鳴り物入りで入団も…期待外れだったJリーグ助っ人外国人特集!
2017年12月12日 更新

鳴り物入りで入団も…期待外れだったJリーグ助っ人外国人特集!

2017年シーズンから、元ドイツ代表FW・ポドルスキが、Jリーグのヴィッセル神戸でプレーしています。11月末現在までのスタッツを見ると、破格の年俸のわりに結果は今一つ…。思えばこのような鳴り物入りで入団したのにもかかわらず、結果が伴っていない外国人選手は、これまでに何人もいたものです。そこで今回、期待外れだったJリーグの助っ人外国人を、何人かピックアップして紹介します。

13,369 view

シーラス(ブラジル)‐京都パープルサンガ・1998~1999年シーズン在籍

ジーコ、レオナルドの系譜に連なるブラジル代表の元10番がやってくる!…そう言われて期待されていたシーラスでしたが、そもそもこの人、1990年のイタリアワールドカップでNO.10を背負ったもののまったく活躍できず「セレソン史上最低の10番」と酷評されたプレイヤー。まぁ、カナリア軍団のエースナンバーを任せられるだけで、すごいことなのですが、如何せん、この京都時代も「史上最低の10番」の二つ名にふさわしい、低調なパフォーマンスに終始したため、あっさり解雇されています。
パウロ・シーラス

パウロ・シーラス

ベベット(ブラジル)‐鹿島アントラーズ・2000年シーズン在籍

言わずと知れたロマーリオの恋人。得点能力に優れているだけではなく、前線でタメ・起点をつくれるという万能屋であり、所属するどのチームでも重宝されていました。

ベベト 決勝ゴール 1994年ワールドカップ ブラジルvsアメリカ

しかし、プレイヤーとしての最盛期はとうに過ぎていたにもかかわらず、まったくトレーニングせずに来日したものだから、身体がついていかず、鹿島における実績は、7試合出場で1ゴールだけ。こんな怠惰なベベットですが、当時の監督トニーニョ・セレーゾがジーコと共に1982年W杯を戦った元セレソンメンバーだったこともあって、この同郷の後輩を贔屓。まったく結果が出ていないのにベベットを使い続けたため、チームの雰囲気が悪くなったというエピソードもあります。
(こじへい)
28 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

名古屋グランパスがJ2降格!Jリーグ開幕初年度から参加し続けた"オリジナル10"の1チームだった

名古屋グランパスがJ2降格!Jリーグ開幕初年度から参加し続けた"オリジナル10"の1チームだった

接戦となっていた残留争いは、名古屋グランパスが来季J2に降格することで決着した。クラブ初のJ2降格となった。かつては今期監督を務めた小倉隆史やリネカー、ストイコビッチ、福田健二らが在籍していた。また、90年代前半にはマラドーナ獲得の話もあった。
Jリーグ初期の期待外れで終わった選手たち

Jリーグ初期の期待外れで終わった選手たち

1993年に日本初のプロサッカーリーグである華々しくJリーグが開幕を果たし、天才と評された選手や、海外のスタープレイヤーがJリーグのピッチに立ちましたが、なかには期待外れと言わざるを得ない結果で終わった選手も。ここでは、そんな「Jリーグ初期の期待外れで終わった選手たち」にフューチャーしていきます。
yt-united | 66,996 view
【訃報】元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが死去。イタリアW杯、ジュビロ磐田などで活躍

【訃報】元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが死去。イタリアW杯、ジュビロ磐田などで活躍

「トト」の愛称で親しまれ、1990年のイタリアワールドカップなどで活躍した元サッカー選手、サルヴァトーレ・スキラッチさんが18日、結腸癌のためイタリア・パレルモの病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。59歳でした。
隣人速報 | 139 view
天才・小野伸二が引退。本人も「怪我がなければ…」というフィリピン戦で負った大怪我とは?

天才・小野伸二が引退。本人も「怪我がなければ…」というフィリピン戦で負った大怪我とは?

サッカー元日本代表で北海道コンサドーレ札幌のMF・小野伸二(44)が3日、明治安田生命J1の最終節・浦和レッドダイヤモンズ戦で、現役ラストマッチを迎ました。
隣人速報 | 413 view
とにかく明るい丸山桂里奈   数々の栄光と失敗、おもしろエピソード

とにかく明るい丸山桂里奈 数々の栄光と失敗、おもしろエピソード

よく「何にも考えてなさそう」「何も悩みがなさそう」「なんでそんなに明るいの?」といわれる丸山桂里奈だが、決してサッカー人生なにもかもがうまくいったわけではなく、どちらかというと苦労人。だけど明るい理由は「いつかきっと笑ってサッカーをする日が来る。その日のために・・・・」という気持ちだった。
RAOH | 866 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト