【卒業ソング】1980年代に大ヒット!懐かしい昭和の卒業ソング10選
2023年3月24日 更新

【卒業ソング】1980年代に大ヒット!懐かしい昭和の卒業ソング10選

毎年、卒業シーズンになると、そこかしこで流れる卒業ソング。近年人気の新しい曲から、昔から人気の定番曲まで、様々な卒業ソングが聴こえてきます。今回は、ミドル世代の多くの方が学生だった1980年代にフォーカスし、当時流行した卒業ソングを振り返ります。

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乾杯 / 長渕剛

『乾杯』は、誰もが知る長渕剛の代表曲ですが、元々は1980年にリリースした同名のアルバムの収録曲でした。1988年に『乾杯-NEW RECORDING VERSION-』として再レコーディング&シングル化され、この時にオリコンナンバーワンを獲得しています。結婚する友人を祝福するために長渕が書いたという曲で、現在でも、結婚披露宴や卒業式で歌われることの多い楽曲です。

長渕剛『乾杯』

乾杯

制服 / 松田聖子

『制服』は、松田聖子の1982年の大ヒット曲『赤いスイートピー』のB面に収録されていた楽曲で、彼女のB面曲の中では最も有名な曲の一つです。A面曲と同様、本曲も松本隆(作詞)&呉田軽穂(作曲)の黄金コンビが手がけました。詞は正に "卒業" をテーマにした内容で、当時は卒業シーズンだったこともあり、ラジオ番組でよくリクエストされたといいます。最近では、芦田愛菜ちゃんが自身の番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』で何度か口ずさんだことでも話題になりました。

松田聖子『制服』

制服 ‐ Seiko Matsuda

春なのに / 柏原芳恵

『春なのに』は、1983年当時、人気アイドル歌手だった柏原芳恵の12枚目のシングルで、『ハロー・グッバイ』と並ぶ彼女の代表曲です。詞の内容通り、当時は "卒業ソングの定番" として学生たちに親しまれました。作詞・作曲はともに中島みゆきで、後に彼女自身も、セルフカバー・アルバム『回帰熱』の中で本曲を歌っています。

柏原芳恵『春なのに』

柏原芳恵 春なのに

想い出がいっぱい / H2O

『想い出がいっぱい』は、男性デュオH2Oの5枚目のシングルで、テレビアニメ『みゆき』のエンディングテーマとして、1983年にリリースされた楽曲です。オープニングテーマの『10%の雨予報』も彼らが歌っています。H2Oにとっては、薬師丸ひろ子主演の映画『翔んだカップル』の主題歌『ローレライ』以来のヒット曲となりました。その後、H2Oは1985年に解散しますが、本曲は、音楽の教科書や合唱コンクールの課題曲に採用され、また卒業ソングとしても、今も幅広い世代に親しまれています。

H2O『想い出がいっぱい』

想い出がいっぱい H2O

卒業 / 尾崎豊

『卒業』1985年の卒業ソングブームにヒットした尾崎豊の楽曲で、尾崎の代表曲であり、卒業ソングの代表曲でもあります。彼にとっては、オリコン20位と初めてヒットチャートにランク入りした曲で、その後1989年の再リリースでオリコン8位を記録しました。通常の卒業ソングとは違った過激な歌詞が話題となり、本曲を収録したアルバム『回帰線』の方はオリコンナンバーワンを獲得しています。因みに、尾崎自身は、本曲リリースの前年に、青山学院高等部を自主退学していました。

尾崎豊『卒業』

尾崎豊『卒業』GRADUATION - 「LIVE CORE 完全版〜YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12」

卒業 / 斉藤由貴

斉藤由貴は、明星食品「青春という名のラーメン」のCM出演で人気となり、1985年に『卒業』アイドル歌手としてデビュー。当時のキャッチフレーズは「時代だって、由貴に染まる。」でした。本曲はCMソングというだけでなく、卒業ソングの代表曲でもあり、デビュー曲ながらオリコン6位の大ヒットとなりました。彼女自身もちょうど卒業のタイミングで、その年の3月、神奈川県立清水ヶ丘高等学校を無事に卒業しています。その翌月、『スケバン刑事』で連続ドラマに初主演し、女優としてもブレイクしたことは言うまでもありません。

斉藤由貴『卒業』

斉藤由貴 - 卒業

卒業-GRADUATION- / 菊池桃子

1985年は、『卒業』というタイトルの楽曲が4曲もリリースされた卒業ソングブームの年でした。その4曲とは、上述した2曲と、倉沢淳美『卒業』、そして本曲、菊池桃子『卒業-GRADUATION-』です。デビュー曲から順調にヒットを連発していた彼女は、4枚目のシングルである本曲で初めてオリコンナンバーワンを獲得しました。彼女にとって最大のヒット曲で、本曲をテーマにした、同名のテレビドラマにも主演しています。
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