古来の地名と異なる市町村合併後の名に注意
女性セブン2019年9月12日号に、地名由来についての記事が載っています。
女性セブン2019年9月12日号
地名由来に災害の危険性が潜む、市町村合併後の名に注意|ニフティニュース
古来の地名には、その土地の特徴や大災害の歴史が秘められていることが多いという。「自然災害は防げなくても、被害を最小限にすることはできます。その方法の1つが、地名の由来を調べることです」 とは、日本地…
地名にはたいてい、その土地の自然や地形が“記号”として組み込まれているため、地名の由来をひも解けば、過去にどんな災害が起こったのかがわかり、あらかじめ備えられるというわけだ。特に、動物の読み方をする地名には、過去に災害が起こった場所が多いという。
この記事で登場する茨城県の市町村は30年以上前から私の親戚が住んでいることもあり、何度も水害が起きていたことをよく憶えています。古来の地名には、その土地の特徴が埋め込まれているということがよくあるんです。
市区町村合併などを経て景気のいい地名に変換されるケースは多々ありますが、古来の地名を調べることはその土地を知るための貴重な情報源の一つだと思います。
下記、民俗学の山崎先生も寄稿されていますね。
市区町村合併などを経て景気のいい地名に変換されるケースは多々ありますが、古来の地名を調べることはその土地を知るための貴重な情報源の一つだと思います。
下記、民俗学の山崎先生も寄稿されていますね。
「地名」から紐解く先人達のメッセージ、その土地におきた歴史や特徴を子孫に伝えるかつての地名の由来。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
民俗学、それは日常生活の中の風習や行事などの由来を民間伝承の中から紐解いてゆく学問。伝承というと堅苦しく感じるかもしれないが、ごく身近な事象・・・例えば「地名」の由来を調べることも民俗学の範疇である。
「~ヶ丘」や「~台」だから大丈夫と思いきや、それが新しい地名の場合には過去の悪いイメージを消し込む意図で地名変換されている場合もあります。
古来の地名、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
古来の地名、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
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