『仮面ライダーストロンガー』
制作:毎日放送、東映
放送期間:1975年4月5日から1975年12月27日
放送時間:土曜19:30
放送局:TBS系列
放送話数:全39話
主題歌:「仮面ライダーストロンガーの歌」水木一郎
放送期間:1975年4月5日から1975年12月27日
放送時間:土曜19:30
放送局:TBS系列
放送話数:全39話
主題歌:「仮面ライダーストロンガーの歌」水木一郎
スタッフ
原作:石森章太郎
監督:石森章太郎、山田稔(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
監督:石森章太郎、山田稔(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
キャスト
仮面ライダーストロンガー/城 茂:荒木茂
仮面ライダー1号/本郷猛:藤岡弘
仮面ライダー2号/一文字隼人:佐々木剛
仮面ライダーV3/風見志郎:宮内洋
ライダーマン/結城丈二:山口暁
仮面ライダーX/神 敬介:速水亮
仮面ライダーアマゾン/山本大介:岡崎徹
立花藤兵衛:小林昭二
仮面ライダー1号/本郷猛:藤岡弘
仮面ライダー2号/一文字隼人:佐々木剛
仮面ライダーV3/風見志郎:宮内洋
ライダーマン/結城丈二:山口暁
仮面ライダーX/神 敬介:速水亮
仮面ライダーアマゾン/山本大介:岡崎徹
立花藤兵衛:小林昭二
マシーン大元帥:市川治(声の出演)
磁石団長:沢りつお(声の出演)
ヨロイ騎士:池水通洋(声の出演)
大首領:納谷悟朗(声の出演)
ナレーター:中江真司
磁石団長:沢りつお(声の出演)
ヨロイ騎士:池水通洋(声の出演)
大首領:納谷悟朗(声の出演)
ナレーター:中江真司
『仮面ライダーストロンガー』とは
「仮面ライダーストロンガー城 茂は自ら進んで改造手術をうけて電気人間となり、日本の平和と正義を守るため、世界征服を狙う悪の組織デルザー軍団を倒すべく、敢然と立ちあがった」
7人の仮面ライダーが登場する、これまでの総決算ともいえる作品。敵の大首領も、これまでの首領の真の姿だった。カブトムシを元にしたストロンガーのデザインや、改造電気人間という設定が目新しい。ちなみに後半では超電子人間にパワーアップしている。他、電波人間タックルという、同じく改造された女性の仲間がいるのも特徴。
本作の後、次作『仮面ライダー(スカイライダー)』まで4年間の空白が開くこととなった。
7人の仮面ライダーが登場する、これまでの総決算ともいえる作品。敵の大首領も、これまでの首領の真の姿だった。カブトムシを元にしたストロンガーのデザインや、改造電気人間という設定が目新しい。ちなみに後半では超電子人間にパワーアップしている。他、電波人間タックルという、同じく改造された女性の仲間がいるのも特徴。
本作の後、次作『仮面ライダー(スカイライダー)』まで4年間の空白が開くこととなった。
『仮面ライダーストロンガー』の最終回
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第39話「さようなら!栄光の7人ライダー!」
ナレーション「仮面ライダー1号2号もついに日本へ帰ってきた。ピンチを救われたストロンガーはデルザー軍団の日本破壊作戦に敢然と立ち向かった。それを阻むマシーン大元帥、ヨロイ騎士には1号2号が戦う。デルザー軍団と仮面ライダーたちの激しい三つ巴の戦いが展開したのである」
海岸の岩場で磁石団長と戦っているストロンガー。ヨロイ騎士と戦っている1号。ストロンガーは「チャージアップ!」の声と共に超電子人間ストロンガーにパワーアップした。ふたりは倒した磁石団長とヨロイ騎士を運んで、2号を助けに向かう。
2号はマシーン大元帥と戦っていた。そこへ1号が現れる。
1号「動けば仲間の命はない!」
縛られた磁石団長とヨロイ騎士を捕まえているストロンガー。捕らわれのふたりが「助けてくれ」と懇願すると、マシーン大元帥は笑い出す。
大元帥「貴様ら忘れているな?馬鹿者!良く考えてみろ。貴様らの仲間V3とライダーマンが捕まっていることを忘れたのか?」
仕方があるまいと、人質を交換するために縄を解こうとするV3たち。そこへ現れたのは仮面ライダーXだった。
X「待てい!その必要はない!」
アマゾンが雄たけびと共に現れて「あれを見ろ!」と指さす。そこにはV3とライダーマンの姿があった。
大元帥「貴様ら、いつの間に出てきおったのだ!」
V3「Xライダーとアマゾンがな!」
X「地下牢から助け出してくれたのだ!」
敵三人を囲む7人の仮面ライダー。
ヨロイ騎士「あれはなんだ!?」
振り返るライダーたち。奇厳山の人面岩の両眼が開いた。
ストロンガー「危ない、散れ!」
人面岩の両眼から、光線が放たれた。ライダーたちの周りで大爆発が起きる。煙に包まれてしまう一同。その煙が晴れると、マシーン大元帥たち三人の姿は消えていた。大元帥の声がする。
大元帥「ワーハッハッハ!見たか、7人のライダーども。デルザー軍団はいまだ滅びずだ。まだ人質を取ってあるのを忘れるな。うぬらの育ての親だ!」
人質となっているのは立花藤兵衛なのだった。無人のジープが走り寄ってくる。
大元帥「立花藤兵衛のジープが道案内する!」
2号はマシーン大元帥と戦っていた。そこへ1号が現れる。
1号「動けば仲間の命はない!」
縛られた磁石団長とヨロイ騎士を捕まえているストロンガー。捕らわれのふたりが「助けてくれ」と懇願すると、マシーン大元帥は笑い出す。
大元帥「貴様ら忘れているな?馬鹿者!良く考えてみろ。貴様らの仲間V3とライダーマンが捕まっていることを忘れたのか?」
仕方があるまいと、人質を交換するために縄を解こうとするV3たち。そこへ現れたのは仮面ライダーXだった。
X「待てい!その必要はない!」
アマゾンが雄たけびと共に現れて「あれを見ろ!」と指さす。そこにはV3とライダーマンの姿があった。
大元帥「貴様ら、いつの間に出てきおったのだ!」
V3「Xライダーとアマゾンがな!」
X「地下牢から助け出してくれたのだ!」
敵三人を囲む7人の仮面ライダー。
ヨロイ騎士「あれはなんだ!?」
振り返るライダーたち。奇厳山の人面岩の両眼が開いた。
ストロンガー「危ない、散れ!」
人面岩の両眼から、光線が放たれた。ライダーたちの周りで大爆発が起きる。煙に包まれてしまう一同。その煙が晴れると、マシーン大元帥たち三人の姿は消えていた。大元帥の声がする。
大元帥「ワーハッハッハ!見たか、7人のライダーども。デルザー軍団はいまだ滅びずだ。まだ人質を取ってあるのを忘れるな。うぬらの育ての親だ!」
人質となっているのは立花藤兵衛なのだった。無人のジープが走り寄ってくる。
大元帥「立花藤兵衛のジープが道案内する!」
立花藤兵衛は二股になった木に、両手を挙げたY字の形で吊るされていた。
大元帥「立花藤兵衛、気分はどうだ!」
立花「おいおい。俺を人質にしたってお前たち3人で7人の仮面ライダーに勝てると思ってるのか?」
大元帥「ハーッハッハ!デルザー軍団は我々だけではない!」
奇厳山の人面岩の両眼が、再び開いた。
人面岩「デルザー、復活!」
空の黒雲から稲光が地面に落ちて、爆発。その煙の中から現れたのは、ストロンガーに倒されたはずの魔人たち6人だった。
大元帥「立花藤兵衛、気分はどうだ!」
立花「おいおい。俺を人質にしたってお前たち3人で7人の仮面ライダーに勝てると思ってるのか?」
大元帥「ハーッハッハ!デルザー軍団は我々だけではない!」
奇厳山の人面岩の両眼が、再び開いた。
人面岩「デルザー、復活!」
空の黒雲から稲光が地面に落ちて、爆発。その煙の中から現れたのは、ストロンガーに倒されたはずの魔人たち6人だった。
ジープの後を追って、山の中をバイクで進む7人ライダー。そして捕らえられた立花の元に到着した。立花は戦闘員に殴られて気を失ってしまう。
大元帥「攻撃開始!」
7人ライダーとの戦いが始まった。
大元帥「む!?ストロンガーがいないぞ!」
ストロンガー「俺ならここだ!デルザー軍団、最後の時だ。仮面ライダーの敵ではない!あれを見ろ!」
6人の魔人はライダーたちの前に、爆発を起こして滅びた。
大元帥「こうなれば貴様を道連れに死んでやるわ!」
ストロンガーと大元帥の戦い。大元帥は大爆発を起こして死んだ。
大元帥「き、聞けぃ、ライダーども!デルザーは、デルザーは滅びぬ!」
大元帥「攻撃開始!」
7人ライダーとの戦いが始まった。
大元帥「む!?ストロンガーがいないぞ!」
ストロンガー「俺ならここだ!デルザー軍団、最後の時だ。仮面ライダーの敵ではない!あれを見ろ!」
6人の魔人はライダーたちの前に、爆発を起こして滅びた。
大元帥「こうなれば貴様を道連れに死んでやるわ!」
ストロンガーと大元帥の戦い。大元帥は大爆発を起こして死んだ。
大元帥「き、聞けぃ、ライダーども!デルザーは、デルザーは滅びぬ!」
気絶から目を覚ました立花。見上げると円陣に並ぶ、7人の男たちの顔があった。立花は立ち上がり、ひとりひとりの前でその名を呼ぶ。
立花「茂!猛!隼人!志郎!丈二!啓介!アマゾン!…おい、デルザー軍団はどうなったんだ?」
猛「ひとり残らず、全滅です」
立花「いや、違うぞ。俺は見たんだ。奇厳山の人面岩が喋ったんだ」
茂「マシーン大元帥は、デルザーは滅びぬと言った」
猛「あの人面岩に…その秘密が」
それぞれの顔のアップ。そして7人の男たちは歩き出す。
立花「茂!猛!隼人!志郎!丈二!啓介!アマゾン!…おい、デルザー軍団はどうなったんだ?」
猛「ひとり残らず、全滅です」
立花「いや、違うぞ。俺は見たんだ。奇厳山の人面岩が喋ったんだ」
茂「マシーン大元帥は、デルザーは滅びぬと言った」
猛「あの人面岩に…その秘密が」
それぞれの顔のアップ。そして7人の男たちは歩き出す。
奇厳山のふもと。バイクにまたがり、横に整列した7人のライダー。人面岩が喋り出す。
人面岩「遠路はるばるご苦労だったな、仮面ライダーの諸君。ハッハッハッ。我こそはデルザー軍団の大首領」
奇厳山は爆発を起こし、崩れ始める。その中から現れたのは岩石の巨人だった。
大首領「フハハハハ。見たか、デルザー軍団の大首領の姿を。ハッハッハ。7人の仮面ライダーの諸君、それぞれわしの声に聞き覚えがあるのではないかな?」
この巨人こそ『ショッカー』『ゲルショッカー』『デストロン』『ゴッド』『ゲドン』『ブラックサタン』すべての首領なのだ。
大首領「その通り。7人の仮面ライダー共通の敵、それがわしなのだ。ひとり残らず大首領が始末してやる」
歩き出す大首領。
1号「行くぞ!」
全員「おう!」
大首領の拳で殴り飛ばされるX。足に噛みついたアマゾンも振り払われる。V3とライダーマンは肩に飛び乗り顔に何度もパンチするが、これも簡単に手で払われてしまう。ストロンガーの『ストロンガー電キック』も手でふさがれてしまった。そのストロンガーをXが助け起こす。だがふたりは大首領に蹴り飛ばされてしまった。
大首領は火を吐く。地面で火炎が上がる。目から光線を出すと爆発が起きる。V3の『V3キック』も大首領の拳ではじかれた。Xは捕まってしまい地面に投げつけられる。それを仲間たちが受け止めて救う。
再び、大首領の目から光線。爆発。
ライダーたち「このままでは」「やられてしまう」「負けてたまるか!」「なんとかしなくては」「仮面ライダーはすべて兄弟だ!」「みんな、手を握れ!」「エネルギーを集めるんだ!」
V3とライダーマンが手を握った。2号とX、1号とアマゾンも手を握る。その手の上にストロンガーが手を重ねる。光の玉が浮かんだ。
人面岩「遠路はるばるご苦労だったな、仮面ライダーの諸君。ハッハッハッ。我こそはデルザー軍団の大首領」
奇厳山は爆発を起こし、崩れ始める。その中から現れたのは岩石の巨人だった。
大首領「フハハハハ。見たか、デルザー軍団の大首領の姿を。ハッハッハ。7人の仮面ライダーの諸君、それぞれわしの声に聞き覚えがあるのではないかな?」
この巨人こそ『ショッカー』『ゲルショッカー』『デストロン』『ゴッド』『ゲドン』『ブラックサタン』すべての首領なのだ。
大首領「その通り。7人の仮面ライダー共通の敵、それがわしなのだ。ひとり残らず大首領が始末してやる」
歩き出す大首領。
1号「行くぞ!」
全員「おう!」
大首領の拳で殴り飛ばされるX。足に噛みついたアマゾンも振り払われる。V3とライダーマンは肩に飛び乗り顔に何度もパンチするが、これも簡単に手で払われてしまう。ストロンガーの『ストロンガー電キック』も手でふさがれてしまった。そのストロンガーをXが助け起こす。だがふたりは大首領に蹴り飛ばされてしまった。
大首領は火を吐く。地面で火炎が上がる。目から光線を出すと爆発が起きる。V3の『V3キック』も大首領の拳ではじかれた。Xは捕まってしまい地面に投げつけられる。それを仲間たちが受け止めて救う。
再び、大首領の目から光線。爆発。
ライダーたち「このままでは」「やられてしまう」「負けてたまるか!」「なんとかしなくては」「仮面ライダーはすべて兄弟だ!」「みんな、手を握れ!」「エネルギーを集めるんだ!」
V3とライダーマンが手を握った。2号とX、1号とアマゾンも手を握る。その手の上にストロンガーが手を重ねる。光の玉が浮かんだ。