少年サンデーに連載していた村上もとかさんの
モトクロスをテーマにしたマンガですが、
そのマンガをアニメーション化したビデオを発見し、
思わず見入ってしまいました。
このビデオは、1988年12月に発売されたものです。
実は、ガルル編集長だった当時、
このビデオの監修としてボクも参加しました。
当時、モトクロス・アニメーションとしては世界初だったのです。
懐かしい思い出です。
村上ともか 作『風を抜け！』がビデオ・アニメーションとなり、
1988年12月16日に発売された。
VHSビデオ60min 発売元：ビクター音楽産業株式会社
価格：12,800円（高～～ぁ！）
モトクロスまんががビデオ化されたのはこれが初めて。
レースの舞台は1988年の鈴鹿モトクロス日本グランプリ。
いまはなき鈴鹿モトクロスコースが克明に表現されいて懐かしい。
主人公は、16歳の一文字慧、ノービスクラスから特別昇格でジュニアへ。
そして、先にノービスから１戦のみでジュニアに昇格した
ライバルのジェフ・アネモスと日本グランプリで火花を散らす…。
主人公・一文字 慧 役の声優は真木蔵人で、
まだ十代だと思うが、実に下手クソ。（笑）
慧の父親・一文字真 役は実父のマイク眞木氏。
実はボクも監修で参加しています。
モトクロスのシステムやレース進行などをアドバイス。
ビデオに入っているリーフレットは
全日本モトクロス日本グランプリのプログラム風に。
ビデオのコンテンツと日本グランプリのタイムスケジュール。
レースの開催日は1988年10月9日（日）。
右のAXO(アクソー）の広告が懐かしい。
当時はFETがAXOやシニサロの代理店だった。
1988年日本グランプリ・ジュニアクラスのエントリーリストと
各クラスのチャンピオン紹介。
実在する（当時）ライダーに混じって慧やアネモスの名前も…
なかなかユニークなアイディアでしょ！
主人公、一文字 慧とライバルのジェフ・アネモスのプロフィール。
「勝つまでは握手はしない！」そう決めた慧は、日本グランプリで…風を抜いた！