ポパイの英語遊び(ファミコンソフト)の概要
ファミリーコンピューターが任天堂から発売されたのが同年の7月15日なので、ファミコン初期に登場したゲームの一つに数えられます。
ジャンルとしてはアクションゲームという側面もありますが、あえて言うなら「教育ゲーム」や「知育ゲーム」と呼べる、当時のゲームでは非常に珍しい内容になっています。
ポパイの英語遊び(ファミコン)のゲーム内容
まずは、プレイ動画をご覧ください。
ポパイの英語遊び(FC) プレー動画
ポパイの英語遊び(ファミコン)の基本ルール
.画面中央に現れる日本語の意味を持つ英単語に「使われるアルファベット」を埋める
ただ、それだけのゲームとなっています。
また、詳しくは後述しますが「word catcher」という二人プレイモードの場合は、ゲーム性が少し異なります。
word catcherモードでは、オリーブ(ヒロイン)が投げるアルファベットを拾いながら、どちらが正しい英単語を早く作れるかを競うゲームで遊ぶ事ができます。
ポパイの英語遊び(ファミコン)のエンディングについて
間違ったアルファベットを選択する毎に-100点のペナルティとなり、10回間違うと自動的に次の問題へと進んでしまいます。
また、ギブアップ(?を選択する事で無得点で正解が表示される)した場合も、得点を得ることが出来ません。
このようなルールの中で、最終的に8000点以上をキープするとポパイとオリーブをハートが包み込み、祝福する画でエンディングを迎えることが出来ます。
尚、8000点未満ではハートがブルート(敵)に壊されてしまい、5000点を下回った場合にはオリーブが連れ去られてしまうエンディング画面になってしまいます。
ポパイの英語遊び(ファミコン)のゲームモード
1.WORD PAZZLLE A
WORD PAZZLLE Aモードが基本モードとなっていて、問題文に日本語訳のカタカナ表記が出るので、対応する英単語に使用されるアルファベットを選んで高得点を目指すゲームとなっています。
尚、モードを選んだあとに6種類のカテゴリを選択する事が可能で
・ANIMAL⇒動物など生き物を表す問題が出題される
・COUNTRY⇒国名を表す問題が出題される
・FOOD⇒食べ物や食材を表す問題が出題される
・SPORTS⇒スポーツを表す問題が出題される
・SCIENCE⇒科学に関連する問題が出題される
・OTHER⇒その他の様々な言葉を表す問題が出題される
得意なジャンルや、苦手なジャンルなど任意で出題傾向を選んで学習出来る様に配慮されています。
2.WORD PAZZLLE B
基本的にモードAと同じですが、ヒントとなる日本語訳が表示されないので「文字数」を頼りに問題を解く必要があるモード。
難易度が異次元で、同じ文字数で考えられる英単語が複数あると運ゲーになってしまう事も。
3.WORD CATCHER
二人プレイ専用モード。
WORD PAZZLEとは異なり、中央上部に居るオリーブがランダムに投げるアルファベットを集めて英単語を相手より早く完成させる事を競うモード。
1P側はポパイを2P側は敵役のブルートをそれぞれ操作して、先に5個の英単語を完成させた方が勝利となります。
ポパイの英語遊び(ファミコン)の評価や売り上げについて
ポパイの英語遊び(ファミコン)は売れたのか
しかし、残念ながらポパイの英語遊びが歴代売上ランキングに顔を出す事は無く、メガヒットとはいかなかったようです。
ポパイの英語遊び(ファミコン)の評価は意外に高い!
ポパイの英語遊びやドンキーの算数遊びなどは、大人になってからの方が意外と楽しめますね。 pic.twitter.com/Rh0j7IwF4r
— レトロゲーマー・アジャキング (@TheAmazonia) June 5, 2018
「ポパイの英語遊び」はゲームに含まれるのか問題とか出てきそう。
— ひげよし (@HIGEYOSI360) January 10, 2020
当時は「ポパイの英語遊びはゲームじゃなくて勉強だからセーフだよね」という理論でファミコンを買ってもらいましたよ。 pic.twitter.com/ND5aVTqFDh
当時は親にファミコンを購入してもらう「口実」として一役買っていたゲームでもあります。
今後も『ポパイの英語遊び』の対戦が異常に熱いということを知らしめていきたいと思います
— 罰 (@baddy) October 6, 2018
確かに、ゲーム操作のみならず英語力も競えるので、対人戦は盛り上がるかもしれませんね。