天使の誘惑  オックス | 映像・音源で振り返る グループサウンズ フォ-クソング

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曲が売れたら映画化、1960年代はそんな時代でした。この映画も、女優経験のない 「黛ジュン」 が主役として抜擢されているが、思った以上に演技が上手い。
 
オープ二ングは、ヒット曲 「天使の誘惑」 から始まるが、イントロが流れただけで曲がわかる、そんな歌が昔は多かったような気がします。
 
曲と共に水着姿の黛ジュンが現れ、「天使の誘惑」を歌いだすのだが、どんな内容なのだろう~と映画を観ている側はワクワクしてしまう。
 
 
 
映画の内容は、レストランのウェイトレスやス-パ-で働く女性 「黛ジュン」 が、恋や唄に心躍らしながら成長していく青春映画。
 
1960年代の風景がタップリ見られて、それだけでも懐かしさが味わえます。
出演者である 石坂浩二や石立鉄男 が初々しい
 
 
映画の中では、『若大将シリ-ズ』 でお馴染みの田中邦衛が 『若大将シリ-ズ』 の青大将役のように、黛ジュンをドライブに誘い高原へ・・・・
車を運転しながら、ヘタくそな歌を口づさむシ-ンは、青大将そのものだ。
 
 
色々な男性と恋をしたり失恋しながら、大人の世界へ入っていく黛ジュン。ス-パ-を辞め、そしてスナックで働くようになり、ダンディな男性と知り合う。
 
デ-トのシ-ンでは、なぜか男性がプ-ルに飛び込んでしまうのだ。
 
 
ある雑誌で 「ゴ-ゴ-」 がブ-ムだと紹介されているのを見た黛ジュンは、デ-トで 「ゴ-ゴ-ホ-ル」 へ行くのだが、この雑誌をよく見ると 「黛ジュン」 が写っている。
 
勝手に言わさせてもらうと、この映画の一番の見どころは、この 「ゴ-ゴ-ホ-ル」 でオックスが演奏している事だろう。
 
黛ジュンが歌う 「ブラックル-ム」 では、バック演奏をつとめ、またオックスとして 「ガ-ルフレンド」 を歌うシ-ンがある。
 
オックスの曲の中で、「ガ-ルフレンド」 は自分の中ではベスト10に入る名曲です。