記しており、お手伝いの女性との会話の中で自身が天才型のピアニストであり、愛子が努力型のピアニストであるということをすり込むなどしていた。
実はその逆で、華子の方こそが努力型のピアニストだった。

息子の季晋に良い先生をつけるべくピアノ留学のため一緒に西ドイツへ渡ったが、現地で列車事故に遭い死去。
死の間際、季晋の腕を掴みながら「麻子ちゃんにピアノ負けないで。お願い」と伝えた。
死去後、失明した季晋へ角膜が移植された。

上邑 恭二(うえむら きょうじ)

※麻子と一緒にいる男性キャラ
堂園音楽学園から白川音楽学園に編入。
堂園三羽烏のうちの1人で、天才肌のピアニスト。
持病のぜんそくが悪化したため白川音楽学園に転校してきたといいながら、その実、堂園音楽学園に通う二階堂まりあに恋をしていて、まりあにお似合いの季晋にピアノも抜かれてしまいそうになり、ピアノに身が入らないため距離を取った。
麻子の噂は聞いており、凄腕だと思い込んでいたが、初めて麻子のピアノを聴いて拍子抜けしてしまう。
しかしその後、才能を開花させグングン伸びていく麻子に嫉妬するようになり、しばらくはまともに顔も見られそうにないと言い、上邑に憧れるようになっていた麻子にショックを与える。
上邑は幼い頃から身体が弱く学校も休みがちで、そのため友人ができなかった。
しかしピアノだけは誰にも負けることがなく誇りに思ってきたとのこと。

二階堂まりあには片思いしていると思っていたが、実は両想いだったことが判明した。
55 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント

あなたにおすすめ

大人の女子にとってはどれも懐かしい!女子に人気の記事・スレッド一覧

『元祖梅ジャム』沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.78

『元祖梅ジャム』沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.78

イラストレーター沼田健さんによる『昭和あるある』4コマ漫画! 懐かしいエピソードに共感して楽しんでもらうもよし、一人でノシタルジーに浸るもよし、あの頃昭和へプレイバック!!せんべいに付けて食べると梅の酸っぱさと甘さでとっても美味しい駄菓子「梅ジャム」
沼田健 | 402 view
【アラフォー女子が語る】ぶっちゃけ、ワンナイトラブってした事ある?

【アラフォー女子が語る】ぶっちゃけ、ワンナイトラブってした事ある?

飲み過ぎて気が付いたらベッドで知らない男が寝てた!とか、普通にタイプだったからこっちから押し倒したなどなど、アラフォー女子のワンナイトラブ今昔物語です(笑)
女の子の憧れ!バービーとお揃いのスタイルでドレスアップが可能に!!

女の子の憧れ!バービーとお揃いのスタイルでドレスアップが可能に!!

阪急うめだ本店・4階コトコトステージ41にて、永遠のファッションアイコン「バービー」とお揃いのドレスアップスタイルが可能となるアイテムを販売します。期間は11月15日から11月28日まで。
隣人速報 | 526 view
―あの青い瞳と哀しい旋律に狂おしいほど魅かれたのだ― 吉井和哉をモデルにした青年との狂おしい恋… 矢沢あいが描いた『下弦の月』。その内容に迫ります!

―あの青い瞳と哀しい旋律に狂おしいほど魅かれたのだ― 吉井和哉をモデルにした青年との狂おしい恋… 矢沢あいが描いた...

美しい絵柄でりぼんっ子を引き込ませた「下弦の月」。しかし、ただただただ緻密に組み込まれた作者・矢沢あいさんのあざやかな手腕に呑まれたのではないのでしょうか。改めて読んでみるとまた違う発見ができるかもしれません。では参りましょう!
me*me | 768 view

関連する記事こんな記事も人気です♪

「ベルサイユのばら」作者の短編コミックがKindleなどで一挙配信開始! 今こそ読みたい池田理代子作品

「ベルサイユのばら」作者の短編コミックがKindleなどで一挙配信開始! 今こそ読みたい池田理代子作品

池田理代子の短編作品「あのひとはいま…」「星くずの童話(メルヘン)」「クロディーヌ…!」をはじめとした全10作品の電子配信がスタートしました。扱っているのはKindleストア、楽天Kobo電子書籍ストア、Google Play、iBooks、Yahoo!ブックストア、SONY Reader Storeなどの6電子書店。
「#なつかし大賞」をつけて懐かしのサンリオグッズをSNSに投稿しよう!さらに「2018年サンリオキャラクター大賞」の中間順位が発表!

「#なつかし大賞」をつけて懐かしのサンリオグッズをSNSに投稿しよう!さらに「2018年サンリオキャラクター大賞」の中間順位が発表!

株式会社サンリオは、5月10日から投票を開始しているサンリオキャラクターの人気投票企画「2018年サンリオキャラクター大賞」の中間順位・上位10位までを発表しました。さらにハッシュタグ「#なつかし大賞」で好きなキャラを応援する企画も実施中。
隣人速報 | 1,162 view
ひたすら賑やかで愉快だった少女漫画雑誌「ぴょんぴょん」て憶えてる?

ひたすら賑やかで愉快だった少女漫画雑誌「ぴょんぴょん」て憶えてる?

りぼん、なかよし、ちゃおの三大少女漫画雑誌が牛耳っていた80年代、ぴょんぴょんは一部の少女たちのハートを掴んで離しませんでした。 発行期間約5年という短い生涯でしたが、他の少女漫画雑誌とは一線を画す個性的な作品を数多く残しました。
おにいちゃん | 1,828 view
あの「ママレード・ボーイ」が20年の時を経て実写映画化!2018年公開決定!

あの「ママレード・ボーイ」が20年の時を経て実写映画化!2018年公開決定!

吉住渉の人気少女漫画「ママレード・ボーイ」が、このたび実写映画になることが決定しました。原作者も待望していた実写映画化だけに、かつてママレード・ボーイに夢中になった方は必見ですよ!
隣人速報 | 642 view
大和和紀『はいからさんが通る』の2部作アニメのタイトルが決定!原作の結末も描かれる!

大和和紀『はいからさんが通る』の2部作アニメのタイトルが決定!原作の結末も描かれる!

大和和紀による70年代の人気漫画「はいからさんが通る」。そのアニメ映画が前後編の2本製作されるが、タイトルが決定した。前編は11月11日、後編が2018年内に公開される予定だ。

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト