そもそも「渋カジ」とは?
渋カジとは渋谷系カジュアルの略。アメリカンカジュアル、アメカジから派生したファッションのことです。
頭の先からつま先までアメリカにこだわるというのが渋カジでした。シンプルで飽きの来ないファッションを着こなすというのがコンセプト。渋谷なのですが、アメリカのファッションを取り入れているんですね。
渋谷区、港区、世田谷区など山の手線沿線の高校生から発生したファッションなので渋カジと呼ばれるようになりました。渋谷系ミュージックと同じで渋谷界隈で流行っていたので「渋谷」という名前が付いているんですね。雑誌などが仕掛けた流行ではなく、若者たちの間で自然発生していった流行です。渋谷から派生して全国に広がっていきました。
SNSなどが盛んな現代なら、口コミで広がる流行というのも当たり前ですが、当時口コミではやっていくというのはそれだけの熱量がなければ実現しないのではないでしょうか。
その後、きれいめカジュアルの「キレカジ」、それに反するかのような「ハードアメカジ」も登場。その後は渋カジが多用していき、終焉を迎えることになります。
頭の先からつま先までアメリカにこだわるというのが渋カジでした。シンプルで飽きの来ないファッションを着こなすというのがコンセプト。渋谷なのですが、アメリカのファッションを取り入れているんですね。
渋谷区、港区、世田谷区など山の手線沿線の高校生から発生したファッションなので渋カジと呼ばれるようになりました。渋谷系ミュージックと同じで渋谷界隈で流行っていたので「渋谷」という名前が付いているんですね。雑誌などが仕掛けた流行ではなく、若者たちの間で自然発生していった流行です。渋谷から派生して全国に広がっていきました。
SNSなどが盛んな現代なら、口コミで広がる流行というのも当たり前ですが、当時口コミではやっていくというのはそれだけの熱量がなければ実現しないのではないでしょうか。
その後、きれいめカジュアルの「キレカジ」、それに反するかのような「ハードアメカジ」も登場。その後は渋カジが多用していき、終焉を迎えることになります。
渋カジの定番アイテムといえば!
渋カジの定番アイテムといえばどんなものがあったのか見ていきましょう。
「バンソン(VANSON)」の革ジャン
via www.amazon.co.jp
ハードアメカジの必須アイテムだったライダースジャケット。ジーンズや黒のボトムと合わせる人が多かったと思います。
バンソンは1974年に創業して、83年に一度倒産しています。ですが84年に復活。日本の若者に注目されたことで経営を立て直したそうです。
本格的なアメリカの革ジャンとして今でも人気がありますね。
高価なアイテムですが当時中高生で手に入れていた人も。やっぱり変えなくてずっと憧れていて大人になって手にしたという人もいますね。それだけ時代を象徴するアイテムなのではないでしょうか。
バンソンは1974年に創業して、83年に一度倒産しています。ですが84年に復活。日本の若者に注目されたことで経営を立て直したそうです。
本格的なアメリカの革ジャンとして今でも人気がありますね。
高価なアイテムですが当時中高生で手に入れていた人も。やっぱり変えなくてずっと憧れていて大人になって手にしたという人もいますね。それだけ時代を象徴するアイテムなのではないでしょうか。
「ラルフローレン(PALPH LAUREN)」の紺ブレ
2019.03.28
— SebasTian セバスチャン (@usedSebastian) March 28, 2019
pickup item
Tailored jacket
貴重なラルフの紺ブレ
三つボタンのパッチポケット
完璧なディテール pic.twitter.com/JkU0XBnYix
渋カジといえば紺ブレ!というひとも多いでしょう。こちらはキレカジと呼ばれるキレイめファッションですね。キレカジは雑誌「ポパイ」が渋カジからステップアップしたきちんとしたスタイルということで提唱し、『BRUTUS[ブルータス]』でも特集されたことで人気に火が付きました。
1991年頃には待ちゆく若者はみんな紺ブレを着ているというくらい流行していました。
当時の紺ブレはダブルの金ボタン。ラルフローレンの物が人気がありました。ラルフローレンは紺ブレだけでなく、ボタンダウンシャツやポロシャツ、バッグなども流行していましたね。
ボトムはチノパンやチェックのパンツでかっちりしすぎないのがトレンドでしたね。紺ブレといえば「東京ラブストーリー」の鈴木保奈美さん演じる赤名リカを思い出します。
1991年頃には待ちゆく若者はみんな紺ブレを着ているというくらい流行していました。
当時の紺ブレはダブルの金ボタン。ラルフローレンの物が人気がありました。ラルフローレンは紺ブレだけでなく、ボタンダウンシャツやポロシャツ、バッグなども流行していましたね。
ボトムはチノパンやチェックのパンツでかっちりしすぎないのがトレンドでしたね。紺ブレといえば「東京ラブストーリー」の鈴木保奈美さん演じる赤名リカを思い出します。
「リーバイス(LEVI’S)」の501
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渋カジではジーンズも重要なアイテムです。それより少し前は光GENJIが履いていたケミカルウォッシュのジーンズが流行していました。
ですが渋谷に集まる高校生たちはアメリカの映画などに影響を受け、アメリカ製のリーバイス501をはいていました。現在では高価な商品ですが当時は高校生でもちょっとお小遣いを貯めれば買える金額だったので一気に流行していったんですね。
90年頃からヴィンテージジーンズが流行し、金額も一気に跳ね上がりますが70年代のジーンズはまだまだ手に入れることができました。
その後、渋カジが多用していき、渋カジは終息しますがその頃には、ブラックがグレーに色落ちした古着の501が流行しました。スタイルは違っていてもこの時代のジーンズといえば501だったんですね。
ですが渋谷に集まる高校生たちはアメリカの映画などに影響を受け、アメリカ製のリーバイス501をはいていました。現在では高価な商品ですが当時は高校生でもちょっとお小遣いを貯めれば買える金額だったので一気に流行していったんですね。
90年頃からヴィンテージジーンズが流行し、金額も一気に跳ね上がりますが70年代のジーンズはまだまだ手に入れることができました。
その後、渋カジが多用していき、渋カジは終息しますがその頃には、ブラックがグレーに色落ちした古着の501が流行しました。スタイルは違っていてもこの時代のジーンズといえば501だったんですね。
「ティンバーランド(TIMBERLAND)」のモカシン
via www.amazon.co.jp
渋カジはキレカジであってもあくまでカジュアルなので重くならないようスニーカーを合わせる人も多かったです。
デッキシューズも流行しました。その1つが「ティンバーランド(TIMBERLAND)」のモカシンですね。モカシンというのは1枚の布を使って足を包む混むように作った靴のことです。インナーにファー素材を使ったものが流行していたので秋冬の靴というイメージがあるかもしれません。
ちなみに他には「レッドウィング(RED WING)」のエンジニアブーツや、ニューバランスのスニーカーなども流行していましたね。
デッキシューズも流行しました。その1つが「ティンバーランド(TIMBERLAND)」のモカシンですね。モカシンというのは1枚の布を使って足を包む混むように作った靴のことです。インナーにファー素材を使ったものが流行していたので秋冬の靴というイメージがあるかもしれません。
ちなみに他には「レッドウィング(RED WING)」のエンジニアブーツや、ニューバランスのスニーカーなども流行していましたね。
「レスポートサック(LESPORTSAC)」のナイロンバッグ
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この時代の流行したバッグには「レスポートサック(LESPORTSAC)」のナイロンのショルダーバッグがありますね。レスポートサックは1991年に日本に入ってきたブランドなので渋カジの後半に流行したアイテムになります。
いろんな柄のアイテムがありますが、この頃は無地が流行していました。紺やベージュなどのシンプルな色も流行していましたが差し色に赤やピンクを持っている人も多かったです。バッグだけでなくセットになっているポーチもいいですよね。両方使いこなすのがステイタスという感じでした。
こうして渋カジのアイテムを振り返ってみると1つ1つは今でも使えるアイテムばかりですよね。90年代ファッションのリバイバルともいわれていますが、シンプルなファッションがテーマだっただけあり定番化しているアイテムで時代に左右されていないアイテムが多く感じます。
すべて組み合わせて着ていても、原題でもそれほど浮かないのではないでしょうか。渋カジは現代のファッションのルーツというひともいますが、それも納得です。
いろんな柄のアイテムがありますが、この頃は無地が流行していました。紺やベージュなどのシンプルな色も流行していましたが差し色に赤やピンクを持っている人も多かったです。バッグだけでなくセットになっているポーチもいいですよね。両方使いこなすのがステイタスという感じでした。
こうして渋カジのアイテムを振り返ってみると1つ1つは今でも使えるアイテムばかりですよね。90年代ファッションのリバイバルともいわれていますが、シンプルなファッションがテーマだっただけあり定番化しているアイテムで時代に左右されていないアイテムが多く感じます。
すべて組み合わせて着ていても、原題でもそれほど浮かないのではないでしょうか。渋カジは現代のファッションのルーツというひともいますが、それも納得です。
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