『超電磁ロボ コン・バトラーV』
テレビ朝日・東映・東映エージエンシー制作『超電磁ロボ コン・バトラーV』
放送期間:1976年4月17日から1977年5月28日
放送時間:土曜18:00から18:30
放送局:テレビ朝日系
放送話数:全54話
主題歌:「コン・バトラーVのテーマ」水木一郎
放送時間:土曜18:00から18:30
放送局:テレビ朝日系
放送話数:全54話
主題歌:「コン・バトラーVのテーマ」水木一郎
スタッフ
原作:八手三郎
総監督:長浜忠夫
演出:山口三平太(最終回担当)ほか
脚本:辻真先(最終回担当)ほか
メカニックデザイン:スタジオぬえ
アニメーションキャラクター:安彦良和
音楽:筒井広志
総監督:長浜忠夫
演出:山口三平太(最終回担当)ほか
脚本:辻真先(最終回担当)ほか
メカニックデザイン:スタジオぬえ
アニメーションキャラクター:安彦良和
音楽:筒井広志
主なキャラクターと声優
葵 豹馬:三矢雄二
南原ちずる:上田みゆき
西川大作:立壁和也
北 小介:千々松幸子
浪花十三:山田俊司
四ッ谷博士:富田耕生
ロペット:野沢雅子
ジャネラ女帝:つかせのりこ
ワルキメデス:市川治
南原ちずる:上田みゆき
西川大作:立壁和也
北 小介:千々松幸子
浪花十三:山田俊司
四ッ谷博士:富田耕生
ロペット:野沢雅子
ジャネラ女帝:つかせのりこ
ワルキメデス:市川治
『超電磁ロボ コン・バトラーV』とは
キャンベル星人の地球侵略に立ち向かうため豹馬たち5人は、南原博士が作った巨大合体ロボ「コン・バトラーV」に乗り込んで、どれい獣、マグマ獣たちと戦う!
ロボットデザインは玩具メーカー主導によるもので、「アニメとまったく同じように合体できる」玩具も発売されて大人気となった。
ロボットデザインは玩具メーカー主導によるもので、「アニメとまったく同じように合体できる」玩具も発売されて大人気となった。
『超電磁ロボ コン・バトラーV』の最終回
第54話「平和の使者Vは不滅だ」
四ッ谷博士「あぶない!左足に爆弾が付いておる!左足を切り離せー!」
コン・バトラーVの左足の裏側には虫型の爆弾が付いていた。足を切り離す豹馬。足は大型基地「南原コネクション」のバリアに包まれるが、コネクションと共に爆発。
ジャネラ「四ッ谷め!コネクションを犠牲にするとは。運の良い奴、コン・バトラーV!」
最悪の事態を予想して四ッ谷博士が地下に作っていたサブ・コネクションで、コン・バトラーVは足を修理する。
一方、ジャネラの部下ワルキメデスは椅子に縛り付けられていた。
ワルキメデス「お許しください、ジャネラ様。今一度、名誉回復のチャンスを!」
ジャネラ「おだまり!死なずにすむだけでもありがたいと思え!」
ワルキメデス「仮にもわしは総統ですぞ。私の脳をかかる下等なロボットに移植するとは。覚えておれ、ジャネラー!」
ドリルが頭に迫り、悲鳴が響く。
ジャネラ「残るはコン・バトラーのみ!女帝みずからが出陣して木っ端みじんにしてくれるわ!」
そこへ球形の、キャンベル星からの使いが現れる。
使い「反乱だ。捕らえてあった政治犯が大量に脱獄」
ジャネラ「では、あの馬鹿げた平和主義者たちが?」
使い「民衆は彼らに共鳴している。出撃を見合わせ地球から引き上げよ」
ジャネラ「何を世迷いごとを!五大大陸にちったマグマ獣マスプロンよ。容赦はいらぬ。人間の街を踏み潰し、焼き払え。勝利の日は目前じゃ!」
空を飛んでいるマグマ獣から攻撃され、爆発する戦車、戦闘機。破壊されるビル群。
ジャネラ「編隊中央は私の乗るセント・マグマ。それを守ってマグマ獣インドラ、マグマ獣マスバラ、マグマ獣アシュラ、出撃じゃ!」
3体のマグマ獣に囲むように守られながら、ジャネラの乗るセント・マグマが出撃する。
ジャネラ「コン・バトラーV、いかにお前が協力でもマグマ獣三位一体の攻撃を受けきれるものか。ワルキメデス、どう思う?」
傍らにはサイボーグに改造されたワルキメデスがいた。
コン・バトラーVの左足の裏側には虫型の爆弾が付いていた。足を切り離す豹馬。足は大型基地「南原コネクション」のバリアに包まれるが、コネクションと共に爆発。
ジャネラ「四ッ谷め!コネクションを犠牲にするとは。運の良い奴、コン・バトラーV!」
最悪の事態を予想して四ッ谷博士が地下に作っていたサブ・コネクションで、コン・バトラーVは足を修理する。
一方、ジャネラの部下ワルキメデスは椅子に縛り付けられていた。
ワルキメデス「お許しください、ジャネラ様。今一度、名誉回復のチャンスを!」
ジャネラ「おだまり!死なずにすむだけでもありがたいと思え!」
ワルキメデス「仮にもわしは総統ですぞ。私の脳をかかる下等なロボットに移植するとは。覚えておれ、ジャネラー!」
ドリルが頭に迫り、悲鳴が響く。
ジャネラ「残るはコン・バトラーのみ!女帝みずからが出陣して木っ端みじんにしてくれるわ!」
そこへ球形の、キャンベル星からの使いが現れる。
使い「反乱だ。捕らえてあった政治犯が大量に脱獄」
ジャネラ「では、あの馬鹿げた平和主義者たちが?」
使い「民衆は彼らに共鳴している。出撃を見合わせ地球から引き上げよ」
ジャネラ「何を世迷いごとを!五大大陸にちったマグマ獣マスプロンよ。容赦はいらぬ。人間の街を踏み潰し、焼き払え。勝利の日は目前じゃ!」
空を飛んでいるマグマ獣から攻撃され、爆発する戦車、戦闘機。破壊されるビル群。
ジャネラ「編隊中央は私の乗るセント・マグマ。それを守ってマグマ獣インドラ、マグマ獣マスバラ、マグマ獣アシュラ、出撃じゃ!」
3体のマグマ獣に囲むように守られながら、ジャネラの乗るセント・マグマが出撃する。
ジャネラ「コン・バトラーV、いかにお前が協力でもマグマ獣三位一体の攻撃を受けきれるものか。ワルキメデス、どう思う?」
傍らにはサイボーグに改造されたワルキメデスがいた。
サブ・コネクション基地。
ロペット「五号機の修理完了。マグマ獣です!編隊を組んで接近中です」
四ッ谷博士「来おったか。コン・バトラー隊、発進せよ。ただちにコンバインじゃ!」
発進するコン・バトラー隊。「レッツ・コンバイン!」。コン・バトラーVに合体する。
向かって来る敵編隊。
豹馬「今まで通りの作戦では通じそうもないぜ。先手必勝だ」
敵3体のミサイル攻撃を避けて、必殺技である超電磁タツマキでセント・マグマの下部に攻撃する。
豹馬「あいつに敵の大将が乗ってるって間違いねえんだ。いくぜ超電磁スピン!」
しかしこの攻撃も跳ね返され、地面に背中から墜落してしまうコン・バトラーV。
ジャネラ「こざかしや、コン・バトラーV。それしきの戦法でこのセント・マグマを倒せると思ってか!」
マグマ獣インドラのカッターが飛ぶ。それを避けたものの、ドリル攻撃を腹に受ける。「うわー!」。
飛ばされたコン・バトラーVはマグマ獣マスバラに襲われ、足を吊られて逆さになる。
ジャネラ「いけ!壊せ!コン・バトラーの最後だ!」
からくも脱出し、Vレーザー、超電磁ヨーヨー、ビッグブラストで敵3体を倒す。しかし3体は赤く発光しながら上昇し、合体した!その攻撃に大ダメージを受けるコン・バトラーV。
豹馬「こうなったら肉を切らせて骨を切るだ。すべての武器を同時に発射するんだ!」
攻撃を受けて、ひるむ合体マグマ獣。「今だ、グランダッシャー!」。ついに敵を倒した。
ジャネラ「良く戦ったぞ、コン・バトラーV!これからが本物の戦いだ」
セント・マグマの攻撃を受ける。
豹馬「うわあ!ちくしょう。小助、残りの武器は?」
小助「主なものは使い果たして、ほとんど残っていません」
大ダメージのコン・バトラーVを救ったのは、空を飛ぶサブ・コネクションが放ったミサイルだった。
ジャネラ「なんと!コネクションは無事、しかも空を飛ぶとは!」
ロペット「五号機の修理完了。マグマ獣です!編隊を組んで接近中です」
四ッ谷博士「来おったか。コン・バトラー隊、発進せよ。ただちにコンバインじゃ!」
発進するコン・バトラー隊。「レッツ・コンバイン!」。コン・バトラーVに合体する。
向かって来る敵編隊。
豹馬「今まで通りの作戦では通じそうもないぜ。先手必勝だ」
敵3体のミサイル攻撃を避けて、必殺技である超電磁タツマキでセント・マグマの下部に攻撃する。
豹馬「あいつに敵の大将が乗ってるって間違いねえんだ。いくぜ超電磁スピン!」
しかしこの攻撃も跳ね返され、地面に背中から墜落してしまうコン・バトラーV。
ジャネラ「こざかしや、コン・バトラーV。それしきの戦法でこのセント・マグマを倒せると思ってか!」
マグマ獣インドラのカッターが飛ぶ。それを避けたものの、ドリル攻撃を腹に受ける。「うわー!」。
飛ばされたコン・バトラーVはマグマ獣マスバラに襲われ、足を吊られて逆さになる。
ジャネラ「いけ!壊せ!コン・バトラーの最後だ!」
からくも脱出し、Vレーザー、超電磁ヨーヨー、ビッグブラストで敵3体を倒す。しかし3体は赤く発光しながら上昇し、合体した!その攻撃に大ダメージを受けるコン・バトラーV。
豹馬「こうなったら肉を切らせて骨を切るだ。すべての武器を同時に発射するんだ!」
攻撃を受けて、ひるむ合体マグマ獣。「今だ、グランダッシャー!」。ついに敵を倒した。
ジャネラ「良く戦ったぞ、コン・バトラーV!これからが本物の戦いだ」
セント・マグマの攻撃を受ける。
豹馬「うわあ!ちくしょう。小助、残りの武器は?」
小助「主なものは使い果たして、ほとんど残っていません」
大ダメージのコン・バトラーVを救ったのは、空を飛ぶサブ・コネクションが放ったミサイルだった。
ジャネラ「なんと!コネクションは無事、しかも空を飛ぶとは!」
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コン・バトラーVの指から撃ち出されたミサイルが、セント・マグマの下部に当たる。
豹馬「あそこだ、さっきスピンでぶつかったのは。あと一度命中すればぶち抜けるかもしれない。こうなったらもう一度スピン攻撃だ!」
四ッ谷博士「やめろ豹馬、今度失敗したらコン・バトラーは粉々になってしまうぞ!」
小助「残りのエネルギーではスピンをする力は残っていません」
豹馬「博士!フルスピードだ。コン・バトラーのスピードと合わせて全速スピンをやる」
加速するサブ・コネクションにしがみつくコン・バトラーV。そして勢いを付けて超電磁スピンで攻撃する。ついにセント・マグマを貫通して破壊。地面に墜落するセント・マグマ。
ジャネラ「フフフ。まだ負けてはおらん!」
豹馬「負け惜しみを言うな!」
ジャネラ「やはりお前達の負けだ。私が戻らぬ時はアースボムが発進する仕掛け」
アースボムは核融合弾で、地球のマグマ層に到達するとき地球は大爆発を起こすのだ。それまでに残された時間はあと10分。
ジャネラ「ハハハ!無駄な戦いだったね、コン・バトラーV!」
杖を突き、操縦席から出てきたジャネラ。カプセルに乗って宇宙へと逃げようとするが、その前に立ち塞がるワルキメデス。
ジャネラ「おどき!ハルキメデス!はやく!」
しかし首を振る。
「どうせ私はこのカプセルに乗れない。ひとりだけ行かせるものか」
ワルキメデスは倒れ、ジャネラはその下敷きになった。そしてセント・マグマは爆発する。
豹馬「博士、アースボムは?」
四ッ谷博士「間違いない。地球のマグマ層に向かっておる」
豹馬「な、なんだって。何とか止める方法はないのか?」
四ッ谷博士「手遅れじゃ…」
豹馬「そんな馬鹿な。いくぞ、全速で地中へ突っ込むんだ!」
小助「だめです。エネルギーがもう残っていません」
四ッ谷博士「地球上のあらゆる生物はあと5分で灰も残らん。すべては終わったのじゃ。いまさらジタバタするのはよそう。我々は人間としてやるだけのことはやった」
豹馬「あそこだ、さっきスピンでぶつかったのは。あと一度命中すればぶち抜けるかもしれない。こうなったらもう一度スピン攻撃だ!」
四ッ谷博士「やめろ豹馬、今度失敗したらコン・バトラーは粉々になってしまうぞ!」
小助「残りのエネルギーではスピンをする力は残っていません」
豹馬「博士!フルスピードだ。コン・バトラーのスピードと合わせて全速スピンをやる」
加速するサブ・コネクションにしがみつくコン・バトラーV。そして勢いを付けて超電磁スピンで攻撃する。ついにセント・マグマを貫通して破壊。地面に墜落するセント・マグマ。
ジャネラ「フフフ。まだ負けてはおらん!」
豹馬「負け惜しみを言うな!」
ジャネラ「やはりお前達の負けだ。私が戻らぬ時はアースボムが発進する仕掛け」
アースボムは核融合弾で、地球のマグマ層に到達するとき地球は大爆発を起こすのだ。それまでに残された時間はあと10分。
ジャネラ「ハハハ!無駄な戦いだったね、コン・バトラーV!」
杖を突き、操縦席から出てきたジャネラ。カプセルに乗って宇宙へと逃げようとするが、その前に立ち塞がるワルキメデス。
ジャネラ「おどき!ハルキメデス!はやく!」
しかし首を振る。
「どうせ私はこのカプセルに乗れない。ひとりだけ行かせるものか」
ワルキメデスは倒れ、ジャネラはその下敷きになった。そしてセント・マグマは爆発する。
豹馬「博士、アースボムは?」
四ッ谷博士「間違いない。地球のマグマ層に向かっておる」
豹馬「な、なんだって。何とか止める方法はないのか?」
四ッ谷博士「手遅れじゃ…」
豹馬「そんな馬鹿な。いくぞ、全速で地中へ突っ込むんだ!」
小助「だめです。エネルギーがもう残っていません」
四ッ谷博士「地球上のあらゆる生物はあと5分で灰も残らん。すべては終わったのじゃ。いまさらジタバタするのはよそう。我々は人間としてやるだけのことはやった」
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海が見える岩場に立つコン・バトラーV。
豹馬「十三」
十三「はいな!」
豹馬「大作」
大作「うん」
豹馬「ちずる」
ちずる「はい」
豹馬「小助」
小助「いるよ」
豹馬「ありがとう。おらあ、お前達のような仲間ができただけでも俺、人間に生まれて良かったと思うよ。ちくしょうめ、あと1分か。いいか、みんな。生きるも死ぬも一緒だぞ!」
一同「おお!」
その時、空が光り白馬型のメカにひかれた橇がやってくる。それには男が乗っていた。驚く一同。地上の街を焼いていた火が消えていく。そしてアースボムも消える。それはキャンベル星から来た使い、デウスの超エネルギーの力だった。
デウス「長い間キャンベル星を支配していた戦いを好む勢力はまったく駆逐され、我々平和主義者のもとに秩序を回復した。邪悪なキャンベル人のため災厄を被った地球人に深くお詫び申し上げる。それにつけても彼らを向こうに回しここまで戦った地球人の勇気と闘志に同じ宇宙生命体として尊敬の念を禁じ得ない」
頭を下げるデウス。地面に立っているコン・バトラーVの姿。
ナレーション「戦いは終わった。人間の不滅の魂が地球を異星人から守りきったのだ」
コネクションを去って行く十三、大作、小助。それに手を振って見送る豹馬とちずる。
ナレーション「長い戦いの間、コン・バトラー隊員5人の団結を支えたものは何だろう。ぎりぎりの戦いの中で地球の平和を守り支えてきたものは何であったか。それはキャンベル星人ジャネラとワルキメデスの間についに発見されなかったもの、人間としての彼らの友情と信頼、愛の力ではなかったろうか」
コネクションに向けて歩き出す豹馬とちずる。
豹馬「十三」
十三「はいな!」
豹馬「大作」
大作「うん」
豹馬「ちずる」
ちずる「はい」
豹馬「小助」
小助「いるよ」
豹馬「ありがとう。おらあ、お前達のような仲間ができただけでも俺、人間に生まれて良かったと思うよ。ちくしょうめ、あと1分か。いいか、みんな。生きるも死ぬも一緒だぞ!」
一同「おお!」
その時、空が光り白馬型のメカにひかれた橇がやってくる。それには男が乗っていた。驚く一同。地上の街を焼いていた火が消えていく。そしてアースボムも消える。それはキャンベル星から来た使い、デウスの超エネルギーの力だった。
デウス「長い間キャンベル星を支配していた戦いを好む勢力はまったく駆逐され、我々平和主義者のもとに秩序を回復した。邪悪なキャンベル人のため災厄を被った地球人に深くお詫び申し上げる。それにつけても彼らを向こうに回しここまで戦った地球人の勇気と闘志に同じ宇宙生命体として尊敬の念を禁じ得ない」
頭を下げるデウス。地面に立っているコン・バトラーVの姿。
ナレーション「戦いは終わった。人間の不滅の魂が地球を異星人から守りきったのだ」
コネクションを去って行く十三、大作、小助。それに手を振って見送る豹馬とちずる。
ナレーション「長い戦いの間、コン・バトラー隊員5人の団結を支えたものは何だろう。ぎりぎりの戦いの中で地球の平和を守り支えてきたものは何であったか。それはキャンベル星人ジャネラとワルキメデスの間についに発見されなかったもの、人間としての彼らの友情と信頼、愛の力ではなかったろうか」
コネクションに向けて歩き出す豹馬とちずる。