大ヒットアニメ『烈火の炎』幽遊白書との類似点が多いといわれていた!?
2017年2月14日 更新

大ヒットアニメ『烈火の炎』幽遊白書との類似点が多いといわれていた!?

『烈火の炎』は、1990年代の『週刊少年サンデー』ではめずらしい『バトルもの』作品でした。漫画やアニメが人気となり、安西信行の出世作となりました。ヒロインを守るために主人公が戦う物語です。

67,810 view
 (1829536)

 (1829538)

 (1829540)

裏武闘殺陣後は花菱家に身を寄せ、烈火達の出た中学に通っていた。中学ではファンクラブ(親衛隊)が創設されるほどの人気者。花菱家では小金井を正式の養子にすることも考えていたが、ラストでは時空流離で戦国時代へと向かった紅麗の後を追い、2人で義兄弟として生活している。
陽炎(かげろう) / 影法師(かげほうし)

陽炎(かげろう) / 影法師(かげほうし)

桜火の正室で烈火の実の母親。烈火はどちらかといえば母親似である。肉体年齢は22歳。禁術である時空流離の術を使ったため、不老不死の体になり400年もの時を生き続けている。偶然にも現代で烈火の存在を見つけ、原作では力を見定めるため、アニメ版では烈火の力を目覚めさせるために初めは謎の敵・影法師として彼に挑みかかる。後に正体を明かしてお互いに認めあい、時に優しく、時に厳しく烈火に接するようになる。正体が明らかになってからは花菱家に住んでいる。当初は赤子の烈火を自分の手で育ててやれなかったということを気にしており遠慮がちな振る舞いにとどまっていたが、なかなか食事に現れない烈火、茂男、小金井をフライパンで殴り倒すほどまでに花菱家にとけこんでいた。22歳の時に不老不死となったため、身体は非常に若く、またスタイルも良いため、しばしば虚空のセクハラ攻撃の被害を受ける。
 (1829533)

火影忍軍のくノ一で魔導具に詳しく、裏武闘殺陣などではサポート役だったが、SODOM編からは戦闘要員となる。戦国時代では第一線のくノ一の任務に従事しており、戦闘能力は高い。現代でも研究所の守護者の男を一撃で倒したり、心が読める鬼凛と互角以上に渡り合い、綺理斗との頭脳戦に勝利するなど、ベテランの女忍者としての実力を見せつけた。魔導具は影界玉、式髪、砲鬼神等を使う。魔導具だけではなくパソコンなどのIT機器にも一通り精通している。綺理斗との戦いでは、土門と綺理斗に「女狐」と言わしめた程の演技力を見せた。井上陽水のファンらしい。
終盤、螺閃の光界玉によって呪いが消滅し、悲願を果たす。ラストでは現代で花菱家に住み、烈火の義父である茂男と再婚したような雰囲気ではあるが、その辺りは不明。

紅麗

紅麗(くれい)

紅麗(くれい)

暗殺集団「麗」のボス。「麗」は、核となる十人の幹部「十神衆」と「麗兵隊」、「麗予備軍」の三階級が存在する。裏武闘殺陣での紅麗の敗北から用済みとみなされ、森光蘭に解散を言い渡されたものの封印の地編において、紅麗を慕う数少ないメンバーによって火影とも裏麗とも違う第三勢力「裏火影 麗」として戦いに加わった。

紅麗は、烈火の異母兄。20歳。身長180cm。火影忍軍六代目当主・桜火と側室・麗奈との間に炎術士として生まれる。炎術士は一世代に一人しか生まれないとされたが、烈火の誕生により「呪いの児」の烙印を押され、母親と共に村八分に遭う。その恨みから烈火を殺そうとしたこともあり(烈火の左頬の絆創膏の下は、紅麗のつけた刀傷がある)成人した今もなお正気を失うほどに深く恨み憎んでいる。

時空流離の術に巻き込まれて烈火と同じ時代に流され、森光蘭の妻である月乃に拾われるが、森に第二の母と慕う月乃を人質にされ、森の言いなりとなって戦うことを余儀なくされる。麗のトップに君臨し、自らも麗(紅)のチームリーダーである。顔の左半分に大きな火傷の痕があるが、これは炎の天使となった紅に自らへの戒めとして焼いてもらったもの。
 (1828931)

常に仮面をつけていたのは感情を表に出さないためで、人を殺す時はいつも面をつけていた。それでも、麗奈の別れ際の教えもあって敵と認識した者には情け容赦は一切無く、その闘いの中での言動から残忍な性格のように思われるが根は情の深い優しい性格で、第二の母である月乃、想い合っていた紅、心から自分を慕って付き従っていた雷覇、音遠、磁生らの部下達や小金井、友のように接したジョーカーなどにはその一面を覗かせていた。そのためか、物語の序盤で見せた忌々しい顔つきは、後半では烈火に似た美しく端整な素顔であった。また本心では、森に強要される戦いを拒み続け、平穏が許されない己の運命を呪っており、森の非道さによって仲間や大切な人を失う悲しみは大きな心の傷となり、夢に見たり、起きていても突如として脳裏をよぎり錯乱状態に陥るなど、強烈なトラウマとして紅麗を苦しめている。しかし元来の争いを好む魔性もまた、抗えぬ自らの生まれ持った性であることを享受し、用済みとなり袂を分かってなお執拗に自らを追い詰めようとする森を討つため、再び闘いに身を投じることとなる。
 (1829544)

炎の型は不死鳥だが紅を取り込んだことにより、現在は紅そのものが紅麗の炎の型となっており不死鳥の姿はない。その戦闘能力は登場人物の中でも最強レベル。身体能力は勿論、幻獣朗からはいともたやすく秘術・別魅を盗み、序盤以降は紅の力を完全に制御、昇華させた技も行使し、さらには磁生を炎に変え自らの力とするなど、その力は同じく実力者の空海を以ってして「鬼神の如き強さ」と言わしめた。
裏武闘殺陣での決闘において烈火の意志と覚悟を目にし、それ以降は毒を吐きつつも庇ったような素振りを見せる等、烈火のことを心の中では認めていたらしく、最終決戦では過去のしがらみを捨て、兄として自らの過去の決断を説いて裂神を呼ぶことを促し、死力を尽くして天堂地獄から烈火を守った。全てが終わった後、火影を滅ぼした織田信長を討ち、一族を弔うために時空流離の術で戦国の地へと帰っていった(火影が消滅したため、不死にはならなかった)。
本作には他にも、麗兵隊をはるかに凌駕する強さと奇天烈さで「鬼神」と評される程の実力を持ち、麗に最も近い存在である近衛隊の十神衆。十神衆に従い、任務を遂行する麗兵隊。麗の中でも、年齢や実力が基準に達していない者が集まる麗予備軍がいます。十神衆の中には、それぞれチームを持った者が存在しました。

他にも色々な組織が存在するなど、キャラクターが沢山出演する作品でした。
ちなみにこの子は、麗予備軍の森川 願子

ちなみにこの子は、麗予備軍の森川 願子

元森光蘭の仲間で魔導具「形傀儡(かたくぐつ)」の使い手。9歳。事故で亡くした母に瓜二つのマネキン人形(=形代零蘭)に心を奪われたことで紅麗につけこまれ、手下になることを余儀なくされる。風子に敗れた後は、霧沢家に引き取られた模様。対麗(魔)の魔幻紗戦では、無意識ではあるが相手を攻略するヒントを風子に与える等の活躍も見せた。最初はかなり大人びていたが、風子と暮らすようになってからは少々幼児退行しているきらいがある。風子が大好きでいつも一緒に遊びたいと思っているが、本人が忙しいため、なかなか遊べないでいる。
アニメ版ではレギュラーキャラとなり、裏武闘殺陣にも烈火達と共について来た(その際はキツネの人形に形傀儡をとりつけていた)。
そして、もう一人紹介しなくてはいけないのが、この男です...

そして、もう一人紹介しなくてはいけないのが、この男です。森 光蘭(紅麗の率いる麗とは異なる組織『裏麗』のボス)

紅麗の養父。COCOM財団の総帥で、表向きには募金活動をするなど慈善事業家としての顔を持つが、実は裏の社会の首領で、非合法の武道大会「裏武闘殺陣」の元締でもある。性格は極悪非道かつ、鬼畜そのものの男。他人のことは自らの欲望を満たす道具としか見ていない。その反面、世の中の真理をついた発言も少なくない。幼い頃からしたいと思ったありとあらゆる物事をどんなことをしてでも実行する強烈な欲望を持っており、永遠の命を手に入れたいと考えている。そのため、治癒の力を持つ柳を狙う。時空流離により流れてきた紅麗を育て、その力を利用していたが、その一方で彼の反逆を恐れ怯えていた。煉華が誕生したことで堂々と紅麗を裏切り、自身の現時点での欲望を叶えられる究極の魔導具「天堂地獄」を手に入れようとする。斜視。

原作と違うアニメ内容

・烈火と柳の出会いのシーンは、原作では「柳が男に絡まれたところを烈火が助ける」というものだが、アニメでは「落ちてきた鉄骨から柳を助ける」というものに変更されている。

・烈火が影法師に出会うまで自分の炎の力を知らない。

・石王が素顔で登場し、セリフも付いている。

・原作では石王は土門に敗北した罰として紅麗に処刑されているが、アニメでは処刑そのものがカットされたため、石王のその後の消息が不明。

・オリジナル魔導具の存在。

・原作での裏武闘殺陣編までだが、中盤からラストが大幅に変更されている。

・麗(音)戦にて、前日のケンカが原因で烈火と水鏡の仲が険悪だったが、アニメでは試合中の意見の・食い違いにされている。

・風子が命の解毒丸を全て奪い取ったため、命は体に毒が廻り闘技場から転落。間接的に殺害する。

・ジョーカーが試合放棄をする。

・烈火が裂神を呼び出す。

・最終回に、紅麗のクローンが登場する(原作での煉華や葵と異なり、紅麗そのものの外見)。

・森が乗った車が紅麗を轢き、その後爆発する。

主題歌

烈火の炎 OP なんか幸せ

烈火の炎 ED Love is Changing

烈火の炎 ED ずっと君のそばで

「烈火の炎」は、「幽遊白書」に似ていた!?視聴者のコメント

とりあえず幽遊白書を知っている人なら九割方の人間が似てるところを発見できるはず。自分も始めて見たときにリメイク版か原作者が一緒だと思った。
91 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • 2020/8/31 00:46

    漫画版は神

    やっぱり これが良い! 2018/12/2 08:43

    幽遊白書と烈火の炎と言うアニメはコラボした方が1番 いいよな!

    2018/8/28 11:59

    当時はアニメ枠は今ほど多くない(3分の一程)上に期間が2クールから4クールが基本だからコストも重く
    また視聴率的にもゴールデンでも流される程度にはあったのでアニメ枠争いはキツくアニメ化されたと言うだけで大ヒット作品ですよ

    2018/1/13 16:15

    パクリとはよく聞くが、大ヒットした感じはない。

    すべてのコメントを見る (4)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

「刃牙」シリーズの連載30周年記念!シリーズ全1248話から最強のシーンを決める投票が開催中!その他最新情報もチェック!

「刃牙」シリーズの連載30周年記念!シリーズ全1248話から最強のシーンを決める投票が開催中!その他最新情報もチェック!

秋田書店は、週刊少年チャンピオン連載中の大人気格闘マンガ「刃牙」シリーズが連載30周年を9月に迎えたことを記念した特別プロジェクトの一環として、投票企画「刃牙最強シーン決定戦」を開始しました。
隣人速報 | 407 view
高橋留美子『らんま1/2』の人気キャラ「らんま」「シャンプー」柄のTカードが発行スタート!!

高橋留美子『らんま1/2』の人気キャラ「らんま」「シャンプー」柄のTカードが発行スタート!!

ECサイト「Tファンサイト」にて、高橋留美子の人気漫画『らんま1/2』に登場するキャラクター「らんま」と「シャンプー」のTカードの事前発行受付がスタートし、9月30日より全国のTSUTAYAと旭屋書店にて発行が開始されます。
隣人速報 | 688 view
漫画界のレジェンド・あだち充の異色作『虹色とうがらし』が30年の時を経てついに舞台化!!

漫画界のレジェンド・あだち充の異色作『虹色とうがらし』が30年の時を経てついに舞台化!!

1990年から1992年にかけて週刊少年サンデーにて連載されたあだち充『虹色とうがらし』が、このたびSF時代活劇『虹色とうがらし』として舞台化されることが明らかとなりました。公演日程は2021年8月28日(土)~9月5日(日)。
隣人速報 | 463 view
アニメ「ガタピシ」天才すぎる犬が主人公!犬のモデルは作者・園山俊二の愛犬だった!!

アニメ「ガタピシ」天才すぎる犬が主人公!犬のモデルは作者・園山俊二の愛犬だった!!

アニメ「ガタピシ」は、朝日新聞夕刊に連載されていた園山俊二による4コマ漫画「ペエスケ」を元に、1990年4月~1991年3月までテレビ朝日系列で放送されていた作品です。天才犬ガタピシと、ペエスケ一家のほのぼのした日常が描かれています。
星ゾラ | 6,314 view
アニメ『oh!ファミリー』ゲイが沢山登場!家族の日常を描いたコメディー作品だった!!

アニメ『oh!ファミリー』ゲイが沢山登場!家族の日常を描いたコメディー作品だった!!

アニメ『oh!ファミリー』は、渡辺多恵子の漫画を原作とした恋愛コメディー作品でした。また、キャラクター設定が凄かったです。隠し子や登場する男性のほとんどがゲイ。主人公の彼氏はお兄ちゃんの元恋人など・・・。とにかく驚かされる内容でした。
星ゾラ | 6,479 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト