『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』
※読みは「ブロッカーぐんだんマシーンブラスター」
via www.amazon.co.jp
制作:日本アニメーション、葦プロダクション、フジテレビ
放送期間:1976年7月5日から1977年3月28日
放送時間:月曜19:00から19:30
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全38話
主題歌:「ブロッカー軍団マシーンブラスター」ヒデ夕樹
放送期間:1976年7月5日から1977年3月28日
放送時間:月曜19:00から19:30
放送局:フジテレビ系列
放送話数:全38話
主題歌:「ブロッカー軍団マシーンブラスター」ヒデ夕樹
スタッフ
原作:葦プロダクション、八田朗
総監督:案納正美
演出:安濃高志
脚本:山本優
絵コンテ:井草ふしみ
作画監督:田中保
メカキャラクターデザイン:七戸洋之助、松田豪、清水春雪
人物キャラクターデザイン:高橋資祐、坂田ゆう
美術監督:新井寅雄
音楽:筒井広志
総監督:案納正美
演出:安濃高志
脚本:山本優
絵コンテ:井草ふしみ
作画監督:田中保
メカキャラクターデザイン:七戸洋之助、松田豪、清水春雪
人物キャラクターデザイン:高橋資祐、坂田ゆう
美術監督:新井寅雄
音楽:筒井広志
キャスト
飛鳥天平:安原義人
石田巌介:玄田哲章
ビリー剣城:津嘉山正種
早見仁太:つかせのりこ
由利元来博士:加藤精三
北条ユカ:麻上洋子
ヘルサンドラ:小宮和枝
ゴロスキー:鎗田順吉
ザンギャック:野本礼三
ゴライアス:立壁和也
ナレーター:津嘉山正種
石田巌介:玄田哲章
ビリー剣城:津嘉山正種
早見仁太:つかせのりこ
由利元来博士:加藤精三
北条ユカ:麻上洋子
ヘルサンドラ:小宮和枝
ゴロスキー:鎗田順吉
ザンギャック:野本礼三
ゴライアス:立壁和也
ナレーター:津嘉山正種
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』とは
地球の海底に2億年のあいだ潜伏していた異星人モグール。女帝ヘルクイーン5世に率いられたモグール帝国は地上征服作戦を開始する。
それに対抗するために由利博士は、超能力ロボット軍団マシーンブラスターを作り、エレパス能力(超能力)を持つパイロットを集めた。
少年院出身の不良少年、飛鳥天平もそのひとり。彼はじつはモグールの血をひいていた…。
《世界名作劇場》の日本アニメーションが制作したオリジナルロボットアニメ。メカキャラクターデザインの松田豪とは、当時タツノコプロに在籍していた大河原邦男の変名である。
それに対抗するために由利博士は、超能力ロボット軍団マシーンブラスターを作り、エレパス能力(超能力)を持つパイロットを集めた。
少年院出身の不良少年、飛鳥天平もそのひとり。彼はじつはモグールの血をひいていた…。
《世界名作劇場》の日本アニメーションが制作したオリジナルロボットアニメ。メカキャラクターデザインの松田豪とは、当時タツノコプロに在籍していた大河原邦男の変名である。
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』の最終回
第38話「大激突!氷海の死闘!」
人工衛星にとりつけた特殊観測装置によって、モグール帝国の本部が南極にあることがわかった。国際防衛本部はモグールへの総攻撃を発令。最新科学船隊とブロッカー軍団マシーンブラスターの連合軍は南極へ向かう。
由利博士はモグール軍との平和協定を進言するが、防衛本部には「君の考えが甘いということがすぐわかる。モグールに情けなど無用だ!」と真っ向から否定される。
南極のモグール帝国本部。国際防衛軍が来たことを知り怒るヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「ちっきしょう。地球人のやつらに先を越されたか。お前たちがぐずぐずしてるもんだから!」
怯えるゴロスキーとザンギャックに、ヘルサンドラは剣を投げた。それがドアに描かれた目の模様に当たる。すると目が輝いてドアが開いた。そこには鎧を身をまとった巨大な神像が。
ヘルサンドラ「こ、これはモグール伝説の守り神、ヘルゴッド!」
ヘルゴッドが座っている台座には扉があった。ヘルサンドラは怪力のゴライアスに命じて、それを開けさせる。
内部は操縦装置が並ぶ、円筒の空間だった。
ヘルサンドラ「モグール帝国、二億年の歴史は伊達じゃない。きっと素晴らしい力をもって私たちを守ってくれるはずだわ!」
卓を撫でてうっとりするヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「このスイッチはなにかしら?」
押すと周囲の壁が上にスライドして開き、戦闘機の格納庫が現れた。
ヘルサンドラ「勝てる!これなら地球人に勝てる!」
全員を大広間に集めたヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「マシーンブラスターと大艦隊がまもなくここに攻めてくる。私たちに残されたのは勝利か、でなければ死!」
我々には伝説の守り神ヘルゴッドがあると言い、士気を上げる。
ヘルサンドラ「モグール帝国、出動!」
由利博士はモグール軍との平和協定を進言するが、防衛本部には「君の考えが甘いということがすぐわかる。モグールに情けなど無用だ!」と真っ向から否定される。
南極のモグール帝国本部。国際防衛軍が来たことを知り怒るヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「ちっきしょう。地球人のやつらに先を越されたか。お前たちがぐずぐずしてるもんだから!」
怯えるゴロスキーとザンギャックに、ヘルサンドラは剣を投げた。それがドアに描かれた目の模様に当たる。すると目が輝いてドアが開いた。そこには鎧を身をまとった巨大な神像が。
ヘルサンドラ「こ、これはモグール伝説の守り神、ヘルゴッド!」
ヘルゴッドが座っている台座には扉があった。ヘルサンドラは怪力のゴライアスに命じて、それを開けさせる。
内部は操縦装置が並ぶ、円筒の空間だった。
ヘルサンドラ「モグール帝国、二億年の歴史は伊達じゃない。きっと素晴らしい力をもって私たちを守ってくれるはずだわ!」
卓を撫でてうっとりするヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「このスイッチはなにかしら?」
押すと周囲の壁が上にスライドして開き、戦闘機の格納庫が現れた。
ヘルサンドラ「勝てる!これなら地球人に勝てる!」
全員を大広間に集めたヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「マシーンブラスターと大艦隊がまもなくここに攻めてくる。私たちに残されたのは勝利か、でなければ死!」
我々には伝説の守り神ヘルゴッドがあると言い、士気を上げる。
ヘルサンドラ「モグール帝国、出動!」
飛鳥「氷山が動き出した!モグールめ、出てくるぞ!」
アストロ母艦に通信が入る
ヘルサンドラ「地球軍ならびにマシーンブラスターの諸君、よく来たわね。我がモグール帝国の本部の場所を探り当てたとはたいしたものだわ。でも悪いけど、誰ひとり生きて返さないからね」
由利博士「待ってくれ!」
提案する由利博士。
由利博士「私たちはこれ以上、無益な戦いは好まん。平和協定をかわしたいんだ」
太平洋の区域を一部譲り、協力も惜しまないと言う。
ヘルサンドラ「言うことはそれだけ?よく覚えておくのね。我々が欲しいのは地球すべてなのよ!」
笑うヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「攻撃開始!」
戦いが始まってしまった。
出撃してくるモグール帝国の戦闘機たち。氷塊も地球軍を襲う。
由利博士「やむをえん!マシーンブラスター、合体しろ!」
石田「ロボクレス!」
ビリー「ブルシーザー!」
早見「サンダイオー!」
飛鳥「ボスパルダー!」
ヘルサンドラ「合体させるな!休まずに攻めろ!」
マシーンブラスター4体を、四方から氷山が取り囲む。
石田「マシーンブラスター、不動組み!」
氷山を押し返すが、機械の触手が伸びてきて4体を絡めた。電流攻撃を浴びて4体は海へ沈んで行く。
ゴロスキー「やったあ、マシーンブラスターを沈めたぞ!」
ヘルサンドラ「いまだ!目障りな船を沈めてしまえ!」
由利博士「マシーンブラスター、応答せよ!」
沈んでいるマシーンブラスター。
飛鳥「ちくしょう、自由がきかねえ!」
ピンチの4体は手をつないでパワーアップし、触手を引きちぎる。
石田「浮上しろ!みんなが危ない!」
飛鳥「待て、石田!上から行っても埒があかねえ。それより本部に突っ込もうぜ!」
しかし場所がわからない。
氷山に、氷が飛び出して潜水艦を攻撃する場所があった。
飛鳥「あそこだ!あの氷が飛び出して来るところが本部に通じてるんだ!行くぞ!」
円月廻転で本部に突入していく。潜水艦隊も後に続いた。
アストロ母艦に通信が入る
ヘルサンドラ「地球軍ならびにマシーンブラスターの諸君、よく来たわね。我がモグール帝国の本部の場所を探り当てたとはたいしたものだわ。でも悪いけど、誰ひとり生きて返さないからね」
由利博士「待ってくれ!」
提案する由利博士。
由利博士「私たちはこれ以上、無益な戦いは好まん。平和協定をかわしたいんだ」
太平洋の区域を一部譲り、協力も惜しまないと言う。
ヘルサンドラ「言うことはそれだけ?よく覚えておくのね。我々が欲しいのは地球すべてなのよ!」
笑うヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「攻撃開始!」
戦いが始まってしまった。
出撃してくるモグール帝国の戦闘機たち。氷塊も地球軍を襲う。
由利博士「やむをえん!マシーンブラスター、合体しろ!」
石田「ロボクレス!」
ビリー「ブルシーザー!」
早見「サンダイオー!」
飛鳥「ボスパルダー!」
ヘルサンドラ「合体させるな!休まずに攻めろ!」
マシーンブラスター4体を、四方から氷山が取り囲む。
石田「マシーンブラスター、不動組み!」
氷山を押し返すが、機械の触手が伸びてきて4体を絡めた。電流攻撃を浴びて4体は海へ沈んで行く。
ゴロスキー「やったあ、マシーンブラスターを沈めたぞ!」
ヘルサンドラ「いまだ!目障りな船を沈めてしまえ!」
由利博士「マシーンブラスター、応答せよ!」
沈んでいるマシーンブラスター。
飛鳥「ちくしょう、自由がきかねえ!」
ピンチの4体は手をつないでパワーアップし、触手を引きちぎる。
石田「浮上しろ!みんなが危ない!」
飛鳥「待て、石田!上から行っても埒があかねえ。それより本部に突っ込もうぜ!」
しかし場所がわからない。
氷山に、氷が飛び出して潜水艦を攻撃する場所があった。
飛鳥「あそこだ!あの氷が飛び出して来るところが本部に通じてるんだ!行くぞ!」
円月廻転で本部に突入していく。潜水艦隊も後に続いた。
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破壊されていくモグール本部。
ゴロスキー「サンドラ様、はやくこちらへ!」
逃げる3人。しかし床が割れて潜水艦が現れた。背後からも現れて挟まれる。
ヘルサンドラ「ちきしょう、ゴロスキーいくよ!」
剣を抜いて、銃を構えた兵士たちと戦う。
ヘルサンドラたちの危機を救いにゴライアスが現れた。一同は神殿へと急ぐ。
ヘルサンドラ「我が祖先がこの日のために残してくれた、この円盤で総攻撃をかけるのよ
!」
だが国際防衛軍兵士たちが取り囲み、銃を撃つ。盾となって撃たれるゴライアス。
ゴライアス「サンドラ様…はやく逃げて…はやく」
ゴロスキー「サンドラ様、あんなやつはほっといてはやく!」
その言葉に怒り、平手打ちするヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「あんなやつですって!」
本部は壊滅状態だった。まもなくマシーンブラスターたちも来るという。ヘルサンドラたちは脱出艇に向かうが、それも爆発。目の前には飛鳥の乗ったボスパルダー。
飛鳥「逃がさんぞ、ザンギャック、ゴロツキー、サンドラ!今日こそお前たちの最後だ。覚悟してもらおうか」
ヘルサンドラ「天平、やっぱり来たわね。お前のことだもの、必ずここへ乗りこんでくると思ったわ」
飛鳥「平和で美しいこの地球をお前たちのために荒らされていくのが俺には我慢できねえんだ!」
ヘルサンドラ「お前と一緒に力をあわせて戦いたかった。お前の身体の中を流れているモグールの血が目を覚ましてくれるのを私は待っていたのに」
天平は、この本部は国際防衛本部が占領した、もう終わりだと言う。
ヘルサンドラ「あたしは負けたわ。でも言っとくけど地球人に負けたんじゃない、飛鳥天平、あたしはお前に負けたのよ」
国際防衛軍の兵士たちがなだれ込んでくる。ヘルサンドラはスイッチを押した。崩れ始めるモグール本部。
ヘルサンドラ「ははは!お前たちに捕まるくらいなら我々は死を選ぶわ!」
笑う。その頬を涙が流れた。
ゴロスキー「サンドラ様、はやくこちらへ!」
逃げる3人。しかし床が割れて潜水艦が現れた。背後からも現れて挟まれる。
ヘルサンドラ「ちきしょう、ゴロスキーいくよ!」
剣を抜いて、銃を構えた兵士たちと戦う。
ヘルサンドラたちの危機を救いにゴライアスが現れた。一同は神殿へと急ぐ。
ヘルサンドラ「我が祖先がこの日のために残してくれた、この円盤で総攻撃をかけるのよ
!」
だが国際防衛軍兵士たちが取り囲み、銃を撃つ。盾となって撃たれるゴライアス。
ゴライアス「サンドラ様…はやく逃げて…はやく」
ゴロスキー「サンドラ様、あんなやつはほっといてはやく!」
その言葉に怒り、平手打ちするヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「あんなやつですって!」
本部は壊滅状態だった。まもなくマシーンブラスターたちも来るという。ヘルサンドラたちは脱出艇に向かうが、それも爆発。目の前には飛鳥の乗ったボスパルダー。
飛鳥「逃がさんぞ、ザンギャック、ゴロツキー、サンドラ!今日こそお前たちの最後だ。覚悟してもらおうか」
ヘルサンドラ「天平、やっぱり来たわね。お前のことだもの、必ずここへ乗りこんでくると思ったわ」
飛鳥「平和で美しいこの地球をお前たちのために荒らされていくのが俺には我慢できねえんだ!」
ヘルサンドラ「お前と一緒に力をあわせて戦いたかった。お前の身体の中を流れているモグールの血が目を覚ましてくれるのを私は待っていたのに」
天平は、この本部は国際防衛本部が占領した、もう終わりだと言う。
ヘルサンドラ「あたしは負けたわ。でも言っとくけど地球人に負けたんじゃない、飛鳥天平、あたしはお前に負けたのよ」
国際防衛軍の兵士たちがなだれ込んでくる。ヘルサンドラはスイッチを押した。崩れ始めるモグール本部。
ヘルサンドラ「ははは!お前たちに捕まるくらいなら我々は死を選ぶわ!」
笑う。その頬を涙が流れた。
由利博士「マシンブラスターに告ぐ。ただちに脱出せよ!」
天井から脱出する飛鳥のボスパルダー。それを見上げるヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「飛鳥天平、さらば」
3人は「モグール帝国ばんざーい!」と叫びながら火に飲まれていった。
基地は大爆発。腕にヘルサンドラを抱いているゴライアス。
ナレーション「モグール本部の爆発は白い大陸南極を真赤に染めた。もう二度と地球はモグールの恐怖にさらされることはないだろう。しかし天平にとって平和の訪れはなぜかさびしい。ほんのわずかだが身体の中に流れるモグールの血がそうさせるのだろうか」
ナレーション「戦いは正義も悪も区別なくすべてを奪い去る」
整列し、窓から真赤な南極を見ている一同。海と空が青に戻るとオーロラが現れた。
天井から脱出する飛鳥のボスパルダー。それを見上げるヘルサンドラ。
ヘルサンドラ「飛鳥天平、さらば」
3人は「モグール帝国ばんざーい!」と叫びながら火に飲まれていった。
基地は大爆発。腕にヘルサンドラを抱いているゴライアス。
ナレーション「モグール本部の爆発は白い大陸南極を真赤に染めた。もう二度と地球はモグールの恐怖にさらされることはないだろう。しかし天平にとって平和の訪れはなぜかさびしい。ほんのわずかだが身体の中に流れるモグールの血がそうさせるのだろうか」
ナレーション「戦いは正義も悪も区別なくすべてを奪い去る」
整列し、窓から真赤な南極を見ている一同。海と空が青に戻るとオーロラが現れた。
その後の『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』
1996年10月に第1話と最終話が初めてソフト化されました。
2009年3月にはDVDボックスが発売され、これが全話ソフト化となります。
また2021年1月19日からはクラウドファンディングにて「ブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスター 全38話保存プロジェクト」が始まっていました。
これは「DVDで販売され、配信サイトでの配信も行われていますが、それはダウンコンバードされた状態(圧縮し画質を落とした状態)でのデジタル化にすぎません」として、16mmネガフィルムから2K以上の高画質でデジタルスキャンしてHDリマスターを行おうというプロジェクトです。
目標金額の300万円を突破して、このプロジェクトはブルーレイ発売に向けて進行中のようです。
2009年3月にはDVDボックスが発売され、これが全話ソフト化となります。
また2021年1月19日からはクラウドファンディングにて「ブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスター 全38話保存プロジェクト」が始まっていました。
これは「DVDで販売され、配信サイトでの配信も行われていますが、それはダウンコンバードされた状態(圧縮し画質を落とした状態)でのデジタル化にすぎません」として、16mmネガフィルムから2K以上の高画質でデジタルスキャンしてHDリマスターを行おうというプロジェクトです。
目標金額の300万円を突破して、このプロジェクトはブルーレイ発売に向けて進行中のようです。