最終回がひどかったジャンプ作品(理不尽な打ち切りや迷走した作品など)
2020年2月27日 更新

最終回がひどかったジャンプ作品(理不尽な打ち切りや迷走した作品など)

数々の名作を生み出している週刊少年ジャンプ。話しのつじつまが合う形で最終回を迎えた作品がほとんどですが、中には無茶苦茶な終わり方や、理不尽な打ち切りなどで終わりを迎えた作品もあります。ジャンプ作品で最終回がひどかった作品を振り返ってみましょう。

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最終回の「夢オチ」騒動

1987年7月6日発売の『週刊少年ジャンプ』30号掲載分「さらば奇面組の巻」をもって、『3年奇面組』以来7年近く続いた『ハイスクール!奇面組』の連載は終了した。

この最終回のラストシーンは、社会人になった唯が出勤途中で偶然(?)通りかかった零の自転車に乗せてもらっているところで、いつの間にか一応中時代に戻っていた、というものであった。

そして唯の「『奇面組』は自分の空想だったのかもしれないが、彼らはきっといると信じたい」という旨のモノローグが添えられつつ、千絵と校舎の廊下を歩いているカットでストーリーが終わっているため、連載終了後に読者から「夢オチはひどい」「今までの話をなかったことにするのか」などといった抗議が多く寄せられることとなった。

これに対し、新沢はのちに雑誌インタビューにて「正直、(あの最終回を)夢オチと言われるのは心外」と語っている。

また新沢は『帰ってきたハイスクール!奇面組』において、「最後は(空想なのか、正夢なのか)どっちとも取れるように描いたつもりだったが、悪いふうにしか取られなかった。

愛蔵版の単行本では、描かないとわかりにくいかなと思って走ってくる零くんの影を描き足した」とも語っており、平成になってから発売された愛蔵版および文庫版の最終回では、ラストのコマに『3年奇面組』第1話の冒頭と同様にトンカツをくわえて廊下を駆けてくる一堂零のシルエットが加筆されている。
平成になってから発売された愛蔵版および文庫版の最終回で...

平成になってから発売された愛蔵版および文庫版の最終回では、ラストのコマに『3年奇面組』第1話の冒頭と同様にトンカツをくわえて廊下を駆けてくる一堂零のシルエットが加筆されている。

『シャーマンキング』 不本意な未完での打ち切り。

オイラたちの戦いはここからだ。明日勝つために寝るぞ!

オイラたちの戦いはここからだ。明日勝つために寝るぞ!

『シャーマンキング』は、霊能力者(シャーマン)の少年・麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語。

連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末に打ち切りという形で終わりを迎えた。ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかんが描かれているが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレである。
葉たちが「寝るぞー」と布団に入り、まん太は「プリンセス...

葉たちが「寝るぞー」と布団に入り、まん太は「プリンセス・ハオ」の夢を見て終わります。

連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末、打ち切りという形で連載終了となった。

ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかんが描かれているが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレである。

連載終了直後にラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』において、武井からの手書きの手紙が読まれ、連載終了が不本意であったことが伝えられた。

『チャゲチャ』 連載開始からなんと8週で打ち切られたギャグ漫画。ジャンプ史上最速打ち切りと言われる。まさに伝説。

チャゲチャ 連載開始からなんと8週で打ち切られたギャグ...

チャゲチャ 連載開始からなんと8週で打ち切られたギャグ漫画。ジャンプ史上最速打ち切りと言われる。

不良たちの荒唐無稽な戦いを描くギャグ漫画で、澤井にとっては代表作『ボボボーボ・ボーボボ』に続き2度目の『ジャンプ』連載となった。本作品のジャンルは「よい子の低学年向けヤンキー漫画」としている。連載話数の単位は「不良(ヤンキー)」で、最終話は「8」をもじって「不良∞エクストリーム」と表記されている。

舞台は暮東京(グレとうきょう)。時代はまさにヤンキーにスポットライトが当たる激ヤンキー時代が到来していた。不良たちはヤン気ーというオーラをまとっており、その強弱や種類で実力が判別できる。また、ヤン必殺技という技を扱える不良も存在する。
本作品の8週での連載終了は(短期集中連載など、元から早...

本作品の8週での連載終了は(短期集中連載など、元から早期終了予定だった連載作品を除けば)『週刊少年ジャンプ』史上最短の短期連載。

『ロケットでつきぬけろ!』 連載がわずか10週でロケットのように突きぬけて打ち切られてしまった。

『ロケットでつきぬけろ!』(2000年) 連載がわずか...

『ロケットでつきぬけろ!』(2000年) 連載がわずか10週でロケットのように突きぬけて打ち切られてしまった。

単行本「ロケットでつきぬけろ!」
この本はロックだ。
そしてこの本を手にした
君たちもロックだ。
カートレース漫画。主人公春田倫雄(はるたみちお)がプロのレーサーを目指す物語。

しかし、連載がロケットのように突きぬけて打ち切られてしまった。

打ち切り漫画を「突き抜ける」と表現するのはここから来ている。
最終話の巻末コメント「【44号】痛みを知らない子供が嫌...

最終話の巻末コメント「【44号】痛みを知らない子供が嫌い。心をなくした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ」

『ロケットでつきぬけろ!』は奇想天外なストーリーと共に...

『ロケットでつきぬけろ!』は奇想天外なストーリーと共にユニークな雑誌巻末コメントによって注目を集めた。

【34号】WJをご覧の方初めましてキユです。今号から僕の新連載が始まりました。それではどうぞ。キユで「ロケットでつきぬけろ!」

【35号】ここで次週予告!!来週はハルタのお母さん登場!!マザー・オブ・ラブでつきぬけろ!

【36・37合併号】次週予告!!いよいよ赤城がベールを脱ぐ!!赤城の目的は!?ヒステリックにつきぬけろ!

【38号】Hide記念館完成。楽曲だけに留まらず他面にまで行き渡ったあの人のロック。いいんですよ武井先生

【39号】夏の夕方って好き。あのジメジメした感じが妙にエロチックだと思いません?冨樫先生

【40号】ルーベンスの初優勝。大人になって人前であれだけ泣けるなんて感動でしたね荒木先生

【41号】モラル欠如者。あの子ら多分携帯持ち始めて使いたくて仕方ないんでしょうね尾田先生

【42号】だってプーさんですよ?ちゃんじゃなくてさん。寅さん並の慕われ方ですよね樋口先生

【43号】毎回この欄はボツを食う。けどそれは自分が大人でありコドモであるとゆう事の誇りだ
2002年に『週刊少年ジャンプ』で「NUMBER10」...

2002年に『週刊少年ジャンプ』で「NUMBER10」の連載を開始するが、再び10週で連載が終了。

前作同様あっという間に突き抜けてしまった・・・
2002年に『週刊少年ジャンプ』で「NUMBER10」の連載を開始するが、再び10週で連載が終了。

『タカヤ -閃武学園激闘伝-』 ラブコメ風味→学園バトル漫画→異世界ファンタジーバトル漫画へと謎の変遷を遂げ、迷走の末に終了。

『タカヤ -閃武学園激闘伝-』

『タカヤ -閃武学園激闘伝-』

『タカヤ -閃武学園激闘伝-』(タカヤ せんぶがくえんげきとうでん)は、週刊少年ジャンプ2005年25号から2006年26号まで連載した坂本裕次郎作の少年漫画作品。

中学浪人が決定した火叢タカヤ。あくる日の朝、両親から追い討ちを掛けるかのように父親の会社が倒産したと告げられる。しかし、お隣の日本屈指の大金持ち白川家から100億円の寄付をポンと貰っていた。100億円の交換条件として提示されたのはタカヤを白川家が経営する私立閃武学園へ強制入学させることであった。親はタカヤの許可も得ず快諾、お隣の白川翔、渚兄妹に無理矢理連れられ、閃武学園に仮入学することになった。

閃武学園、そこは力の強い者が生き残り、弱い者は淘汰されていく学校。どんな能力でも実力があれば力として認められる学園に入学することとなったタカヤの運命はいかに。
第1回金未来杯グランプリ作品として、読みきり編をなぞるような形で物語はスタートした。
金未来杯にて本作のプロトタイプとなる「タカヤ-おとなりさんパニック!!-」が掲載され、「あててんのよ」という名台詞のおかげもあって、見事グランプリを獲得、瞬く間に連載へとこぎつけた。

その後、「タカヤ -閃武学園激闘伝-」という名で連載を開始。しかし、ラブコメ風味だった読切時と違って、主人公がニヤニヤしながら殴り合うバトル漫画へとシフト。

更には終盤になると、タイトルを「タカヤ-夜明けの炎刃王-」と改題し、突如学園バトル漫画から異世界ファンタジーバトル漫画へと謎の変遷を遂げ、読者を混乱に陥れた。

その後は迷走の末、最後は主人公とヒロインが火見開きで必殺技を放ちながら「よっしゃあああツッ!THE ENDォォ!!」というよくわからない感じで幕を閉じた。
「よっしゃあああツッ」を最後に終了となった

「よっしゃあああツッ」を最後に終了となった

終盤になると、タイトルを「タカヤ-夜明けの炎刃王-」と改題し、突如「学園バトル漫画」から「異世界ファンタジーバトル漫画」へと謎の変遷を遂げ、読者を混乱に陥れた。
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  • 2021/7/31 10:04

    打ち切り王、黒岩よしひろしもお忘れなく R.I.P

    2021/5/29 23:14

    個人的にアクタージュはジャンプどころか全漫画史上最悪レベルの終わり方だと思う

    考えすぎる人 2021/5/19 22:03

    池沢さとしさんの「街道レーサーGo」。最終回は主人公が数多の世界の名車たちとの公道バトルをヤマハRZ350で制すも待ち構える警官隊に突っ込んでいくシーンでお終い。なんか続編があるような後書きがあったような記憶があるけど… てっきりプロに転向する二輪版「サーキットの狼」を目指すと思った。兎に角、当時のジャンプはガキをガキ扱いせず、重苦しいテーマ、エログロナンセンスやバイオレンスを真面目に世に出していた。今のご時世、シャラ臭いコンプライアンスや同調圧力で子供向け「大人な作品」を出せないんだろうね。

    オリエント鉱業 2021/5/19 21:48

    タイトルは失念しましたが、当時西側最強のF15戦闘機が全く歯が立たないモノをソ連(当時)が開発。更にそれを凌駕する戦闘機を日本が自主開発すると云うミリオタ感涙の作品でしたが、ソ連機と矛を交える前に連載終了。ま、先述のF15が艦載機だったりとアラも目立ちましたが好きな作品でした。「大人の事情」で強制終了?

    チチンコ 2021/3/25 19:40

    ストップ!! ひばりくん! と コマンダーゼロ をお願いします。

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