この共演を機に明石家さんまと大竹しのぶが結婚した名ドラマ【男女7人夏物語】のあらすじ&最終回って?<ネタばれ>
2021年5月27日 更新

この共演を機に明石家さんまと大竹しのぶが結婚した名ドラマ【男女7人夏物語】のあらすじ&最終回って?<ネタばれ>

1986年7月からTBS系で放映され、最高視聴率31.7%と爆発的人気を博した『男女7人夏物語』。 もはや伝説とも呼ぶべき、明石家さんまVS大竹しのぶの掛け合い、個性豊かな7人が織りなす恋模様は“トレンディ・ドラマ”の出発点というべき作品。鎌田敏夫脚本による恋愛ドラマの傑作。

24,936 view
「男女7人」を、連続ドラマ初主演となる明石家さんま、後にさんまと私生活でも結ばれる大竹しのぶ、お笑い芸人として人気の片岡鶴太郎、二枚目奥田瑛二、そして池上季美子、賀来千香子、小川みどりと、バラエティに富んだメンバーが演じた。このキャスティングが功を奏し、それまで熱演派のイメージが強かった大竹が、さんまとの軽妙なやりとりを見せたり、逆に油ぎったキャラが売りだった鶴太郎のシリアスな演技が注目されたり、さまざまな意味で新しい才能がここから羽ばたいた。

石井明美の歌う主題歌「CHA-CHA-CHA」も大ヒット!

男女7人夏物語op CHA・CHA・CHA ♪ 石井明美 - YouTube

「CHA-CHA-CHA」
1986年8月14日リリース。1986年度オリコン年間1位。
第28回日本レコード大賞で新人賞を受賞。翌1987年春開催の、第59回選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも採用された。

イントロ部分の "Baby, Get on my Cadillac." のセリフ を言っているのは、歌手で作詞・作曲家のつのだ☆ひろ!!

最終回「Yes or No」 【結末ネタばれ】

桃子にアメリカ行きの話が持ち上がる。彼女の夢であるノンフィクションライターになることが叶うのだ。

2人が離れてはだめだという千明の強い制止が桃子を迷わせるが、良介は彼女の背中を押すのだった。
「行って来い。待っといたるわ。」

一方、野上のつれなさにさんざん悩まされた香里はしたたかさを身につけていく。
妊娠したといって彼に迫る同僚の女性の嘘を暴いて彼を助け、自分は君章の前に素敵な男性と共に表れる。野上は香里を抱きしめ、はじめて愛を誓うのだった。

ひとりぼっちになった千明には貞九郎の存在が何よりの支えだった。栄転が決まった彼を「行かないでよ、貞ちゃん。あたし、貞ちゃんを好きになる」と千明は止める。

桃子の歓送会には幸せそうな野上と香里、お見合いで結婚が決まって嬉しそうな美和子、そしてお揃いのエプロンをした千明と貞九郎の姿があった。

桃子がアメリカに発つその日。空港。

良介:「そろそろゲートインせなあかんのちゃうか」
桃子:「・・・」
良介:「どないしたんや。」
桃子:「・・・平気な顔して。」
良介:「平気やないよ。」
桃子:「私が行っちゃうから、せいせいしてるんだ~。」
良介:「気分スッキリ。」
桃子:「すぐ女探そうと思って・・。」
良介:「お前が行った後、ここで探そう。
桃子:「・・・。」
良介:「嘘や。・・嘘。」
桃子:「行きたくない。」
良介:「えっ。 桃子:行きたくない。」
良介:「何を言うてんねや、今更。」
桃子:「・・こわいんだもん。」
良介:「何が?」
桃子:「自分の気持ちが。」
良介:「えっ。」
桃子:「良介さんの気持ちが・・。」
良介:「・・・。」
桃子:「半年経ったら、何もかも変わっちゃうかもしれないじゃない。今どんなこと言ったって、何がどうなるかわからないじゃない。人間なんて、そんなもんじゃない。」
良介:「大丈夫や。」
桃子:「大丈夫じゃない。」
良介:「ちゃんと待っといたる。お前もちゃんと帰ってくる。」
桃子:「・・・。」
良介:「もっと自分を信用せぇよ。俺も信用せぇ。」
桃子:「・・・。」
良介:「人間ってもっとええもんやろ。」
桃子:「・・・・行く。」
(良介、うなずく)
(桃子、歩き出す。後をついていく良介) 
良介:「それじゃあな。」
(立ち止まる良介。桃子、少し歩くがたまらなくなって駆け戻ってきて、良介に抱きつきキスする。)
良介:「格好悪いやろ、お前。」
(桃子、良介に笑顔を見せ、走っていく。)
良介:「・・・。」
(桃子、振り向かず、手を振る。右手、左手、最後には両手で。エスカレーターから桃子の姿が見えなくなる。)
良介:「・・・。(歩き出す)

良介の励ましで背筋を伸ばし、桃子は日本を発った。

明石家さんまとの大竹しのぶの軽妙な掛け合いが話題に!

NG集 男女7人 夏物語 - YouTube

明石家さんまと大竹しのぶがNGシーンを振り返るバラエティ番組。

ドラマ劇中以外でも息の合った掛け合いで、結婚するのも納得の仲の良さが垣間見えます。

明石家さんまと大竹しのぶはこの共演がきっかけとなって後に結婚!

ドラマ『男女7人秋物語』(1987年10月-12月)

ドラマ『男女7人秋物語』(1987年10月-12月)

高視聴率を記録し、大ヒットした『男女7人夏物語』の続編として製作された『男女7人秋物語』でも、明石家さんまと大竹しのぶは共演。
映画『いこかもどろか』(1988年8月27日公開)

映画『いこかもどろか』(1988年8月27日公開)

この映画でも共演し、映画公開直後の9月、本当に愛を育んでいた二人が結婚をした。
(のちに離婚。)
明石家さんまと大竹しのぶの間の娘がタレントの「IMALU」

明石家さんまと大竹しのぶの間の娘がタレントの「IMALU」

1989年、二人のあいだに長女・いまる(IMALU)が誕生。

『男女7人夏物語』に関する記事

明石家さんま&大竹しのぶの伝説ドラマ『男女7人夏物語』...

明石家さんま&大竹しのぶの伝説ドラマ『男女7人夏物語』メンバーが29年ぶり集結

明石家さんま(60)が司会を務める10月12日放送のTBSテレビ60周年記念特番で、さんまが主演した同局系「男女7人夏物語」(1986年)の大竹しのぶ、奥田瑛二、賀来千香子など主要キャストが29年ぶりに集結することが判明した。

↓この記事を読む↓
http://middle-edge.jp/articles/VF85b
33 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

大竹しのぶ  vs 明石家さんま  結婚 ~ イマル誕生まで

大竹しのぶ vs 明石家さんま 結婚 ~ イマル誕生まで

大竹しのぶと明石家さんま。陽気、勝気、自分が好き、自分のペースで生きていけないのが絶対無理な2人の戦い&見事なかけ合い。
RAOH | 1,007 view
若かりし大竹しのぶ    超マジメ! 超清純! 初めての男性と結婚! なのに「魔性の女」「あざとい」といわれてしまう業の深さ。

若かりし大竹しのぶ 超マジメ! 超清純! 初めての男性と結婚! なのに「魔性の女」「あざとい」といわれてしまう業の深さ。

超清貧な家に生まれ、高校1年生で芸能界入りした美少女は、清く正しく、そしてすごく押しの強い生き方を敢行。結果、自在に人を惑わし男を虜にする「魔性の女」と呼ばれるに至った。
RAOH | 2,594 view
懐かしのトレンディドラマと主題歌

懐かしのトレンディドラマと主題歌

1980年代から90年代にヒットした「トレンディドラマ」。その時代の流れと恋愛事情を反映して高い視聴率を獲得。同時に主題歌も大ヒットした。今回は、懐かしのトレンディドラマの中で「不倫」をテーマにしたドラマを中心に思い出に残るシーンやエピソード、主題歌を紹介していく。
ドラマにもヒット作多数!明石家さんまさんの出演ドラマまとめ

ドラマにもヒット作多数!明石家さんまさんの出演ドラマまとめ

数々のバラエティ番組で活躍されてきた明石家さんまさん。ドラマにも数多く出演していますよね。さんまさんの出演したドラマを振り返ってみます。
saiko | 1,139 view
明石家さんまと大竹しのぶの結婚のきっかけとなった「男女7人夏物語」の出演者の現在は?

明石家さんまと大竹しのぶの結婚のきっかけとなった「男女7人夏物語」の出演者の現在は?

1986年に大ヒットしたドラマと言えば「男女7人夏物語」ですよね。7人の男女の恋愛模様を描いたドラマで、劇中でも恋人同士になった明石家さんまと大竹しのぶは、実生活でも結婚し娘を儲けています。ドラマから30年以上が経過し、出演者は現在何をしているのでしょうか?今回はドラマ「男女7人夏物語」の現在についてご紹介します。
そうすけ | 2,214 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト