“元祖セクシーアイドル”として、1990年代初めに人気を集めた女優、葉山レイコ(45)が結婚していたことが5日、分かった。お相手は39歳の一般男性。11月23日に婚姻届を提出したという。近く都内で、親族と親しい友人だけの結婚式を挙げる予定。デビュー30年を控えて、人生の伴侶を得ることで一層の飛躍を誓っている。
出会いは、親しくしている自宅近くの酒店店主から「暇そうだから、一度顔を出してやってほしい」と、近くのイタリアンレストランを紹介されたのがきっかけ。
今年初め、友人を誘ってその店を訪れたところ、そこで勤めていた男性と意気投合、自然と交際に発展した。結婚を決意してからは、葉山の故郷である名古屋と、男性の故郷の山形を行き来し、すでに親類にもあいさつを済ませている。
オレンジ世代の読者なら、“お世話”になったであろう彼女。NHK「中学生日記」に出演していたところをスカウトされ、86年にアイドル歌手としてデビュー。
“ハワイアン族のマドンナ”のキャッチフレーズで売り出したが、芽が出ず、グラビアに転向。88年、「週刊プレイボーイ」の巻頭グラビアで披露したヌードが注目を集め人気アイドルの仲間入り。いわゆるセクシー系のビデオにも出演した。
89年、東映Vシネマ「クライムハンター2 裏切りの銃弾」で女優業を本格化。最近では、映画「鬼灯さん家のアネキ」や「ちょっとかわいいアイアンメイデン」、舞台「紅蓮ふたたび」などに出演している。
「もう結婚できないかと思っていた」という葉山。「45歳という年齢を間近に控えて、『今じゃないと、もう子供が産めないかもしれない』と思い始めていたんです。そんな矢先、偶然彼と知り合い、結婚することになりました。今は一日も早く子供がほしいです」と話している。
しっかりと幸せをつかんだようだ。