『戦国魔神ゴーショーグン』
制作:読売広告社、葦プロダクション
放送期間:1981年7月3日から1981年12月28日
放送時間:月曜18:00から18:30(金曜17:00から移動)
放送局:テレビ東京(番組開始時の名称は東京12チャンネル)
放送話数:全26話
主題歌:「ゴーショーグン発進せよ」藤井健
放送期間:1981年7月3日から1981年12月28日
放送時間:月曜18:00から18:30(金曜17:00から移動)
放送局:テレビ東京(番組開始時の名称は東京12チャンネル)
放送話数:全26話
主題歌:「ゴーショーグン発進せよ」藤井健
スタッフ
原作・構成:首藤剛志
演出:湯山邦彦(最終回担当)ほか
脚本:首藤剛志(最終回担当)ほか
絵コンテ:ゆやまくにひこ(最終回担当)ほか
キャラクターデザイン:スタジオZ5
音楽:あかのたちお
演出:湯山邦彦(最終回担当)ほか
脚本:首藤剛志(最終回担当)ほか
絵コンテ:ゆやまくにひこ(最終回担当)ほか
キャラクターデザイン:スタジオZ5
音楽:あかのたちお
キャスト
真田ケン太:松岡洋子
北条真吾:鈴置洋孝
レミー島田:小山茉美
キリーギャグレー:田中秀幸
サバラス:小林修
OVA(オバ):間嶋里美
真田博士:寺島幹夫
ネオネロス:藤本譲
ブンドル:塩沢兼人
カットナル:木原正二郎
ケルナグール:郷里大輔
北条真吾:鈴置洋孝
レミー島田:小山茉美
キリーギャグレー:田中秀幸
サバラス:小林修
OVA(オバ):間嶋里美
真田博士:寺島幹夫
ネオネロス:藤本譲
ブンドル:塩沢兼人
カットナル:木原正二郎
ケルナグール:郷里大輔
『戦国魔神ゴーショーグン』とは
太古より地球を陰から支配していた秘密結社ドクーガは、真田博士が発見した謎のエネルギーであるビムラーを手に入れようとしていた。サバラスに率いられた北条真吾、キリーギャグレー、レミー島田の「グッドサンダーチーム」は、ビムラーエネルギーで動く巨大ロボ・ゴーショーグンに乗って戦う。
ちなみにオープニング曲「ゴーショーグン発進せよ」の歌詞にある「赤いボタンを知ってるかい 青いボタンを知ってるかい」の赤いボタンとはゴーショーグンへの合身ボタン、青いボタンとは必殺技ゴーフラッシャーの発射ボタンである。
ちなみにオープニング曲「ゴーショーグン発進せよ」の歌詞にある「赤いボタンを知ってるかい 青いボタンを知ってるかい」の赤いボタンとはゴーショーグンへの合身ボタン、青いボタンとは必殺技ゴーフラッシャーの発射ボタンである。
『戦国魔神ゴーショーグン』の最終回
第26話『果てしなき旅立ち』
ナレーション「ビムラーエネルギーがその破壊力を失うまであと10時間。最後の戦いを前に両者は静かに対峙していた」
移動要塞グッドサンダー内。コンピューターであるファザーに人格をインプットされた真田博士が、息子のケン太と話している。真田博士は最後の遺言として、あすケン太が13歳になった時ビムラーエネルギーは第四段階を迎え、宇宙の意志ビッグソウルから他の宇宙生命と共に生きる資格を与えられると言う。その資格を受けるか否かは、ケン太が決めることなのだった。
ケン太「僕、僕、答えは決まってる」
教育ロボであるOVAが、ケン太を待っていた。
OVA「ケン太君のやりたいようにやるのが、一番いいんです」
ケン太「うん。ありがとう。…母さん。へへへ、OVAに一度こう言ってみたかったんだ」
動揺した様子のOVA。ケン太、去る。
OVA「母さん?私が、母さん…?」
キリーが自室の机でタイプライターに向かっている。
キリー「俺には何もなかった…。あーあ、何もないまま終わっちまうのか。『キリー・ギャグレー自叙伝 ブロンクスの狼 THE END』。はぁ、終わった」
真吾は射撃の訓練をしていた。そこへファザーが、レミーの部屋で異常な高温をキャッチしたと警報し、真吾とキリーは急いで駆けつける。扉が開くと黒煙。その中にレミーはいた。みんなのお弁当を作っていたのだ。
レミー「ハンバーグ、焦がしちゃったあ。いいのよ、無理に食べてくれなくても。ただね、今日1日ぐらい女らしく過ごそうと思っただけよ」
黒焦げだろうが何だろうが食べると言う慎吾に、キリーもハンバーグなら僕に任して下さいと言う。言い争いになるふたり。
レミー「やめなさい、2人とも!…ありがとう、キリー、真吾」
黒焦げのハンバーグの皿が出された。それを食べ、レミーに背を向けて苦しそうな表情で、おいしいと言う2人。
太陽が昇り、朝になった。たくさんの人々が、最後の戦いを応援するため集まっている。その上を飛んでいるマスコミのヘリ。
アナウンサー「いよいよ地球の運命を決める日がやって参りました。ご覧下さい。彼らは世界中からこの地に集まってきたのです。それぞれの思い入れは違っても、心は同じであります。ゴーショーグンよ、諸悪の根源ドクーガを打ち破ってくれ!この声は身の危険もかえりみず、この地に集った我々、そしてこの放送を見る全世界の人々の声であります」
青い空の向こうから、ドクーガの戦闘機と戦艦が飛来した。それぞれの戦艦に乗るカットナルとブンドル。地上には戦車に乗ったケルナグール。
移動要塞グッドサンダー内。コンピューターであるファザーに人格をインプットされた真田博士が、息子のケン太と話している。真田博士は最後の遺言として、あすケン太が13歳になった時ビムラーエネルギーは第四段階を迎え、宇宙の意志ビッグソウルから他の宇宙生命と共に生きる資格を与えられると言う。その資格を受けるか否かは、ケン太が決めることなのだった。
ケン太「僕、僕、答えは決まってる」
教育ロボであるOVAが、ケン太を待っていた。
OVA「ケン太君のやりたいようにやるのが、一番いいんです」
ケン太「うん。ありがとう。…母さん。へへへ、OVAに一度こう言ってみたかったんだ」
動揺した様子のOVA。ケン太、去る。
OVA「母さん?私が、母さん…?」
キリーが自室の机でタイプライターに向かっている。
キリー「俺には何もなかった…。あーあ、何もないまま終わっちまうのか。『キリー・ギャグレー自叙伝 ブロンクスの狼 THE END』。はぁ、終わった」
真吾は射撃の訓練をしていた。そこへファザーが、レミーの部屋で異常な高温をキャッチしたと警報し、真吾とキリーは急いで駆けつける。扉が開くと黒煙。その中にレミーはいた。みんなのお弁当を作っていたのだ。
レミー「ハンバーグ、焦がしちゃったあ。いいのよ、無理に食べてくれなくても。ただね、今日1日ぐらい女らしく過ごそうと思っただけよ」
黒焦げだろうが何だろうが食べると言う慎吾に、キリーもハンバーグなら僕に任して下さいと言う。言い争いになるふたり。
レミー「やめなさい、2人とも!…ありがとう、キリー、真吾」
黒焦げのハンバーグの皿が出された。それを食べ、レミーに背を向けて苦しそうな表情で、おいしいと言う2人。
太陽が昇り、朝になった。たくさんの人々が、最後の戦いを応援するため集まっている。その上を飛んでいるマスコミのヘリ。
アナウンサー「いよいよ地球の運命を決める日がやって参りました。ご覧下さい。彼らは世界中からこの地に集まってきたのです。それぞれの思い入れは違っても、心は同じであります。ゴーショーグンよ、諸悪の根源ドクーガを打ち破ってくれ!この声は身の危険もかえりみず、この地に集った我々、そしてこの放送を見る全世界の人々の声であります」
青い空の向こうから、ドクーガの戦闘機と戦艦が飛来した。それぞれの戦艦に乗るカットナルとブンドル。地上には戦車に乗ったケルナグール。
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グッドサンダーから真吾のキングアロー、キリーのジャックナイト、レミーのクイーンローズが発進した。盛り上がる観客たち。三機はゴーショーグンに合身する。くす玉が割れて白鳩が飛び、花火が打ちあがる。
レミー「バッチリ1分!あと35秒ね」
真吾「オーケー!戦闘用意!」
グッドサンダー内、ファザーの前。ケン太とOVAがいる。
ケン太「OVA…新しい僕が生まれるのを、そこで見ててね」
階段を上っていく。そして時間が来て、ビムラー炉の中へケン太は吸い込まれた。
それと同時にドクーガの基地内、ネオネロス皇帝の前に、サバラスが瞬間移動で現れた。手にはバズーカ砲を持っている。
サバラス「ネオネロス、ドクーガの時代は終わった!」
スクリーンに、世界各地に点在する核基地が映る。中性子ミサイルが同時に爆発すれば、地球は完全に滅亡するという。それがネオネロスの切り札だった。サバラスは、地球と人類を一万年にわたって陰で支配してきたネオネロスによって、宇宙へ進出するための道具として試験管の中で作り出された存在だった(しかし自我に目覚めて離反している)。サバラスはバズーカを撃つ。だがネオネロスは平然と立っていた。再びバズーカを撃つが、ネオネロスの体を素通りしてしまう。
ネオネロス「人間と共に一万年を生きてきた私だ。武器では倒せぬ!時は来た!」
ビムラーは第四段階に入り、その破壊力が消滅した。
ブンドル「ラスト・バトル!攻撃開始!」
戦闘が始まった。
真吾「おいでなすったぜ。攻撃開始…あ?」
真吾の乗るキングアローのコクピット内に、光が差した。
ケン太の声「これ以上メカは壊せない。ゴーショーグン、ゴーフラッシャーを!」
ゴーショーグンは必殺技であるゴーフラッシャーを放つ。巨大な光。ドクーガの戦闘機、戦艦、戦車、ロボット兵たちがその光に包まれた。
レミー「バッチリ1分!あと35秒ね」
真吾「オーケー!戦闘用意!」
グッドサンダー内、ファザーの前。ケン太とOVAがいる。
ケン太「OVA…新しい僕が生まれるのを、そこで見ててね」
階段を上っていく。そして時間が来て、ビムラー炉の中へケン太は吸い込まれた。
それと同時にドクーガの基地内、ネオネロス皇帝の前に、サバラスが瞬間移動で現れた。手にはバズーカ砲を持っている。
サバラス「ネオネロス、ドクーガの時代は終わった!」
スクリーンに、世界各地に点在する核基地が映る。中性子ミサイルが同時に爆発すれば、地球は完全に滅亡するという。それがネオネロスの切り札だった。サバラスは、地球と人類を一万年にわたって陰で支配してきたネオネロスによって、宇宙へ進出するための道具として試験管の中で作り出された存在だった(しかし自我に目覚めて離反している)。サバラスはバズーカを撃つ。だがネオネロスは平然と立っていた。再びバズーカを撃つが、ネオネロスの体を素通りしてしまう。
ネオネロス「人間と共に一万年を生きてきた私だ。武器では倒せぬ!時は来た!」
ビムラーは第四段階に入り、その破壊力が消滅した。
ブンドル「ラスト・バトル!攻撃開始!」
戦闘が始まった。
真吾「おいでなすったぜ。攻撃開始…あ?」
真吾の乗るキングアローのコクピット内に、光が差した。
ケン太の声「これ以上メカは壊せない。ゴーショーグン、ゴーフラッシャーを!」
ゴーショーグンは必殺技であるゴーフラッシャーを放つ。巨大な光。ドクーガの戦闘機、戦艦、戦車、ロボット兵たちがその光に包まれた。
戦闘機と戦艦が、静かに地面へと降りて行く。
ケン太の声「メカが叫んでいる。『戦いたくない、同じメカ同士戦うくらいなら、死んだ方がましだ』って。でもみんな戦いたくないからって、死ぬことはないよ。誰もみんなに命令することはできないんだ。君たちは、自分の気持ちで戦いをやめればいいんだ。さあ、やめよう。もうこれ以上戦うのは。メカ同士で傷つけ合うのはよそうよ」
ロボット兵たちは武器を捨ててしゃがみ込み、戦車は砲身を下ろした。戦艦も着陸する。
ドクーガ基地。
ネオネロス「許さん。機械であろうと人間であろうと、わしに逆らうものは許さん!サバラス、わしの本当の力を見せてやる!」
ネオネロスの体が赤い炎に包まれ、巨大な火の玉となった。基地を突き破り、火の玉は空中へと飛び上がる。炎を放ち、自分のメカたちを破壊する。ケン太は慎吾たち三機を、ゴーショーグンから射出した。
ケン太の声「さあ、みんな。これが、みんなを破壊へ追いつめたドクーガの正体だ。ゆくぞ、みんな!」
拳を掲げたロボット兵たちから、青い光が天に放たれる。砲身を上へ向けた戦車、地上の戦闘機からも。メカたちから放たれた青い光が糸のように、赤い火の玉に絡みつく。火の玉は四散した。飛び散った炎も、青い光で消される。
崩壊しつつあるドクーガ基地。スクリーンに、世界各地の基地から次々と発射されるミサイルが映った。ドクーガが滅びると同時に中性子爆弾が発射されるようセットされていたのだ。
ネオネロスの声「わしの滅びる時、それは地球の滅びる時だ!」
ケン太「地球は滅びない。ゴーショーグン、ゴーフラッシャー!」
ミサイルは必殺技の光に包まれ、消えていった。
月面基地。35身合体メカ・ゴッドネロスを建造中の、ドクーガのジッター博士。地球で消えたミサイルたちは、月面にすべて瞬間移動してきた。
ジッター「全弾不発!?嘘じゃ!科学的根拠がない!わしは信じないぞぉ!」
月面にはたくさんのミサイルが突き刺さっている。
ケン太の声「メカが叫んでいる。『戦いたくない、同じメカ同士戦うくらいなら、死んだ方がましだ』って。でもみんな戦いたくないからって、死ぬことはないよ。誰もみんなに命令することはできないんだ。君たちは、自分の気持ちで戦いをやめればいいんだ。さあ、やめよう。もうこれ以上戦うのは。メカ同士で傷つけ合うのはよそうよ」
ロボット兵たちは武器を捨ててしゃがみ込み、戦車は砲身を下ろした。戦艦も着陸する。
ドクーガ基地。
ネオネロス「許さん。機械であろうと人間であろうと、わしに逆らうものは許さん!サバラス、わしの本当の力を見せてやる!」
ネオネロスの体が赤い炎に包まれ、巨大な火の玉となった。基地を突き破り、火の玉は空中へと飛び上がる。炎を放ち、自分のメカたちを破壊する。ケン太は慎吾たち三機を、ゴーショーグンから射出した。
ケン太の声「さあ、みんな。これが、みんなを破壊へ追いつめたドクーガの正体だ。ゆくぞ、みんな!」
拳を掲げたロボット兵たちから、青い光が天に放たれる。砲身を上へ向けた戦車、地上の戦闘機からも。メカたちから放たれた青い光が糸のように、赤い火の玉に絡みつく。火の玉は四散した。飛び散った炎も、青い光で消される。
崩壊しつつあるドクーガ基地。スクリーンに、世界各地の基地から次々と発射されるミサイルが映った。ドクーガが滅びると同時に中性子爆弾が発射されるようセットされていたのだ。
ネオネロスの声「わしの滅びる時、それは地球の滅びる時だ!」
ケン太「地球は滅びない。ゴーショーグン、ゴーフラッシャー!」
ミサイルは必殺技の光に包まれ、消えていった。
月面基地。35身合体メカ・ゴッドネロスを建造中の、ドクーガのジッター博士。地球で消えたミサイルたちは、月面にすべて瞬間移動してきた。
ジッター「全弾不発!?嘘じゃ!科学的根拠がない!わしは信じないぞぉ!」
月面にはたくさんのミサイルが突き刺さっている。
地球。真吾たちの前に、光に包まれたケン太が空から降りてきた。
ケン太「北斗七星の向こう。何もない宇宙の果てで、誰かが僕を呼んでるんだ。OVA…僕、行くよ。広い世界を、この目で見たいんだ」
別れを言うOVA、レミー、真吾、キリー。
ケン太「みんな、元気で。…でも僕、さよならは言わない。あっ、ほら。僕と一緒に行く、地球の仲間がやって来るよ」
空を飛ぶケン太のもとに、たくさんの光がやってきた。それらは地球のソウルたちだった。ゴーショーグンの胸の中へ入って行くケン太。青空が真っ二つに割れ、その間から宇宙空間がのぞいた。ゴーショーグンとソウルたちが、宇宙空間へと昇ってゆく。
レミー「終わったのね…」
真吾「何も終わっちゃいないさ」
真吾の隣にはアルーシャ、キリーの隣にはイザベルという女性が立っている。
レミー「あらら…?」
レミーに赤薔薇が差し出された。
ブンドル「君はしなやかでかつ健気だ…」
レミー「…あーあ、1年経ったらどうなっちゃってるのかしらね、あたしたち」
ゴーショーグンが、ソウルたちと共に宇宙の向こうへ消えて行く。以下、キャラクターの姿と共に、それぞれのその後をナレーションで紹介する。
ジッター
「中性子爆弾以上の最終兵器の研究に没頭。一度も部屋から姿を見せず」
OVA
「メカとしては世界最初の保育園園長として活躍」
ケルナグール
「フライドチキン及び牛丼の世界シンジケートのボスとして妻と共に君臨」
キリー
「自叙伝出版するも売れず、ケルナグール・フライドチキン、ブロンクス支店前にホットドッグスタンド開店」
カットナル
「アメリア大統領就任」
真吾
「現在無職。某ホテル、バスルームで石鹸に滑って転び骨折、入院中」
ブンドル
「わずか3ヶ月で宇宙美学論を確立。以後、暗闇に消える」
レミー
「アフリカの動物公園の保護官として、動物相手に活躍中。結婚の見込み、まるでなし」
サバラス
「グッドサンダー基地と共に行方不明」
飛び去るゴーショーグンの姿。
SEE YOU AGAIN…
ケン太「北斗七星の向こう。何もない宇宙の果てで、誰かが僕を呼んでるんだ。OVA…僕、行くよ。広い世界を、この目で見たいんだ」
別れを言うOVA、レミー、真吾、キリー。
ケン太「みんな、元気で。…でも僕、さよならは言わない。あっ、ほら。僕と一緒に行く、地球の仲間がやって来るよ」
空を飛ぶケン太のもとに、たくさんの光がやってきた。それらは地球のソウルたちだった。ゴーショーグンの胸の中へ入って行くケン太。青空が真っ二つに割れ、その間から宇宙空間がのぞいた。ゴーショーグンとソウルたちが、宇宙空間へと昇ってゆく。
レミー「終わったのね…」
真吾「何も終わっちゃいないさ」
真吾の隣にはアルーシャ、キリーの隣にはイザベルという女性が立っている。
レミー「あらら…?」
レミーに赤薔薇が差し出された。
ブンドル「君はしなやかでかつ健気だ…」
レミー「…あーあ、1年経ったらどうなっちゃってるのかしらね、あたしたち」
ゴーショーグンが、ソウルたちと共に宇宙の向こうへ消えて行く。以下、キャラクターの姿と共に、それぞれのその後をナレーションで紹介する。
ジッター
「中性子爆弾以上の最終兵器の研究に没頭。一度も部屋から姿を見せず」
OVA
「メカとしては世界最初の保育園園長として活躍」
ケルナグール
「フライドチキン及び牛丼の世界シンジケートのボスとして妻と共に君臨」
キリー
「自叙伝出版するも売れず、ケルナグール・フライドチキン、ブロンクス支店前にホットドッグスタンド開店」
カットナル
「アメリア大統領就任」
真吾
「現在無職。某ホテル、バスルームで石鹸に滑って転び骨折、入院中」
ブンドル
「わずか3ヶ月で宇宙美学論を確立。以後、暗闇に消える」
レミー
「アフリカの動物公園の保護官として、動物相手に活躍中。結婚の見込み、まるでなし」
サバラス
「グッドサンダー基地と共に行方不明」
飛び去るゴーショーグンの姿。
SEE YOU AGAIN…
その後の『戦国魔神ゴーショーグン』
湯山邦彦・首藤剛志のコンビで劇場版として1982年に『戦国魔神ゴーショーグン』、1985年にはテレビシリーズのその後が描かれた『戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人(エトランゼ)』があります。
原作者の首藤剛志による小説も、アニメ本編のノベライズの他、後日談を描いたものが数冊出版されています。
さて湯山・首藤はその後『魔法のプリンセス ミンキーモモ』などでもたびたびコンビを組むのですが、やはりいちばん有名なのは1997年からの《ポケットモンスターシリーズ》でしょう。湯山は総監督、首藤はシリーズ構成をつとめています。
その首藤は2010年、61歳で没。2019年劇場公開の『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』に脚本としてクレジットされていますが、これは1998年版の3DCGリメイク作品だからです。
他、余談ですが最終回のスタッフクレジットの中に作画として、いのまたむつみの名前がありました。これから4年後の1985年に『幻夢戦記レダ』のキャラクターデザインとして、大きく注目を浴びることとなります。
原作者の首藤剛志による小説も、アニメ本編のノベライズの他、後日談を描いたものが数冊出版されています。
さて湯山・首藤はその後『魔法のプリンセス ミンキーモモ』などでもたびたびコンビを組むのですが、やはりいちばん有名なのは1997年からの《ポケットモンスターシリーズ》でしょう。湯山は総監督、首藤はシリーズ構成をつとめています。
その首藤は2010年、61歳で没。2019年劇場公開の『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』に脚本としてクレジットされていますが、これは1998年版の3DCGリメイク作品だからです。
他、余談ですが最終回のスタッフクレジットの中に作画として、いのまたむつみの名前がありました。これから4年後の1985年に『幻夢戦記レダ』のキャラクターデザインとして、大きく注目を浴びることとなります。
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