リンリン・ランランで人気を博した双子の姉妹を覚えていますか?
1972年から香港で「樂家姊妹(ロッカーシスターズ)」として活動後来日し、サンミュージックプロダクションにスカウトされ日本デビューを果たしました。
それ以前には岡山県にあるオフィス星野で、日本語の勉強から歌やダンスの特訓までしていたようです。
恋のインディアン人形
元々の身体能力も優れていたのかもしれませんが、雰囲気から何まで見分けがつかないのが凄いと思ったのは恐らく筆者だけではないはずです。
何より「可愛い双子のインディアン美少女が歌って踊っている」と視聴者に感じさせるインパクトは、現代でも通用するほどの魅力があります。
勿論本来のリンリン・ランランはインディアンではありませんが、今映像を観ても不思議とそう思えてくるんですよね。
中華料理店「留園」のCMソングは一番印象的
東京プリンスホテルのすぐ近くに位置する中華料理店留園は、上海の大財閥「盛一族」の当主が日中友好の為に建設しました。
現在は取り壊されビルディングになっていますが、「留園」という小さなお店が残っているそうです。
当時の建物はなくなってもリンリン・ランランが料理を食べながら、印象的な歌が流れるCMは人々の記憶にしっかりと刻まれていることでしょう。
リンリンランラン 留園 CM オルゴール 着メロ カバー
「リンリンランラン留園 リンリンランラン留園 留園行って幸せたべ~よ」とこの独特な歌詞には無意識に引き込まれませんか?
可愛い双子の美少女にこんな風にお勧めされたら、一度は行ってみようかな~なんて思ってしまうかも!
キャラクターが立っていたからこそ長年注目を浴びていた
「時間ですよ·昭和元年」や「ハテナゲーム」などの番組に出演したり、いくつかのシングル曲も発表しています。
日本での活動に陰りが見えてきてからは活動の場を香港に変更!
広東語で岩崎宏美や桜田淳子の曲をカバーしたものを発表するなど、しばらくは積極的な音楽活動を続けました。
リンリン・ランランのその後は?
リンリン・ランラン 恋のインディアン人形
そこで二人ともパートナーを見つけ結婚し、幸せに暮らしているようです。
1999年1日限定で再復活を果たしたものの、恐らく彼女らの芸能界復帰の可能性はほぼないのではないでしょうか。
但しリンリンの娘が歌手志望とのことなので、何らかの機会に目にすることはあるかもしれませんね。
以上、70年代の懐かしき歌手のリンリン·ランランについて振り返りました。
当時の街並みの映像にオルゴールを流して再現した動画があったので、雰囲気だけでも感じ取って頂ければと思います!
因みに動画冒頭に登場する立派な中国風建築の建物が「留園」です。