打ち切りから再開!アニメ・ドラゴンクエスト(第2部)の魅力と真の最終回!
2020年3月23日 更新

打ち切りから再開!アニメ・ドラゴンクエスト(第2部)の魅力と真の最終回!

視聴率が悪く、一度は打ち切られてしまったアニメ・ドラゴンクエスト。しかし、第2部というかたちで本当のラストを迎えるために再スタートを果たしたコンテンツです。今回は本編の魅力や真の最終回などピックアップして紹介しますので、ぜひ記事をご覧になってください。

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ドラゴンクエストとは?

あまりに有名なタイトルなので説明は不要かもしれませんが、簡単に紹介しておきたいと思います。1986年に発売されたファミコンソフトの名作RPGで、続編も次々に制作されました。
シリーズを通して、プレイヤーは勇者となって魔王を倒すために旅に出るといった内容で展開され、アイテムや魔法・呪文の力などを駆使して、世界中を冒険することになります。広大なフィールドでは凶暴な魔物が現れ、勇者の行く手を阻んでくるので戦わなくてはなりません。戦いや冒険の経験を重ね、勇者を成長させていくことになります。

アニメ版ドラゴンクエストについて

そのネームバリューの高さから、ドラゴンクエストは数々のコミック・アニメ化を実現。アニメ化されたタイトルだけでも「ダイの大冒険」「ロトの紋章」などの作品がありますが、どちらも人気コミックの原作からアニメ化といった流れで制作されています。
今回の記事で紹介するのは、「勇者アベル伝説」と呼ばれているシリーズで、DVDが発売されたときにはタブタイトルとして挿入されました。

2つの最終回がある勇者アベル伝説

企画当初は全43話の予定でしたが、放送当時の視聴率は振るわず、途中の32話で打ち切られるという悲しい背景がありました。そのため、32話では急に老婆になったヒロインが子供たちに物語の顛末を語り聞かせるという場面になり、少し強引にも感じられるかたちで締め括られたのです。
その後、ローカルセールス扱いとして残り11話の放送が再開され、打ち切られる1~32話は第1部、再開後の33~43話は第2部と呼ばれています。

ドラゴンクエスト(第2部)の主題歌

映像コレクション

歴代OP・ED+おまけ映像
オープニング

1~32話
※楽曲なし

33~43話
「未来をめざして」
【作詞】天野滋  【作曲】松本俊明
【編曲】見岳章  【歌手】古谷徹

エンディング

1話~26話
「夢を信じて」
【作詞】篠原仁志 【作曲】徳永英明
【編曲】瀬尾一三 【歌手】徳永英明

27~32話
「虹の都」
【作詞】有村一番 【作曲】青木秀麻呂
【編曲】カブキロックス
佐藤宣彦
【歌手】カブキロックス


33~43話
「虹のBRAND NEW DAY」
【作詞】天野滋  【作曲】松本俊明
【編曲】見岳章  【歌手】勝生真沙子
第1部のパートについては、オープニング楽曲は存在せず、再開された第2部から追加されています。
初期のエンディングに採用された「夢を信じて」は徳永英明さんが歌う名曲で、じつはアニメソングだと知らない人も多いのではないでしょうか。

主人公のパーティー

アベル

アベル

物語の主人公にして、青き珠を守護するグロウ族の末裔で15歳の青年。
赤き珠を操るボーン族で、伝説の竜を復活させる力をもつ、幼馴染みのティアラを魔物から救出する旅に出ます。
呪文は使えず、武器やアイテムの力を駆使して戦います。
モコモコ

モコモコ

ティアラと同じくアベルの幼馴染みで、16歳の青年。
ティアラに好意を寄せていて、アベルのことをライバル視している場面が多いです。
大食いで怪力という肉弾系キャラで、棍棒や大金槌を振り回して戦います。
ヤナック

ヤナック

赤き珠・青い珠の勇者を守る一族の魔法使いで、旅の途中で仲間に加わります。
女好きな酔っ払いという印象ですが、強力な攻撃呪文から回復呪文まで幅広く扱えて頼れる存在です。
旅の中で自分の未熟さを痛感して、師匠のもとで修業するためにパーティーを離れます。
デイジイ

デイジイ

女性ながら剣術の腕に長けた17歳の美人戦士で、未熟なアベルに剣術を教えます。
弟と妹を人買いから連れ戻すためにお金を必要としていて、アベルたちの旅に加わって、次第に好意をもつようになっていきます。

ドラゴンクエスト(第2部)の魅力とは?

これまでの伏線の回収

第2部では冒頭から1部で張られた伏線が次々に回収され、物語がドラマチックに動いていきます。デイジイが探していた弟の存在、オーブを集めていたことで甦る不死鳥ラーミア、修行を終えて戻ってきたヤナックなど。
これまで気になっていたことが解決されていき、いよいよ真の結末を迎えるための材料が集まってくるのが楽しいです。

魔物サイドの内輪揉め

敵勢の力関係もバラモスが必ずしも絶対的な存在ということはなく、配下だった将軍たちは、次々に反意を抱くようになって壮大な内輪揉めが始まるのです。
ここまでの物語で、ずっと偉そうな態度をとっていたバラモスは本当に強いのか、という疑問が湧いてきます。これまで本拠地で管に繋がれ、ぶら下がっていて、活発に動いてきませんでした。
どれだけバラモスが強いのか、第2部になって初めて描写されるように思います。
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