岸恵子×イヴ・シャンピ(映画監督)
1953年に公開された映画『君の名は』の大ヒットで、国民的女優となった岸恵子。彼女が劇中していたストールの巻き方は、役名から「真知子巻き」と名付けられ、若い女性の間で一大ブームとなりました。
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その後、岸はフランス・日本の合作映画『忘れえぬ慕情』(1956年公開)へ出演。そこで知り合ったフランス人映画監督イヴ・シャンピと恋に落ち、1957年に結婚。川端康成原作の映画『雪国』のクランクアップ後に、花嫁道具をまとめ、一路、フランス・パリへと嫁いでいったのです。
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パリの住人になったあとも、日本映画界からの出演オファーは絶えず。そのため岸は、日本とフランスを往復する二重生活にいそみ、「空飛ぶマダム」などと呼ばれていました。
結局、結婚から18年後にイヴ・シャンピとの関係は破たんしてしまうのですが、特筆すべきは、岸のパリ時代における交友関係。哲学者のジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワール、詩人のジャン・コクトーなど、歴史的偉人たちと接点を持ち、下の写真もオードリー・ヘップバーンが撮ったものだというから驚きです。
結局、結婚から18年後にイヴ・シャンピとの関係は破たんしてしまうのですが、特筆すべきは、岸のパリ時代における交友関係。哲学者のジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワール、詩人のジャン・コクトーなど、歴史的偉人たちと接点を持ち、下の写真もオードリー・ヘップバーンが撮ったものだというから驚きです。
岸惠子、映画監督イヴ・シャンピ氏との挙式
— 池乃こいし (@369doughnut) May 15, 2015
(1957年) pic.twitter.com/8XMUGLv4jL
岸恵子とイヴ・シャンピ
布施明×オリビア・ハッセー(女優)
少し前に、仲間由紀恵が出演した、キリンビバレッジ『潤る茶』のCMに使用されていた、布施明の名曲『君は薔薇より美しい』。もともと同曲は、1979年にカネボウ化粧品のCMソングに採用されたのを機にヒットしたのですが、このCMに出演していたのが、オリビア・ハッセーです。
オリビア・ハッセーが出演した、カネボウ化粧品のCM(1979年)
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オリビア・ハッセー…。日本において、彼女の名が知れ渡ったのは、1968年の映画『ロミオとジュリエット』がきっかけでした。ジュリエット役を演じたオリビアの可憐な美しさは、世界中の男性を魅了したのです。
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2人は先述のCMが縁となり、1980年に結婚。それに伴い布施は拠点をアメリカへ移し、歌手やミュージカル俳優として活動します。1983年には、息子マクシミリアンが誕生。しかし、1989年には離婚して、布施は日本へ帰ってきたのでした。
AGFのお茶 布施明 オリヴィア・ハッセー
CMで夫婦共演もしていた
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梅宮辰夫×クラウディア・ヴィクトリア(一般人)
若いころは、女泣かせのプレイボーイだった梅宮辰夫。彼がアメリカ人女性・クラウディアを妻に選んだのには、こんなエピソードがあります。
それは、梅宮とクラウディアが付き合って3年経ったある日のこと。梅宮は、母親から見合い話を持ちかけられます。もともと、離婚歴がある彼は「次の嫁探しは母親に任せる」と決めていました。そのため、クラウディアに「見合いをするから、別れてくれ」と切り出します。すると、彼女は「二号さんでいいから、別れないで」と懇願。一途なクラウディアが愛おしくなり、梅宮は彼女との結婚を決意したのでした。