熟女女優、息子とズッコン!“衝撃作”はほとんど下着姿

★大人のエンタメ

2012.06.13


那須佐代子【拡大】

 熟女女優の体当たり宣言! 劇団青年座のスター女優、那須佐代子(47)が禁断の母子関係を描く日本初演の舞台に挑む。かつて舞台上でオールヌードも披露した舞台女優の新たなチャレンジだ。

 イギリス発の衝撃作「THAT FACE−その顔」(ポリー・ステナム作、小田島恒志・則子訳、伊藤大演出)で、那須はアルコールと薬物依存症の母親マーサ役。夫が家族を捨て出て行ったことで精神に変調をきたしている。

 「喪失感でお酒や精神安定剤に頼り、優しい息子を自分の所有物のように偏愛する。その姿は、自分の心の傷ばかりを慰めて、周囲から見れば異常な状態に陥っている自分を理解できない、自己中心な女性です。でも、生活力もなく愛されることしか知らなかった普通の女性の弱さというものは、理解できます」

 全編、女性同士の暴力場面や母と息子、息子とガールフレンドのベッドシーンが連続する。「見ている側にはドキッとするシーンばかりかも」とは演出家の弁。那須も「セクシュアルな表現は台本通りに。私はほとんど下着姿です(笑)。でも、新たな刺激的な分野に挑戦したい」と意気込む。

 「きっかけ次第では、誰にも起こり得ること。息子を近親相姦まがいに愛してしまうのも、イギリスの話と見過ごせませんよね。日本でも今、ニートが増え、成人しても母親といつまでも一緒にいる時代ですから」

 那須は95年の青年座公演「つくづく赤い風車」で西田敏行(64)相手にオールヌードを披露した。「あの時は、20代後半。こんどは、中年の、熟女の魅力を発揮したい…とでも書いておいてください」と、体当たり演技宣言。公演は14日から東京都渋谷区内の青年座劇場で。24日まで。問い合わせは(電)03・3467・0439(劇団青年座)。

 

注目情報(PR)