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「生徒たちが興味持てるようにしたい」、青翔中の生田依子教諭が南極へ 現地からの授業も


 南極観測隊に同行し、現地から衛星回線を通して授業を行う「教員南極派遣プログラム」に県立青翔中学校(御所市)教諭の生田依子さん(40)が選ばれ今年11月、第58次南極地域観測隊とともに南極へ出発する。南極の微生物を調査し、青翔中・高校の生徒と共同研究する予定で、生田さんは「生徒たちが南極での研究に興味を持つようにしたい」と話している。

生田教諭(左端)と共同研究する生徒

生田教諭(左端)と共同研究する生徒

 幼稚園の時に科学雑誌を読んで南極に興味を持つようになったという生田さん。北海道大水産学部に進学、大学院ではウニの発生を研究、南極での研究を目指していた。

 だが、教員の道を選んだことで、南極で研究する夢はあきらめかけていた。そんなとき、県立奈良高校の男性教諭が、平成21年11月~22年3月に第51次南極観測隊に同行したとの新聞記事でプログラムの存在を知り、「南極に行って研究することで、生徒たちと共同研究できる」と応募。「昭和基地の汚水処理棟の汚泥の微生物が発電するのか確かめる」「昭和基地内の微生物の量が、場所によって異なるのか確かめる」の2つのテーマが採用され、派遣が決まった。

 生田さんは、現地での調査・研究データを青翔中学・高校の生徒らの研究データと比較するなどし、共同研究を実施。来年2月にはテレビ会議システムで昭和基地と青翔中学・高校とを結び「南極授業」を行う計画だ。

 生田さんは「『行ければいいな』と思っていた所に行くことができるのは本当にうれしい。夢を持ってそれに向かって準備をしておくことが大事だと思いました」。青翔高校の生徒らも「南極の微生物は日本の微生物より多く発電する可能性もあり、どのように違うのかわかればすごい」と期待している。

 第58次南極地域観測隊(隊長・小山内康人九州大大学院教授)は68人編成。今年11月下旬に日本を出発、豪・フリーマントルで南極観測船「しらせ」に乗船し、南極昭和基地へ向かう。生田さんは夏隊に同行し、来年3月下旬に帰国する予定。

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