『バトルフィーバーＪ』
制作：テレビ朝日・東映・東映エージエンシー
放送期間：1979年2月3日から1980年1月26日
放送時間：土曜18:00から18:30
放送局：テレビ朝日系
放送話数：全52話
主題歌：『バトルフィーバーＪ』MOJO
放送期間：1979年2月3日から1980年1月26日
放送時間：土曜18:00から18:30
放送局：テレビ朝日系
放送話数：全52話
主題歌：『バトルフィーバーＪ』MOJO
スタッフ
原作：八手三郎
監督：広田茂穂（最終話担当）ほか
特撮監督：矢島信男、佐川和夫
脚本：上原正三（最終話担当）ほか
音楽：渡辺宙明
監督：広田茂穂（最終話担当）ほか
特撮監督：矢島信男、佐川和夫
脚本：上原正三（最終話担当）ほか
音楽：渡辺宙明
キャスト
バトルジャパン／伝 正夫：谷岡弘規
バトルコサック（二代目）／神 誠：伴 直弥
バトルフランス／志田京介：倉知雄平
バトルケニア／曙 四郎：大場健二
ミスアメリカ（二代目）／汀 マリア：荻 奈穗美
倉間鉄山：東 千代之助
サタンエゴス：飯塚昭三（声の出演）
サロメ：マキ上田
ナレーター：大平透
バトルコサック（二代目）／神 誠：伴 直弥
バトルフランス／志田京介：倉知雄平
バトルケニア／曙 四郎：大場健二
ミスアメリカ（二代目）／汀 マリア：荻 奈穗美
倉間鉄山：東 千代之助
サタンエゴス：飯塚昭三（声の出演）
サロメ：マキ上田
ナレーター：大平透
『バトルフィーバーＪ』とは
![バトルフィーバーJ Vol.1 [DVD]](https://cdn.clipkit.co/tenants/1415/item_images/images/002/198/502/medium/9004c2aa-0136-4448-858e-7f3a3e4a4da5.jpg?1590547308)
バトルフィーバーJ Vol.1 [DVD]
via www.amazon.co.jp
サタンエゴスを神として崇める秘密結社エゴスが世界を混乱に陥れようとしていた。それに気が付いた国防省の最高幹部・倉間鉄山将軍は、世界各地から選りすぐりの優秀な若者を集め、バトルフィーバー隊を結成した。強化服バトルスーツを与えられた5人は、世界各国のダンスを取り入れたアクションでエゴスと戦う。
『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』に続く、3作目の戦隊シリーズ。ここから原作が石森章太郎ではなく八手三郎（東映の共同ペンネームとされている）となった。
巨大ロボの登場、放送期間が1年などのフォーマットは本作から。
『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』に続く、3作目の戦隊シリーズ。ここから原作が石森章太郎ではなく八手三郎（東映の共同ペンネームとされている）となった。
巨大ロボの登場、放送期間が1年などのフォーマットは本作から。
『バトルフィーバーＪ』最終回
第52話「英雄たちの交響曲（シンフォニー）」
エゴス指令部。
サタンエゴス「我が息子たちのみかヘッダー（エゴスの指揮官）までも命を絶たれてしまった。いよいよ最後の戦略を決行する時がきた。サロメ準備はいいようだな」
女幹部サロメがこたえる。
サロメ「はい、万端滞りなく」
バトルフィーバー隊の本部。
ジャパン「ビッグベイザー（バトルフィーバー隊の基地）で調査しましたところ海底の隆起が見られます」
鉄山「富士火山帯が活動を始めたのだろうか」
ナレーション「バトルフィーバー隊もこのところ続発する地震の調査を進めていた」
坂道をバックで車がのぼって行くという怪現象を調べていたバトルフランスとバトルケニアに、女私立探偵の一乗寺綾子が接触してくる。彼女はバトルフィーバー隊の責任者に会いたいと言う。
公園のベンチで待つバトルジャパンの前に、一乗寺が現れた。
一乗寺「これを買っていただきたいの」
封筒から出したものはエゴス本部と地震発生装置の写真だった。彼女は1億円と引き換えに、エゴス本部への地図を手渡すと言う。即答はしかねる、とジャパンは言った。
バトルフィーバー本部。一乗寺の写真から、その正体がサロメであることを見抜く。だが彼女が渡した写真は本物だった。
鉄山「この地震発生装置を破壊する必要がある」
一乗寺が運転する車を追いかけるフランスとケニア。すると彼女が乗る車が、エゴス戦闘員たちに襲われた。フランスは車内で気を失っている一乗寺を助けた。
ナレーション「バトルフィーバー隊によって病院に運び込まれたサロメは、一命を取り留めることができた」
サロメはエゴスを裏切り、南米に逃げようとしていた。エゴスは関東一帯を海中に沈める計画で、まもなくマグニチュード8.5の地震が起きると言う。交渉により、サロメは地図のマイクロフィルムが入ったカプセルを渡す。
サタンエゴス「我が息子たちのみかヘッダー（エゴスの指揮官）までも命を絶たれてしまった。いよいよ最後の戦略を決行する時がきた。サロメ準備はいいようだな」
女幹部サロメがこたえる。
サロメ「はい、万端滞りなく」
バトルフィーバー隊の本部。
ジャパン「ビッグベイザー（バトルフィーバー隊の基地）で調査しましたところ海底の隆起が見られます」
鉄山「富士火山帯が活動を始めたのだろうか」
ナレーション「バトルフィーバー隊もこのところ続発する地震の調査を進めていた」
坂道をバックで車がのぼって行くという怪現象を調べていたバトルフランスとバトルケニアに、女私立探偵の一乗寺綾子が接触してくる。彼女はバトルフィーバー隊の責任者に会いたいと言う。
公園のベンチで待つバトルジャパンの前に、一乗寺が現れた。
一乗寺「これを買っていただきたいの」
封筒から出したものはエゴス本部と地震発生装置の写真だった。彼女は1億円と引き換えに、エゴス本部への地図を手渡すと言う。即答はしかねる、とジャパンは言った。
バトルフィーバー本部。一乗寺の写真から、その正体がサロメであることを見抜く。だが彼女が渡した写真は本物だった。
鉄山「この地震発生装置を破壊する必要がある」
一乗寺が運転する車を追いかけるフランスとケニア。すると彼女が乗る車が、エゴス戦闘員たちに襲われた。フランスは車内で気を失っている一乗寺を助けた。
ナレーション「バトルフィーバー隊によって病院に運び込まれたサロメは、一命を取り留めることができた」
サロメはエゴスを裏切り、南米に逃げようとしていた。エゴスは関東一帯を海中に沈める計画で、まもなくマグニチュード8.5の地震が起きると言う。交渉により、サロメは地図のマイクロフィルムが入ったカプセルを渡す。
ナレーション「サロメからエゴス指令部の地図を入手したバトルフィーバー隊は、ただちにエゴス基地へと向かった」
山奥で洞窟を発見する。エゴス戦闘員たちに襲われ戦いになるが、洞窟の中へ。その行き止まりの壁を壊すと、サタンエゴスが待つ指令室へと出た。
サタンエゴス「ようこそ、バトルフィーバー。私がサタンエゴスだ。私は世界中の人間の心を邪悪な物に変えようとしてきた。だがことごとくお前達に邪魔されてきた。今日こそお前達を抹殺してやるぞ」
自動ドアを開けてサロメが入ってくる。すべてはバトルフィーバー隊をここへ誘い込むための罠だったのだ。サタンエゴスは、知能と体力に優れた染色体を合成して、バトルフィーバー隊からバトルフィーバー怪人を作るつもりなのだ。
サタンエゴスの脇にいた怪人製造カプセルとの戦い。バトルフィーバー隊はミクロ化されて、その体内に飲み込まれてしまう。しかし内側から心臓を破壊して脱出し、怪人製造カプセルを倒す。サタンエゴスは脱出して、指令室は崩れ始めた。サロメは瓦礫の中に埋まってしまう。
サロメ「サタンエゴス様ー！私もお連れくださいー！」
脱出したバトルフィーバー隊の目の前には、巨大化したサタンエゴスの姿が。
サタンエゴス「風よ吹けー！嵐よ起これー！」
その超能力で襲われるバトルフィーバー隊。ペンタフォースという合体武器を使うが、倒せない。そこで戦艦バトルシャークを出動させ、バトルフィーバーロボに乗り込む。
サタンエゴスとの戦い。クロスフィーバーという攻撃は効かなかったものの、電光剣ロケッターという技を使う。投げられた剣はサタンエゴスを突き刺した。流れる緑色の血。そしてサタンエゴスは爆発した。
ナレーション「サタンエゴスの死によりそのエネルギーを受けていたエゴスの部下たちも次々と死んだのである」
鉄山「どうだ、戦いが済んで夕日が美しいだろう」
ジャパン「ええ、平和な気持ちで見るから優しく見えます」
ナレーション「鉄の意志と団結のスクラムでついにエゴスを壊滅に追い込んだバトルフィーバー隊。今、彼らの耳に聞こえるのは天使の歌声。それは英雄たちのシンフォニーでもある。さらば、バトルフィーバー隊。さらば、バトルフィーバーロボットよ」
空を飛んで去って行くバトルフィーバーロボ。馬に乗って去って行くバトルフィーバー隊。
山奥で洞窟を発見する。エゴス戦闘員たちに襲われ戦いになるが、洞窟の中へ。その行き止まりの壁を壊すと、サタンエゴスが待つ指令室へと出た。
サタンエゴス「ようこそ、バトルフィーバー。私がサタンエゴスだ。私は世界中の人間の心を邪悪な物に変えようとしてきた。だがことごとくお前達に邪魔されてきた。今日こそお前達を抹殺してやるぞ」
自動ドアを開けてサロメが入ってくる。すべてはバトルフィーバー隊をここへ誘い込むための罠だったのだ。サタンエゴスは、知能と体力に優れた染色体を合成して、バトルフィーバー隊からバトルフィーバー怪人を作るつもりなのだ。
サタンエゴスの脇にいた怪人製造カプセルとの戦い。バトルフィーバー隊はミクロ化されて、その体内に飲み込まれてしまう。しかし内側から心臓を破壊して脱出し、怪人製造カプセルを倒す。サタンエゴスは脱出して、指令室は崩れ始めた。サロメは瓦礫の中に埋まってしまう。
サロメ「サタンエゴス様ー！私もお連れくださいー！」
脱出したバトルフィーバー隊の目の前には、巨大化したサタンエゴスの姿が。
サタンエゴス「風よ吹けー！嵐よ起これー！」
その超能力で襲われるバトルフィーバー隊。ペンタフォースという合体武器を使うが、倒せない。そこで戦艦バトルシャークを出動させ、バトルフィーバーロボに乗り込む。
サタンエゴスとの戦い。クロスフィーバーという攻撃は効かなかったものの、電光剣ロケッターという技を使う。投げられた剣はサタンエゴスを突き刺した。流れる緑色の血。そしてサタンエゴスは爆発した。
ナレーション「サタンエゴスの死によりそのエネルギーを受けていたエゴスの部下たちも次々と死んだのである」
鉄山「どうだ、戦いが済んで夕日が美しいだろう」
ジャパン「ええ、平和な気持ちで見るから優しく見えます」
ナレーション「鉄の意志と団結のスクラムでついにエゴスを壊滅に追い込んだバトルフィーバー隊。今、彼らの耳に聞こえるのは天使の歌声。それは英雄たちのシンフォニーでもある。さらば、バトルフィーバー隊。さらば、バトルフィーバーロボットよ」
空を飛んで去って行くバトルフィーバーロボ。馬に乗って去って行くバトルフィーバー隊。
その後の『バトルフィーバーＪ』
意外とサタンエゴスは弱かったような…。
次週からは『電子戦隊デンジマン』が始まりました。これも「敵の怪人は倒された後に巨大化する。それと巨大ロボットに乗って再び戦う」等の、現在の「スーパー戦隊シリーズ」の基礎を作り上げた重要な作品です。こちらもいつかご紹介しましょう。
ちなみに「スーパー戦隊シリーズ」というと現在は『秘密戦隊ゴレンジャー』を第1作目だと数えますが、原作者の違い等などから、この『バトルフィーバーＪ』こそ第1作目である、という見方も昔はあったんですよ。
次週からは『電子戦隊デンジマン』が始まりました。これも「敵の怪人は倒された後に巨大化する。それと巨大ロボットに乗って再び戦う」等の、現在の「スーパー戦隊シリーズ」の基礎を作り上げた重要な作品です。こちらもいつかご紹介しましょう。
ちなみに「スーパー戦隊シリーズ」というと現在は『秘密戦隊ゴレンジャー』を第1作目だと数えますが、原作者の違い等などから、この『バトルフィーバーＪ』こそ第1作目である、という見方も昔はあったんですよ。
『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』の戦隊モノ初期2作品は「スーパー戦隊シリーズ」に含まれるか議論になった!! - Middle Edge（ミドルエッジ）
秘密戦隊ゴレンジャーに始まるスーパー戦隊シリーズ。ところが初期の2作品「ゴレンジャー」「ジャッカー電撃隊」だけは「スーパー戦隊」に括られるか議論になった経緯があります。その経緯と過去の懐かしい作品一覧を振り返ります。
18 件
こういち
🤖 2020/6/15 18:45
この戦隊からスーパーロボットが登場「デンジマン」「サンバルカン」「ゴーグルファイブ」とともに
後の「PowerRanger」「FranceFIVE」の原点のいったんを担います
2020/6/14 23:12
バトルジャパンとバトルコサックのキャスト間違えてますよ。逆です。
2020/6/14 08:36
スパイダーバースに東映スパイダーマンが出るなら、MCUにミス・アメリカを･･･。え、無理？
manta 2020/6/14 08:25
バトルケニアはデンジブルーでしたよね？
大葉健二さん、大好きだったなぁ…
通りすがり 2020/6/14 05:56
懐かしいですね『バトルフィーバーJ』！毎週敵のエゴス怪人が大きな製造カプセルの中から誕生して、その度に「おぉーっ御子よぉ～!!」とヘッダー指揮官が称えていたのが印象深かったです。
そのエゴス怪人を産み出してきた「怪人製造カプセル」は当時ポピーから発売されていた玩具のDXセットにも付属してました。最終回で言葉を話しバトルフィーバー隊に襲いかかるカプセルの勇姿は玩具を買ってくれた子供達への最後のサービスだったのでしょうかね？