魔太郎がくる!!とは?
1972年から1975年にかけて『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載。
見た目も性格もパッとしない典型的「いじめられっ子」である主人公・浦見魔太郎。
毎回様々な人物からいじめを受けるが、どうしても許せない行き過ぎたいじめや悪行に対しては自身の持つ超能力「うらみ念法」やオカルトアイテム、残虐な手段をもってして夜な夜な復讐しにまわる。
藤子不二雄Ⓐ先生は本作について
本日はビッグコミック主催の、藤子不二雄A先生のお誕生日会に陪席させていただきました。御歳84歳にして、この元気。活力。見習わなければなあ。素敵な時間をありがとうございました。いつまでも変わらぬご活躍とご健康をお祈りしております。 pic.twitter.com/NFRvjBsfYn
— 飯塚裕之@日本史探偵コナン全12巻発売中!! (@i_izuka) March 14, 2018
『自分がいじめられっ子だったこともあるのですが、いじめられっ子が実は凄く強くて、やられた相手に大逆襲するような作品なら面白いだろうと思ったのが本作の出発点です』
あらすじ
しかしオカルトの知識に長けた彼は得意の「うらみ念法」を駆使して壮絶な復讐を行う。彼は我慢の限界を超えた屈辱を受けた時、決め台詞「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」(この恨み、晴らさで置くべきか―この恨みを晴らさず放置していいのか)と呟き(宣言して)行動を開始する。
黒魔術によって魔王サタンと契約し、黒マントを羽織り、赤バラ模様のシャツを着て出陣し、加害者に対して壮絶な復讐を展開する。
復讐がえげつない
藤子A不二雄先生の【魔太郎がくる!!】ってマンガをご存知でしょうか、いじめられっ子の魔太郎がいじめた相手を恨み念法って技でやっつける話なんだけど、笑うセールスマンよりもダーティーで、藤子作品の中では13巻もコミックがありながら珍しくアニメ化されてない作品です。僕は好きでした笑 pic.twitter.com/P5xXRL1hA2
— 島口 ホラサイ【YouTube】 (@horasai_youtube) February 20, 2018
イジメられたやり方、同じ方法で復讐するのが、お約束。
主な登場人物
浦見魔太郎(うらみ またろう)
本日無事に弟の葬儀を執り行いました。
— 妖奇七郎・一休でありんす! (@ikkyujapan) March 18, 2018
最後に棺の中に大好きだった「魔太郎がくる」を何冊も納めてあげたでありんす! pic.twitter.com/tmc5R2rDPk
小柄で風采が上がらない眼鏡キャラクター。普段は温厚かつ気が弱いゆえにいじめっ子から理不尽ないじめを受け、悪人から騙されたり利用されたりする。
しかし超能力「うらみ念法」の使い手で、魔王サタンと契約しており、相手を不可思議な力で心身両面を破滅に追い込み恨みを晴らす。