1940年代から1960年代の金田一耕助 7名
片岡千恵蔵(1947年) 三本指の男(本陣殺人事件) 1947年 東横映画
片岡千恵蔵の金田一耕助
三本指の男(本陣殺人事件) 1947年 東横映画
獄門島(前後編) 1949年 東映京都
八ッ墓村 1951年 東映京都
悪魔が来りて笛を吹く 1954年 東映京都
犬神家の謎・悪魔は踊る(犬神家の一族) 1954年 東映京都
三つ首塔 1956年 東映京都
いずれも監督は松田定次。「ソフト帽にネクタイ、トレンチコート」が定番スタイル。巧みな変装術を得意とし、ピストルの名手であり、女性の助手を従えている。この「初代金田一耕助」である片岡千恵蔵については、「スーツにソフト帽でピストルを振り回している姿」が時折り揶揄の対象となるが、ここでの金田一は、戦前の因習にとらわれた封建的な動機による殺人を、戦後の民主的な精神によって断罪する「民主主義の使者」として描かれており、アメリカ帰りという設定ともども、スーツ姿は民主主義の象徴として必然であった。
(出典:Wikipedia「金田一耕助」)
獄門島(前後編) 1949年 東映京都
八ッ墓村 1951年 東映京都
悪魔が来りて笛を吹く 1954年 東映京都
犬神家の謎・悪魔は踊る(犬神家の一族) 1954年 東映京都
三つ首塔 1956年 東映京都
いずれも監督は松田定次。「ソフト帽にネクタイ、トレンチコート」が定番スタイル。巧みな変装術を得意とし、ピストルの名手であり、女性の助手を従えている。この「初代金田一耕助」である片岡千恵蔵については、「スーツにソフト帽でピストルを振り回している姿」が時折り揶揄の対象となるが、ここでの金田一は、戦前の因習にとらわれた封建的な動機による殺人を、戦後の民主的な精神によって断罪する「民主主義の使者」として描かれており、アメリカ帰りという設定ともども、スーツ姿は民主主義の象徴として必然であった。
(出典:Wikipedia「金田一耕助」)
via mini-theater.com
岡譲司(1952年) 毒蛇島奇談・女王蜂 1952年 田中重雄監督 大映
岡譲司の金田一耕助
岡譲司の金田一耕助もとってもダンディーです。ハードボイルドな感じ。
犯人と毒薬(オリジナル)
無言の証人(オリジナル)
花と注射器(オリジナル)
霧の中の女
ある夫婦(オリジナル)
釣堀に現れた女(オリジナル)
泥の中の顔(原作『泥の中の女』の原題)
深夜の客(オリジナル)
アパートの3階の窓(オリジナル)
棄てられたダイヤ(オリジナル)
カバンの中の女(原作『鞄の中の女』)
いずれも「月曜日の秘密シリーズ」として1957年2月18日 - 4月29日に放映されたもの。
(出典:Wikipedia「金田一耕助」)
犯人と毒薬(オリジナル)
無言の証人(オリジナル)
花と注射器(オリジナル)
霧の中の女
ある夫婦(オリジナル)
釣堀に現れた女(オリジナル)
泥の中の顔(原作『泥の中の女』の原題)
深夜の客(オリジナル)
アパートの3階の窓(オリジナル)
棄てられたダイヤ(オリジナル)
カバンの中の女(原作『鞄の中の女』)
いずれも「月曜日の秘密シリーズ」として1957年2月18日 - 4月29日に放映されたもの。
(出典:Wikipedia「金田一耕助」)
via buta-neko.net
河津清三郎(1954年) 幽霊男 1954年 小田基義監督 東宝
河津清三郎の金田一耕助
背広姿の金田一耕助
河津清三郎主演の「幽霊男」は東宝らしい都会派スリラーでエログロ描写が大胆。美女の裸体と死体の連続。70年代の江戸川乱歩のテレビドラマ・美女シリーズ的な香り。とても面白い娯楽作品。
河津清三郎主演の「幽霊男」は東宝らしい都会派スリラーでエログロ描写が大胆。美女の裸体と死体の連続。70年代の江戸川乱歩のテレビドラマ・美女シリーズ的な香り。とても面白い娯楽作品。
池部良(1956年) 吸血蛾 1956年 中川信夫監督 東宝
池部良の金田一耕助
背広姿の金田一耕助。
池部良さんの金田一耕助までは、ダンディでハードボイルドなかっこいいクールな男という印象。
池部良さんが主演の「吸血蛾」は東宝のエログロ度合いは、幽霊男より控えめなスリラー映画。
池部良さんの金田一耕助までは、ダンディでハードボイルドなかっこいいクールな男という印象。
池部良さんが主演の「吸血蛾」は東宝のエログロ度合いは、幽霊男より控えめなスリラー映画。
高倉健(1961年) 悪魔の手毬唄 1961年 渡辺邦男監督 ニュー東映
via mini-theater.com
via blogs.c.yimg.jp
船山裕二(1962年) ミステリーベスト21・白と黒 1962年
船山裕二さんのの金田一耕助に関して該当資料が見つからず。
「ミステリーベスト21・白と黒 1962年」の再放送もなく、写真資料も入手困難で幻の作品と言われる。
「ミステリーベスト21・白と黒 1962年」の再放送もなく、写真資料も入手困難で幻の作品と言われる。
金内吉男(1969年) 怪奇ロマン劇場・八つ墓村 1969年
via twitter.com
1970年代の金田一耕助 7名
中尾彬(1975年) 本陣殺人事件 1975年 高林陽一監督 映像京都+ATG、大映京都撮影所、たかばやしよういちプロ
via buta-neko.net
戦後の千恵蔵の「多羅尾伴内」と「金田一耕助」の人気現代劇シリーズについて、千恵蔵本人は次のように語っている。
「多羅尾伴内、あれは時代劇みたいなものですね。現代のカッコしてますが現代劇とは言えないでしょう。金田一耕助は、原作者には申し訳なかったと思ってます。
この名探偵は、エエカッコしてはいけないのですよ。ヨレヨレの着物ですか、これでなければいけないのです。
でも当時は、それでは通らなかったですね。スマートにしないと、映画の主人公は通用しなかったのですよ。
スター本位でしたから、スターのイメージを、壊してはいけなかったのですね。今なら原作通りでやれますが、当時はスマートなカッコしないと、おさまらなかったのですよ。これは今でも心苦しく思っています。」
(出典:Wikipedia「片岡千恵蔵」)