浅香唯、ブレイク前の迷曲『ヤッパシ…H!』
中学卒業と同時に上京した浅香唯は、1985年6月21日にシングル『夏少女』で歌手デビュー。
キャッチフレーズは『フェニックスから来た少女』。
しかし、デビュー曲『夏少女』のオリコン最高位は120位。
2枚目のシングル『ふたりのMoon River』は105位。
飽和状態にあるアイドル激戦の時代、正統派アイドルとして頭角を現すのは難しく全く売れなかった…。
(´_`。)グスン
焦った事務所やレコード会社は、早くも思い切った路線変更を16歳の浅香唯に行わせた。
それが「ちょっとエッチな女の子」路線である。
Y(>_<、)Y
キャッチフレーズは『フェニックスから来た少女』。
しかし、デビュー曲『夏少女』のオリコン最高位は120位。
2枚目のシングル『ふたりのMoon River』は105位。
飽和状態にあるアイドル激戦の時代、正統派アイドルとして頭角を現すのは難しく全く売れなかった…。
(´_`。)グスン
焦った事務所やレコード会社は、早くも思い切った路線変更を16歳の浅香唯に行わせた。
それが「ちょっとエッチな女の子」路線である。
Y(>_<、)Y
ちょっと過激すぎた『ヤッパシ…H!』の歌詞
作詞は森雪之丞・大先生。
依頼に応じて、ポップス・ロックからアニメソングまで何でも作詞してしまう『言葉の魔術師』である。
依頼に応じて、ポップス・ロックからアニメソングまで何でも作詞してしまう『言葉の魔術師』である。
森 雪之丞(もり ゆきのじょう)
1954年1月14日生まれ、東京都出身。
上智大学在学中からオリジナル曲のライヴを始め、同時にプログレッシブ・ロックバンド『四人囃子』のゲスト・シンガーとしても活躍。
1976年に作詞&作曲家としてデビュー。以来、ポップスやアニメソングで数々のヒット・チューンを生みだしたが、90年代以降、布袋寅泰、hide、氷室京介など多くのロック・アーティストからの支持に応え、尖鋭的な歌詞の世界を築き上げた。近年は舞台・ミュージカルの世界でも活躍中。
上智大学在学中からオリジナル曲のライヴを始め、同時にプログレッシブ・ロックバンド『四人囃子』のゲスト・シンガーとしても活躍。
1976年に作詞&作曲家としてデビュー。以来、ポップスやアニメソングで数々のヒット・チューンを生みだしたが、90年代以降、布袋寅泰、hide、氷室京介など多くのロック・アーティストからの支持に応え、尖鋭的な歌詞の世界を築き上げた。近年は舞台・ミュージカルの世界でも活躍中。
via www.asmart.jp
「浅香唯が歌うエッチなアイドルソングを。」という依頼に興奮してかしないでか、テンションMAXな歌詞を大先生は作り上げる。
レイコの自慢は 彼との大胆 night
あるコト ないコト 教えてくれる
冒頭からいきなりエロエロな歌詞。
我々世代にとってカタカナで『レイコ』と言えば、葉山レイコしか浮かばないじゃないか!
しかも、何の偶然か浅香唯と葉山レイコは同い年♪(ともに1969年生まれ。)
さらに、葉山レイコはアイドル時代に「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」に出演しており、南野陽子の麻宮サキとは同級生だった。惜しい~!
(第4話 生徒会長の彼女役)
葉山レイコの初ヌード&初AVは1988年なのでこの曲とは全く関係ないとは思いますがね…
おっさんになってから歌詞を見るとそうとしか浮かばないのだ。
(葉山レイコを知らない、忘れたという方の為に後ほどご紹介!)
我々世代にとってカタカナで『レイコ』と言えば、葉山レイコしか浮かばないじゃないか!
しかも、何の偶然か浅香唯と葉山レイコは同い年♪(ともに1969年生まれ。)
さらに、葉山レイコはアイドル時代に「スケバン刑事Ⅱ少女鉄仮面伝説」に出演しており、南野陽子の麻宮サキとは同級生だった。惜しい~!
(第4話 生徒会長の彼女役)
葉山レイコの初ヌード&初AVは1988年なのでこの曲とは全く関係ないとは思いますがね…
おっさんになってから歌詞を見るとそうとしか浮かばないのだ。
(葉山レイコを知らない、忘れたという方の為に後ほどご紹介!)
A! A響されて B! Bン感しちゃう
C! Cらないうちに熱くなる
「あいうえお作文」ならぬ、アルファベットによる「ABC作文」が始まった。
「影響→A響」
「敏感→B感」
「知らない→Cらない」
学校じゃそんな日本語の使い方を教わらなかった…
「影響→A響」
「敏感→B感」
「知らない→Cらない」
学校じゃそんな日本語の使い方を教わらなかった…
恋のアルファベットが 過激に進めば
愛の手前は Iの手前は ヤッパシ H !
おおおおおおぉぉぉ!
そうだ、そうだった。
『ABCDEFGHI』
たしかに『I』の前には『H』がある。
だが愛より前にHとはけしからん。
しかもヤッパシって。
未成年の16歳、売り出し中の美少女アイドルになんてことをサビで歌わせるんだ!
そうだ、そうだった。
『ABCDEFGHI』
たしかに『I』の前には『H』がある。
だが愛より前にHとはけしからん。
しかもヤッパシって。
未成年の16歳、売り出し中の美少女アイドルになんてことをサビで歌わせるんだ!
D! Dトの朝は E! Eけない想像
F! Furachiな少女 憧れる
さすが森雪之丞大先生、「ABC」と「HI」だけでは終わらない。
きっちり2番の歌詞には続きを入れてる。
「Dト→デート」
「いけない→Eけない」
「不埒な→Furachiな」
おお、今度はそう来たか!
きっちり2番の歌詞には続きを入れてる。
「Dト→デート」
「いけない→Eけない」
「不埒な→Furachiな」
おお、今度はそう来たか!
恋のアルファベットを 教えてほしいの
大人ぶるには 大人ぶるには ヤッパシ H !
過激なフレーズをたくさん使いながらも、「実は未熟な私」、「なぜか怖くて逃げた」、「大人ぶるには」ときっちりフォロー。
『エッチに興味津々だけど、未経験でホントは奥手な女の子』という可愛らしさを表現し、アイドルとして大事な部分は残している。
こうして、森雪之丞・大先生は『エッチなアイドルソング』というテーマをこれ以上ない形で完成させたのであった。
『エッチに興味津々だけど、未経験でホントは奥手な女の子』という可愛らしさを表現し、アイドルとして大事な部分は残している。
こうして、森雪之丞・大先生は『エッチなアイドルソング』というテーマをこれ以上ない形で完成させたのであった。
ちょ~きちょ~!浅香唯『ヤッパシ…H!』の動画
浅香唯『ヤッパシ…H!』PV
時代を感じさせるテイストのプロモーションビデオ。
この中ではエッチっぽい感じは全く打ち出していない。
エッチな歌詞だが可愛らしく歌って、ヤラシさは感じさせないというのが戦略だったのだろうか。
この中ではエッチっぽい感じは全く打ち出していない。
エッチな歌詞だが可愛らしく歌って、ヤラシさは感じさせないというのが戦略だったのだろうか。
浅香唯『ヤッパシ…H!』
ABCテレビ『おはよう朝日です』に出演時の映像。
浅香唯は後に、『ヤッパシ…H!』のミニスカ衣装が恥ずかしかったと語っている。
浅香唯は後に、『ヤッパシ…H!』のミニスカ衣装が恥ずかしかったと語っている。
via www.youtube.com
via vtv.sakura.ne.jp
過激な歌詞なのにCMソングに抜擢された『ヤッパシ…H!』
歌番組や朝の情報番組でもビックリされそうな歌詞の『ヤッパシ…H!』だが、実はナショナルの照明『Love eye』のCMソングにも抜擢されている。
via i.imgur.com
作詞: 森雪之丞
作曲: 馬飼野康二
B面の曲は『ピンクの結晶(クリスタル)』