そこで今回は、アラフォー世代が泣いて喜ぶ(はず?)のKENWOOD ROXYについて振り返ってみたいと思います。
ROXYの初代モデルは1982年に登場しました
富田靖子 ROXY 30秒CM - YouTube
KENWOOD ROXY - YouTube
トレンディドラマのワンシーンを彷彿とさせるカタログ
バブル期は、テレビもコンポも、大きいこと・豪華なことが正義だった?
グラフィックイコライザー(グライコ)は必須アイテム
グラフィックイコライザー(グライコ)の存在を知ったのもROXY
KENWOODのステッカーを愛車に貼るのがトレンディ!?
KENWOODのステッカーを愛車に貼ろう!
1988年発売のDGシリーズでは、レーザーディスク対応機が登場!
1988年登場のDGシリーズより登場した「LD」仕様機
デモ機と展示されていたのは、DG55かDG77が多かったようです。
CM] KENWOOD ROXY DG77('88) - YouTube
1989年発売のGシリーズでは、より洗練されたデザインに
欲しくても買えない!? フルセットで数10万クラスの価格に愕然・・・。
1990年発売のJシリーズでは、丸みを帯びたフォルムに
AI機能を搭載したJシリーズ。スーパーウーファーもモデルチェンジ
グライコの機能も多様化され、ボタンの数も増えたのもこの頃です。
さて、今回紹介するのはそのシステムコンポの中で当時人気No1だったと思われるKENWOODのROXYです。
ROXYにはCDシリーズとDGシリーズがあり、長い期間テレビCMも流れていました。その全ての広告塔を富田靖子がやっていました。(もちろんパンフも富田靖子です)
当時はレコード盤からCDへの移り変わりの時期でもあり、その為フルオートプレーヤーがオプション扱いとなっていました。その為パンフの定価表示も本体のみの価格とプレーヤー付きの価格が表示されています。ちなみにCD7で本体価格237,800円、プレーヤー付きで279,800円となっています。
他にオプションとしてグライコ、サラウンドプロセッサー、リモコンユニット等も用意されていました。
本体の機能としては特に触れる事はありません。録音時に録音レベルを揃えられるとか、CD再生と同時にカセットデッキが録音状態になるとか、現在のコンポでは当たり前の事ばかりです。(当時はそれがすごい事だったんだけどね)
しかし現在のコンポでは真似できないことが1つだけあります。それは大きさ。CD7で横幅88Cm、奥行き35Cm。小さく軽く高性能が当たり前となってしまった今、住宅事情の変化も手伝って今後フルサイズのこんな大型コンポが流行る事はもう無いでしょう。