ヌンチャク
『飽きたから・・・』という名言を残し解散する。
出身地である柏をフィーチャーした意味不明の歌詞と、ハードコア・サウンドにヒップホップ・テイストを加えた斬新的なスタイルで活躍したバンド
腹の底からすり潰すように吐出されるムカイの低音と甲高い金切り声のようなクニとのツインボーカル。のちの数々のハードコアバンドに影響をあたえたといっても過言ではないスタイルは当時唯一無二の存在感を誇っていました。
バンド経歴
またヌンチャクは、GARLICBOYSとハイスタンダードの千葉公演に出演していました。
1stアルバム『『ヌンチャク』でROTTEN ORANGEよりデビュー
2. やってみよう
3. くじゃく王
4. 悶絶グルーヴ
5. るれくてしラェフ?
6. オレシャーシャー
7. 部屋ト調教師ト私
8. システムシットのつもり
9. 3コードで悪いか
10. アナル窒息
地元意識丸出しの下品かつ意味不明な歌詞とハードコア・サウンドに、HIP HOPテイスト加えた斬新かつ奇跡なスタイルで1stアルバムながらオリコン・インディーズチャート第1位獲得、AIR JAM ’97出演、赤坂BLITZ解散ライブ即完、千葉県柏市の全国区化
CDを出してからのヌンチャクの勢いは止まる事を知らず、全国にその名を響かせるまでになった。どこの会場も常にソールドアウト、街を歩けば後ろ指を指され、自分の口座を見るともの凄い額のお金が入ってるような生活。
1996年に2ndアルバム『ヌンチャクラ』を発売。
2. 唄ってマスラオ
3. マラダイス
4. 気くばり大将
5. ヌンチャクラ
6. はけ口ドール
7. アナタBOMBワタシ爆死
8. デンパガール
9. くじゃく王’96
1997年に3ndアルバム『都部ふぶく』を発売する。
2. 人情ヴァイオレンス
3. アジアの重鎮
4. 腕前アヴェニュー
5. ずぼらな瞳
6. スポーツ助け船
7. 舌打ち生活
8. ポックリ貫禄
9. メタルショック
10. サラダ君
11. 黒ぶちロックンロール
12. 茶髪白書
2007年に再結成。9月15日恵比寿LIQUIDROOMと9月29日柏ALIVEの2ヶライブを行う。
下記にバンド活動でのエピソードが書かれています。
ALIVEの歴史は古くもないが新しくもない - 向達郎(kamomekamome)
ALIVEオーナーの髪が長かったあの頃や、氏のバンド、ヌンチャクの結成時の話など。
ヌンチャクはどんなバンドか?!
このバンドの下世話でわけがわからない歌詞も極めてインパクトが強く、元祖マキシマムザホルモン的変態バンド。音楽性としてはBiohazardが近いが、ギターサウンドはKornに似ている。しかし、Kornのように芸術性が高いわけではないので注意。
歌唱法の味と掛け合いの面白さは勿論として、メッセージ性を乗せると言うよりはほとんど語録のような言葉の羅列。しかしその言葉は鋭敏でありながら粘着質な、しかも抜けのあるセンスによって編み上げられてた。性急な音楽とあいまってその作品世界はいつも僕を何か引っ掛けた。直接的には師匠分のガーリックボーイズの影響が強く見られたが、ヴォーカル向氏の方向としてはあぶらだこのような展開が期待できたのではないだろうか。勿論向色としての、である。
作品そのものは軽くて飽きやすい所がある分、コンスタントに多くの作品が発表されれば、または趣味を煮詰めたモノが聞けると良いなあと思っていたが、解散以来ヴォーカル向井氏の唄が聞ける音源は知る限りでダッフルズの「暴力フォーエバー」とパワージャーマニーズの「大地鬼殺しを呑む」(ヌンチャクの元ヴォーカル、向&クニの二人とユナイテッドによる企画ユニット)の二枚しかない。「暴力フォーエバー」はかなりの力作であった。実験的な要素が強く、発売当時はうまく受け入れられなかったのか、中古屋にたくさん並んでいた
メンバーは、
Tatsuo Mukai (向達郎) - Vo.
Kuniharu Okada (岡田邦晴) - Vo.
Kazunori Mizoguchi (溝口和紀) - Gt.
Jun Kojima (小島淳) - Ba.
Ryohei Iizumi (飯泉良平) - Dr.