舞台「ハイスクール!奇面組」シリーズの第3弾!『危機一髪!修学旅行編』がスタート!!
東京・草月ホールにて、80年代ジャンプ黄金期の傑作ドタバタコメディー「ハイスクール!奇面組」の舞台「舞台『ハイスクール!奇面組3』~危機一髪!修学旅行編~」の公演がスタートしました。11月18日に初日を迎えており、公演期間は11月23日まで。
今回でシリーズ第3弾となる本作は、「一応高校」に通う、一堂零(平野良)、冷越豪(寺山武志)、出瀬潔(もう中学生)、大間仁(高木晋哉(ジョイマン))、物星大(井深克彦)の5人で構成される名物集団「奇面組」と、河川唯(和田まあや(乃木坂46))宇留千絵(西田薫子)などの個性的なキャラクターたちが活躍する学園ドタバタギャグ・コメディ。高校生活最大のクライマックス、修学旅行を舞台に今回もハチャメチャな騒動が巻き起こります。
舞台『ハイスクール!奇面組3』のレポートが到着!
ゲネプロ(通しリハーサル)では、平野を中心にした奇面組チームが今回ののびのびと全力でギャグをやり通していたが、時には零と唯の恋の行方、京都で出会った謎の少女痩猪エルザ(宮澤雪)と潔との淡い恋心、また彼らの担任の事代作吾(なだぎ武)と若人蘭(倉田瑠夏)そして日条左半次(桜庭大翔)との三角関係のもつれなども織り交ぜられ、最初から最後までクスクス笑いから大笑いまで様々な笑い声が響き渡っていた。
ゲネプロ後行われた囲み会見では、平野、寺山、もう中学生、高木、井深、 和田、なだぎが演出のなるせゆうせいと共に出席し、今の心境を語った。平野は「3回もこのシリーズができるなんて夢のよう」と語り、「キャストも新メンバーが入って。(ギャク・コメディの)原石が入ってきた」と嬉しそう。新加入の和田は「乃木坂46ではピンクの髪なんてできないですし、濃いメイクというのも初めて。薄いね、と言われたのでアイラインを濃くしてみました」と新鮮な体験を口にしていた。
なだぎは「ここからどんどん熱量を上げていく演劇となりそう」と胸を張り、井深は「まさか自分が参加できるとは嬉しいような微妙なような……」と言葉を濁して他メンバーに総ツッコミをうけ、もう中学生は「いいお勉強をさせていただいています。皆さんに熱量を伝えていきたい。楽日には皆2cmずつ身長が伸びているくらい成長していると思う」と笑いを誘う。
寺山は「キャスト皆年齢が上がってきていて舞台袖で(疲労で)真顔になっている。乗り越えないと!」と正直な感想を口にし、高木は「明らかに回を追うごとに自分の台詞が減っていって、持ちネタのラップはやらせていただいていますが、その回数も減っていて」と苦笑しながら心情を語ると皆から笑い声が沸き起こっていた。
なるせは「いろいろな意味で舞台をやれるという事が難しくなっている今、この舞台を上演する事ができた」と喜びを口にしていた。なお、劇中でなるせのプライベートネタをキャストたちがいじる場面があったが「なるせさんから叙々苑の弁当の差し入れが本当に欲しいです」と平野が言うと全員が「宜しくお願いします!」となるせに向かって頭を深々と下げてなるせを困らせていた。
新メンバーに質問が飛ぶと、和田は小柄で顔も小さい事を「こしひかりみたいと言われた」と暴露すると隣で平野が大きさを手で指し示しながら大笑い。また井深は前回まで大役を演じていた鳥越裕貴から「毎回リップの色を替えていたと聞いてそれは今回受け継ぎたい」とニッコリ笑顔を浮かべていた。
そして新婚ホヤホヤのなだぎは奥様が観に来るのか?と聞かれると「どうしようかな~って言ってます」と照れながら答え、一同大爆笑となっていた。
📺JUMP 2020/11/21 14:30
奇面組の個性豊かな変態衆は東京オリンピック´64の前後ころ産まれた方々です