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その翌年の2014年5月、ASKAは覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕されました。そして2016年1月、自身のブログにて1年強の沈黙を破り約12万字にも及ぶ長文を公開。そこには、薬物事件の経緯に加え、自身の音楽人生や盗聴・盗撮被害についても綴られていました。この長文に、加筆修正を加え2017年3月に発売されたのが「700番 第一巻」です。
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「僕のカラダで薬物が生活を始めてしまった」と、薬物に対する悔いと苦悩が記されていた「700番 第一巻」は大ヒットを記録。また「第一巻」より前の2017年2月に発売された、第一巻に相当する長文を公開してから強制入院・退院までを記した「第二巻」と、2016年11月の二度目の逮捕から不起訴になるまでを語った「第三巻」をまとめた「700番 第二巻/第三巻」も同様に話題を呼び、薬物の恐ろしさがASKAの口から赤裸々に語られることとなりました。
≪その後のASKA≫
2017年に活動を再開したASKAですが、以降は楽曲制作のみならず、詩集の発売など多岐にわたる活動を展開。多くのメディアに出演しており、インターネットテレビ・AbemaTVのトークドキュメンタリー「逆指名インタビュー」に、第一回目のゲストとして出演しています。その際のインタビュアーはASKAが逆指名した吉田豪と亀田興毅で、一度は引退も考えていたことや今後の活動のことなどをインタビューに答える形で語っています。
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また、2019年11月には待望のシングル「歌になりたい/Breath of Bless〜すべてのアスリートたちへ」を発売し、翌2020年には「テレ東音楽祭2020秋」に初出演。新曲に加え音楽番組への復帰を果たすなど、歌手として着実に復活を遂げています。
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まとめ
今回ご紹介した「暴露本」は以上となりますが、これら以外にも、浜崎あゆみの半生を題材にしたノンフィクション小説「M 愛すべき人がいて」、なべおさみ「やくざと芸能と」、河野景子「こころの真実 23年のすべて」、元NEWSの手越祐也によるフォトエッセイ「AVALANCHE〜雪崩」など、特筆すべき書籍は多数存在します。いずれも、著者の本音が赤裸々に語られている名著と呼べる仕上がりとなっており、「華やかな別世界にいる」という芸能人のイメージを、より身近なものにしてくれることでしょう。
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