傷心の五代くんは一刻館を出て行きます!
(五代の幻に語りかける響子さん・・・)本当にバカなんだから・・・出て行くことなかったのに。人の話を聞こうとしないんだから・・・
二人は一刻館の前で鉢合わせ。逃げる五代くん!追う管理人さん!
五代くん「どうせぼくが悪いんですっ!」
管理人さん「いいかげんにしてー!」
逃げる五代に追いつく、響子さんの愛情の猛烈パワー!
音無響子「わーーーーーっ」(超大泣きする)
響子「帰って来て、帰って来て、お願い!!」
響子「部屋はあります、ありますから・・・」
もう、一緒の部屋でいいよ!二人とも、早く、結婚しちゃいなよ!
・・・と読者は何度思ったことか!
二人の距離が近づいたと思ったら、また離れ、離れたと思ったら、また近づく・・・結婚するまで続く・・
80年代は、こういうラブコメだらけだったよね。
読者を試しているのかな。そういう話が多かった。
比べて、三鷹に対しては、そのような響子の愛情表現はありませんでした。残酷なほどに。
可哀想な三鷹さん。三鷹さんはぜんぜん眼中にないんです。最初から。
最初から響子さんが好きなのは五代だけ。
三鷹と明日菜の結婚が決まって、まったく悲しい表情を見せない響子=最初から、響子は三鷹のことを何とも思っていなかったことを露骨に示すシーン
三鷹も、自分は響子に何とも思われていなかったことを悟ります。
五代 >>>>>>>超えられない壁>>>>三鷹
三鷹は完敗。
三鷹の撤退で、響子には五代しかいないことがはっきりします。
これでも、まだ二人は結婚に近づかない!
う・・う・・・・、もどかし過ぎる!ドM過ぎる展開だ。
すれ違いの関係は続き、裕作とのもどかしい距離を縮めて楽になりたいと考え始める響子。もうやってしまえ!
(なかなか煮つまらない二人の関係が朱美にはもどかしくて、
もどかしくてしょうがない。誰から見ても、二人は相思相愛。)
あんたみたいな面倒くさい女から男をとるほど、あたし物好きじゃないわよ。バカ。
響子は五代に体を委ねる決意までしたが・・・ラブホに行ったが、立たなかった五代!バイアグラを買っとけ!
響子が五代に対して好きであることをなかなかはっきり言わなかったために五代は響子の愛情を確信できず、ラブホで響子とベッドインしながらも前夫の惣一郎が気になって失敗してしまう・・・
だめだよ、頭の中に惣一郎さんを思い浮かべちゃ!Hに集中しなきゃ集中!
すでに二人ともお互いの気持ちが確かであると自覚する段階へと達していた。一刻館で二人きりとなったその晩、ついに結ばれた。ここからは、一気に最終回までゴールだ!
音無響子「ずっと前から五代さんのこと好きだったの。」
ついに結ばれて共に朝を迎えた裕作に対して、ようやく響子は本当はずっと好きだったことを告白するのであった。
ここまで来るの長かったなあ!
一刻館のメンバーも気を使って、二人きりにしてくれたのでしょう!おめでとう!
響子「忘れちゃった!」
(議論が分かれるところでしょうけど、五代同様に、かなり最初からでしょう。運命的な出会いです。)
響子が結婚するのではなく、結婚するのは三鷹の妹です。これも響子の説明不足で、五代が誤解し、精神崩壊します。
五代の最大の弱点は、心が折れやすいことです。