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元アイドルが居酒屋の店主に「毎日一杯だけ飲みに来るお客さんも」

世界一愛のあるバカヤローが聞こえるお店

中華料理博雅

中華料理博雅
寡黙で優しいご主人と明るいチャキチャキ美人女将の名コンビ。さまざまな年齢の地元客がひっきりなしに訪れる、地域の名店だ

「バカヤロー! ちゃんと働いてんのか、この野郎!」  えっ、ビートたけし? 違った。普通の近所のおじさんだ。2軒目にやってきたのは浅草のど真ん中、昭和初期から繁盛している町中華「博雅」。 「昔から面倒見がいいお客さんなんです。気になって様子を見に来てくれたみたい(笑)」
浅草育ちの女将・石塚純子さん、ご主人の石塚慎太郎さん

浅草育ちの女将・石塚純子さん、ご主人の石塚慎太郎さん

 そう笑顔で教えてくれたのは浅草生まれ浅草育ちの女将・石塚純子さん。ミス日本コンテスト・フォトジェニック賞を受賞するなど、美人女将としても名高い。 「5年前に主人と一緒にお店を継ぎました。主人は別の店で料理人をやってたんですが、昔ながらのお店の味をしっかりと覚えてくれたんです」  料理を一手に引き受けるのはご主人の石塚慎太郎さん。 「うちのお店の特徴は中華なのに優しい味というところ。いくら食べても食べ疲れしないのが自慢だね」

女将さんが一番好きなメニューは…

 大将の料理でホッピーが進む。昔は肉屋もやっていた縁で「博雅のシュウマイ」で名高いお店なのだが、実は女将さんが一番好きなメニューは皿ワンタンなんだとか。
おススメメニュー「博雅のシュウマイ」

おススメメニュー「博雅のシュウマイ」

女将さんのイチオシニュー・皿ワンタン

女将さんのイチオシニュー・皿ワンタン

「皮は老舗の製麺会社、浅草開化楼のもの。甘酸っぱいタレのうえに、温かくもちっとしたワンタンがのっかって、いいおつまみになりますよ」一口食べると“口福”が広がった。  こんなうまいもん出されたら、また来ちゃうよバカヤロー! 幸せすぎて思わずタップダンスを踊ってしまった。 <取材・文/ブルボン(週刊SPA!) 撮影/金子シェリー>
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ガールズ居酒屋 ゆうゆの家
住所:東京都台東区千束3-4-8
営業時間:平日19~24時、土日祝17~24時
定休日:不定休(Twitterにて随時告知なので要チェック)
料金:お通し700円(女性0円)、タイムチャージなし、ドリンク600円~、当日限定のお酒も多種用意

中華料理 博雅
住所:東京都台東区浅草1-15-2
営業時間:平日11時半~14時半、17時半~22時、土日祝12時~21時
定休日:水・木
料金:博雅のシュウマイ550円、皿ワンタン500円、野菜炒め770円(卵入りは+110円)、ホッピー550円
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