『おじゃまんが山田くん』
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制作:ヘラルド、旭通信社
放送期間:1980年9月28日から1982年10月10日
放送時間:日曜19:00から19:30
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全103回(309話)ただし再放送あり
主題歌:「おじゃまんが山田くん」こおろぎ'73
放送期間:1980年9月28日から1982年10月10日
放送時間:日曜19:00から19:30
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全103回(309話)ただし再放送あり
主題歌:「おじゃまんが山田くん」こおろぎ'73
スタッフ
原作:いしいひさいち
チーフディレクター:光延博愛
脚本:照井啓司(最終回担当)ほか
絵コンテ:やすみ哲夫(最終回担当)ほか
作画監督:金沢比呂司
美術監督:門野真理子
音楽:川辺真
チーフディレクター:光延博愛
脚本:照井啓司(最終回担当)ほか
絵コンテ:やすみ哲夫(最終回担当)ほか
作画監督:金沢比呂司
美術監督:門野真理子
音楽:川辺真
キャスト
よしお:コロムビア・トップ
いね:鈴木れい子
しげる:西野純司
のぼる:雷門ケン坊
みのる:丸山裕子
サナエ:安田あきえ
小麦:潘 恵子
ヨシダ:鈴木ヤスシ
フクダ:吉村庸
イケダ:千田光男
いね:鈴木れい子
しげる:西野純司
のぼる:雷門ケン坊
みのる:丸山裕子
サナエ:安田あきえ
小麦:潘 恵子
ヨシダ:鈴木ヤスシ
フクダ:吉村庸
イケダ:千田光男
『おじゃまんが山田くん』とは
山田家の人々を中心に描いた、いしいひさいち原作のアニメ作品。山田荘に住む3人組やクラスメイト、高校野球部の部員たちなど個性的なキャラクターが多く、話数によって主人公も変わるのが特徴だった。
『おじゃまんが山田くん』の最終回
※『おじゃまんが山田くん』は3本立てで、最終回の1話目は本編の10年後、2話目は20年後、3話目は30年後(2012年)を描いている。なおタイトルは後期オープニング曲「いいじゃありませんか」の歌詞から取られている。
「アッという間だね母さん」
山田荘の住人、ヨシダ、イケダ、フクダがいる
イケダ「ボケっとしている間にずいぶん歳を取ってしまったよなあ。あっという間に55歳だぞ」
フクダ「いっぺんでいいからちゃーんと就職して給料もらいたかったなあ」
山田家も山田荘も変わりはなかった。林立するビル群の中に、古い家屋が二棟だけ残っている。
宇宙を進んでいるスペースシャトル。その先の火星。空港のフロントにいる小麦。
小麦「お母さま。早いもので、小麦が火星へ来てもう3年になります。おじいちゃまの米寿のお祝いの話、さなえ姉さんから聞きました。親戚一同が顔を揃えるなんて、ほんとに久しぶり。休暇を取って必ず駆け付けます。それにしても、あんなに元気なおじいちゃまがもう88歳だなんてとても信じられません」
地球。昔とまったく変わらない山田家の建物。庭で、上半身裸になって体操をしているよしお。その後ろを忙しく洗濯物を抱えて通るけい子(みのるのガールフレンドで、結婚したことがわかる)。
けい子「今時ボタンひとつで何でもやってくれる時代だっていうのに、亭主がだらしないばっかりに炊事洗濯掃除とあたしひとりで何でもやってるんですよ?あー、忙しい、忙しい」
東江戸川区役所の粗大ゴミ処理課。巨大コンピューター前の椅子で居眠りをしているみのる。モニターに映った部長(みのるの友人だったカワカミ)に叱られる。
みのる「あーあ、何が仕事だよ。ボタンひとつで何でもできちゃう時代なんて退屈でしょうがないよ、まったく」
ゴミが満杯なことを報告すると、宇宙空間に捨ててきてくれと言われてしまう。
小麦のナレーション「そうそう、しげるおじさんがついに念願叶って大蔵大臣になられたそうですね。立派なおじを持てたことを誇りに思ってます」
国会議事堂。問題について追究され、答弁でキレてしまうしげる。
豪華な近未来風の家に住んでいる山田ヨネ子。ニューヨークに出張している夫・ヨネ夫とテレビ電話で話をする。
ヨネ夫「ヨネ子、今や世界の外食産業は、我がおじゃまラーメンチェーン一色に塗りつぶされておるぞう」
外国に出店したおじゃまラーメン前に、たくさんの人々が並んでいる絵。
ヨネ子「あ、そうだ、あなた、小麦が帰ってくるそうよ」
ヨネ夫も間に合うよう帰ることを約束した。ヨネ子はロボットのポチに、ジュースを作るよう命令する。
ヨネ子のナレーション「小麦ちゃん、元気そうで何よりです。ちっぽけな屋台から始まったおじゃまラーメンチェーンはますます繁盛してお父さんはいまだに毎日忙しそうに世界中を飛び回っています」
ヨネ子のナレーション「日本ではさなえが旦那様と一緒に店を切り回しています。ぉ父さんもゆくゆくはさなえに仕事を任せるつもりのようです」
店でラーメンを5杯も食べているのぼる。さなえに商売のことを尋ねられる。
のぼる「ん、ん、んん。元プロ野球選手の肩書が効いてね。あっちこっちで引っ張りだこだよ」
脂汗ののぼる。
空中に浮かぶエアカーで宣伝しているのぼる。車には「山田のぼる 少年野球教室」の看板が乗っている。
のぼる「お騒がせしております。わたくし、元プロ野球選手の山田のぼるでございます。草野球の助っ人、コーチ、何でも結構でございます。御用がございましたらどうぞ一声かけてください」
助っ人をしているが、エラーをして叱られるのぼる。
ヨネ子のナレーション「とにかく、みんなそれぞれ各方面で頑張っています。誰も欠けることなくみんなでお父さんの米寿を祝えることが何よりの幸せです」
山田家。みんなの笑い声。集まってアルバムを見ている。しげるが東大に入った時の写真と、みのるが運動会で大山先生に怒られている写真。
さなえ「おじいちゃん、もうじき日が暮れるからぼちぼち記念写真を撮りましょうよ」
しげる「だけど、小麦と母さんが来てないぞ」
よしお「いねはだめじゃ。あいつは一か月も前に旅行に行っちまったよ。どこをほっつき歩いているんだか」
よしおを中心にしてカメラの前に並ぶ一同。山田荘の3人もいる。そこへエアカーが来る。乗っていたのは小麦といね。
小麦「ごめんなさい、宇宙船が遅れちゃって」
いね「月のステーションでばったり小麦と会ってね。お父さん、おめでとう」
小麦から花束を渡されて涙を流すよしお。
みんなで記念写真。おじゃま犬がそれを邪魔する。最後には子犬たちも交ざって、写真が撮られた。
イケダ「ボケっとしている間にずいぶん歳を取ってしまったよなあ。あっという間に55歳だぞ」
フクダ「いっぺんでいいからちゃーんと就職して給料もらいたかったなあ」
山田家も山田荘も変わりはなかった。林立するビル群の中に、古い家屋が二棟だけ残っている。
宇宙を進んでいるスペースシャトル。その先の火星。空港のフロントにいる小麦。
小麦「お母さま。早いもので、小麦が火星へ来てもう3年になります。おじいちゃまの米寿のお祝いの話、さなえ姉さんから聞きました。親戚一同が顔を揃えるなんて、ほんとに久しぶり。休暇を取って必ず駆け付けます。それにしても、あんなに元気なおじいちゃまがもう88歳だなんてとても信じられません」
地球。昔とまったく変わらない山田家の建物。庭で、上半身裸になって体操をしているよしお。その後ろを忙しく洗濯物を抱えて通るけい子(みのるのガールフレンドで、結婚したことがわかる)。
けい子「今時ボタンひとつで何でもやってくれる時代だっていうのに、亭主がだらしないばっかりに炊事洗濯掃除とあたしひとりで何でもやってるんですよ?あー、忙しい、忙しい」
東江戸川区役所の粗大ゴミ処理課。巨大コンピューター前の椅子で居眠りをしているみのる。モニターに映った部長(みのるの友人だったカワカミ)に叱られる。
みのる「あーあ、何が仕事だよ。ボタンひとつで何でもできちゃう時代なんて退屈でしょうがないよ、まったく」
ゴミが満杯なことを報告すると、宇宙空間に捨ててきてくれと言われてしまう。
小麦のナレーション「そうそう、しげるおじさんがついに念願叶って大蔵大臣になられたそうですね。立派なおじを持てたことを誇りに思ってます」
国会議事堂。問題について追究され、答弁でキレてしまうしげる。
豪華な近未来風の家に住んでいる山田ヨネ子。ニューヨークに出張している夫・ヨネ夫とテレビ電話で話をする。
ヨネ夫「ヨネ子、今や世界の外食産業は、我がおじゃまラーメンチェーン一色に塗りつぶされておるぞう」
外国に出店したおじゃまラーメン前に、たくさんの人々が並んでいる絵。
ヨネ子「あ、そうだ、あなた、小麦が帰ってくるそうよ」
ヨネ夫も間に合うよう帰ることを約束した。ヨネ子はロボットのポチに、ジュースを作るよう命令する。
ヨネ子のナレーション「小麦ちゃん、元気そうで何よりです。ちっぽけな屋台から始まったおじゃまラーメンチェーンはますます繁盛してお父さんはいまだに毎日忙しそうに世界中を飛び回っています」
ヨネ子のナレーション「日本ではさなえが旦那様と一緒に店を切り回しています。ぉ父さんもゆくゆくはさなえに仕事を任せるつもりのようです」
店でラーメンを5杯も食べているのぼる。さなえに商売のことを尋ねられる。
のぼる「ん、ん、んん。元プロ野球選手の肩書が効いてね。あっちこっちで引っ張りだこだよ」
脂汗ののぼる。
空中に浮かぶエアカーで宣伝しているのぼる。車には「山田のぼる 少年野球教室」の看板が乗っている。
のぼる「お騒がせしております。わたくし、元プロ野球選手の山田のぼるでございます。草野球の助っ人、コーチ、何でも結構でございます。御用がございましたらどうぞ一声かけてください」
助っ人をしているが、エラーをして叱られるのぼる。
ヨネ子のナレーション「とにかく、みんなそれぞれ各方面で頑張っています。誰も欠けることなくみんなでお父さんの米寿を祝えることが何よりの幸せです」
山田家。みんなの笑い声。集まってアルバムを見ている。しげるが東大に入った時の写真と、みのるが運動会で大山先生に怒られている写真。
さなえ「おじいちゃん、もうじき日が暮れるからぼちぼち記念写真を撮りましょうよ」
しげる「だけど、小麦と母さんが来てないぞ」
よしお「いねはだめじゃ。あいつは一か月も前に旅行に行っちまったよ。どこをほっつき歩いているんだか」
よしおを中心にしてカメラの前に並ぶ一同。山田荘の3人もいる。そこへエアカーが来る。乗っていたのは小麦といね。
小麦「ごめんなさい、宇宙船が遅れちゃって」
いね「月のステーションでばったり小麦と会ってね。お父さん、おめでとう」
小麦から花束を渡されて涙を流すよしお。
みんなで記念写真。おじゃま犬がそれを邪魔する。最後には子犬たちも交ざって、写真が撮られた。
via www.suruga-ya.jp
その後の『おじゃまんが山田くん』
1981年には映画化されています。他、1984年には実写版として『元祖おじゃまんが山田くん』も放送されました。山田荘の3人はとんねるず(石橋貴明、木梨憲武)と桜 金造が演じています。
ちなみに同作者『となりの山田くん』の主人公も山田のぼるという名前なのですが、同姓同名の別人となっています。
ちなみに同作者『となりの山田くん』の主人公も山田のぼるという名前なのですが、同姓同名の別人となっています。
16 件
📺cx 2021/7/31 13:20
このころのCXと文化放送では東京ヤクルトの対巨人戦で神宮球場から放送やったなー
まえこ 2021/7/20 19:39
『おじゃまんが山田くん』の次回予告って5秒ぐらいしかなくて最終回あたりになると新番組『さすがの猿飛』の予告が入ってエンディング曲が切られていましたね