今日遊べる?掃除当番?そろばん?
あなたはまっすぐ帰る派だった?道草派だった?
ランドセルの頃から下校する道のりが長く、だから近所の友達と遊びながら帰りました。
もちろん道草が日常茶飯事、まっすぐ下校したなんて記憶にないくらい。
ランドセルを放り出して小川でカニ取りしたり、花冠を作ってはお姫様気分を満喫~♪
秋には木の実を摘み、おやつ代わりに食べながら帰ったな~
だから放置したランドセルを上級生や、時には中学生に発見されて
それで早く帰るように注意されるのが毎日、いつも暗くなって家に着いたかも。
大人になって考えると、どんだけ道草したのかと驚くくらい!
しかも道草に夢中になり過ぎて、日が暮れてやっと慌てて帰ったとは、のんびりしてたな~
ランドセルじゃんけん
みんな、じゃんけんを出す手の順(チョキからとかパーからとか)にクセがあるので、負のスパイラルにはまって負け続け!なんて人もいましたよね。
帰りの通学路に現れる変な商売のおじさん
かわいくてみんな触りたくてしょうがないのだけれど、「触れるのは買った人だけ」とおじさんに言われて、みんなジリジリ。
「欲しい人はお母さんにお金もらっておいで」
ガマンのできない子が「家に行ってもらってくる!」なんて言い出すと、連鎖反応で「私も!」「オレも」なんて言い出して・・・。何人か買ってたなあ。
おじさんの口上も慣れたものだったんですよね。
「今日しか買えない」みたいな。
当時はこの画像みたいにカラフルじゃなくて、木でできていたような気がします。
欲しくて親にねだったけれど、「そんなものインチキ」と速攻で却下されました。
その時は買わなかったのですが、しばらくして縁日で見つけ、買ってしまいました。
実際にやってみると、ずれたり飛んだり、ちょっとだけ練習が必要でした。
けれど2~3個きれいに描けるようになると、「・・・で?」
あの興奮はなんだったのでしょう。
「今日遊べる?」という言葉から始まりました。
掃除当番だったり、塾がある子はちょっとがっかりした顔つき。
「あー、今日そろばんなんだ」
あの頃の習い事は、学習塾をのぞけば、だいたいピアノか習字かそろばんでした。